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第五章 ハルバータの姫君
第百五十話 ハルバータへ向けて
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ハルバータから来たアメリアを保護した零夜達は、その世界に向けての準備をしていた。荷物は既に揃っていて、後は作戦会議を行うのみとなっている。
「今回の任務はハルバータのトンガラ渓谷に向かい、マギアス討伐と課題であるアルメリアスの紋章の回収を行う事になるわ。二つの重大な任務となるけど、あなた達ならやれると信じているから」
「ありがとうございます。ですが、ハルバータにアークスレイヤーの戦士達がいるのでしょうか?」
メディアからの笑顔のエールに対し、零夜が代表して一礼する。しかし、ハルバータにアークスレイヤーがいるとなると、奴等まで相手にしなければならなくなる。それに関しては避けたいぐらいで、任務が失敗になる可能性もあり得るだろう。
「アークスレイヤーの戦士達はいないみたい。今回ばかりはその任務に集中できるわ」
「良かった……」
メディアからの説明を聞いた零夜達は、安堵のため息をつきながら盛大に息を吐く。アークスレイヤーの戦士達まで出てきたらパニックになるのも無理なく、逆に騒動の種が増えてそれどころではなくなるのだ。
するとアークスレイヤーの話を聞いたアメリアは、手を叩きながらある事を思い出していた。
「アークスレイヤーについてですが、確かハインお兄様、メルトの部下である八戦士によって全て倒したそうです。その期間僅か一ヶ月」
「「「ええっ!?」」」
アメリアからの仰天発言に、零夜達は一斉に驚きを隠せずにいた。ハーベスタにも選ばれし戦士達がいるみたいだが、アークスレイヤーを倒せる実力者がいるので、その世界は安泰しているだろう。しかし、その世界にある敵の組織を、僅か一ヶ月で全て倒すのはあり得ないレベルだ。
「アメリア姫、その方々って強いのですか!?」
「ええ。滅茶苦茶頼りがいがあって強いです。ハインお兄様の方はシルバーファング、メルトの方はロイヤルグリズリーズとなっています」
「なるほど。またライバルが増えたみたいね……」
アメリアは新たなライバル「シルバーファング」、「ロイヤルグリズリーズ」の事を説明し、その件について皆は納得の表情をする。其の為、ハルバータの英雄まで呼ばれているとなると、かなり手強いイメージになるだろう。
特にエヴァは二つのチームに対して真剣な表情をしている。こちらの課題に立ちはだかるチームとして、自分達の前に降臨するだろうと考えているのだ。
「後はマギアスを呼び出した張本人ね。それが誰なのか分かる?」
「その件についてですが、残念ながら知らなくて……」
マリーからの質問に対し、アメリアは首を横に振りながら否定。そこまで分からないとなると、正体は自らの手で調べたり、捕まえたりするしかなさそうだ。
「となると、残るはハルバータに行って調べておかないとね。そうと決まれば早速出発しましょう!」
マリーの合図で全員が一斉に頷き、彼女達はそのまま出発に向かい出す。アークスレイヤーがいなくても、任務と課題がある以上は見過ごせない。これもトーナメントに進出する為の第一歩なのだろう。
「マギアスを出した人物特定なら、私の犯人特定スキルで見つかるわ。後は資料を集めてから調査しておかないと!」
「そうですね。でしたら図書館がありますので、そちらにも案内します!」
アミリスは笑顔でウインクしながらアメリアに説明し、彼女は資料がある図書館にも案内する事を決断した。そのまま一向は出発の準備を取り終え、ハルバータに向けて転移しようとしていた。
「今回は単独チームで挑む事になるわ。サンペイは待機となるけど、通信担当をお願いね」
「あいよ!後は頼んだよ!」
「ええ!それじゃ、全員で行くわよ!」
マリーの声により全員が一斉に頷き、彼女達はそのままハルバータへと転移した。アメリアを王にする為だけでなく、自分達の課題を達成する為にも……
※
同時刻、ヴァルムント王国にある城の中では、金髪の男性がエリート集団のシルバーファングの面々と話していた。彼こそ王位第一継承者のハインであり、王に近い男と言われているのだ。
「やはりマギアスはそう簡単にはいかないか。怪我の具合はどうだ?」
ハインはシルバーファングのリーダーであるヴィリアンに視線を移し、今回の戦いの報告を確認していた。彼等はところどころに傷を負っていて、ダメージについては数日で回復するだろう。
「ああ。二日か三日で完治する。けどな……俺達はこんなところで立ち止まる訳にはいかねえからな……」
ヴィリアンは包帯をところどころに巻いていて、傷をゆっくりと治していた。マギアスを甘く見ていた自分にも原因があったが、何よりこの傷では完治するまでには時間が掛かる。残念ながらこれが現実といっても良いだろう。
「そうか……だが、メルトの方もお前達と同じく、選ばれし八人を用意しているからな。次は奴等がたちむかうだろう」
「忌々しいロイヤルグリズリーズか!彼奴等は俺達に対してしつこいからな……」
ハインの説明に格闘家のマンティは、ライバルのロイヤルグリズリーズが動き出す事にイライラを募っていた。それは他のメンバーも同様で、心の底から恨んでいるのであった。
※
隣りにある別の部屋。そこでは中学生ぐらいで第二継承者のメルトと、彼の配下であるロイヤルグリズリーズのメンバーが話し合いをしていた。その内容は当然マギアスの事で、シルバーファングの失敗に笑っていたのだ。
「兄上達の失敗は当然の結果だ。こちらにチャンスが回ったとなると、上手くやれば僕が王になれる。準備はできているかい?」
メルトの質問に対し、聖騎士のホーネットは真剣な表情で頷く。ロイヤルグリズリーズは落ちこぼれで集まったメンバーだが、団結力なら誰にも負けない強さがあるのだ。
「勿論です!我々ロイヤルグリズリーズはあのシルバーファングとは違い、団結力が持ち味。必ずや戦果を果たしてみせましょう!」
ホーネットはメルトに対して自信満々に宣言し、他の皆も同意する。団結力がある彼等だからこそ、自信満々と言えるだろう。
「よし!ハイン兄さんより先に王位を取る為にも、マギアスを倒してくれ!期待しているぞ!」
「「「はっ!」」」
メルトは笑顔でホーネット達にエールを送り、彼等は一礼したと同時に回れ右をする。そのままその場から立ち去り、マギアスの討伐へと向かったのだった。
※
ハインとメルトは王に近い存在の二人であり、彼等にはそれぞれの神様から選ばれし戦士達を与えられている。ハインはエリート集団のシルバーファング、メルトは落ちこぼればかりを集めたロイヤルグリズリーズだ。
ハインとメルトは王位継承で対立していると同時に、シルバーファングとロイヤルグリズリーズも優秀と落ちこぼれで対立している。本当に何時になったら終わるのやら……
「今回の任務はハルバータのトンガラ渓谷に向かい、マギアス討伐と課題であるアルメリアスの紋章の回収を行う事になるわ。二つの重大な任務となるけど、あなた達ならやれると信じているから」
「ありがとうございます。ですが、ハルバータにアークスレイヤーの戦士達がいるのでしょうか?」
メディアからの笑顔のエールに対し、零夜が代表して一礼する。しかし、ハルバータにアークスレイヤーがいるとなると、奴等まで相手にしなければならなくなる。それに関しては避けたいぐらいで、任務が失敗になる可能性もあり得るだろう。
「アークスレイヤーの戦士達はいないみたい。今回ばかりはその任務に集中できるわ」
「良かった……」
メディアからの説明を聞いた零夜達は、安堵のため息をつきながら盛大に息を吐く。アークスレイヤーの戦士達まで出てきたらパニックになるのも無理なく、逆に騒動の種が増えてそれどころではなくなるのだ。
するとアークスレイヤーの話を聞いたアメリアは、手を叩きながらある事を思い出していた。
「アークスレイヤーについてですが、確かハインお兄様、メルトの部下である八戦士によって全て倒したそうです。その期間僅か一ヶ月」
「「「ええっ!?」」」
アメリアからの仰天発言に、零夜達は一斉に驚きを隠せずにいた。ハーベスタにも選ばれし戦士達がいるみたいだが、アークスレイヤーを倒せる実力者がいるので、その世界は安泰しているだろう。しかし、その世界にある敵の組織を、僅か一ヶ月で全て倒すのはあり得ないレベルだ。
「アメリア姫、その方々って強いのですか!?」
「ええ。滅茶苦茶頼りがいがあって強いです。ハインお兄様の方はシルバーファング、メルトの方はロイヤルグリズリーズとなっています」
「なるほど。またライバルが増えたみたいね……」
アメリアは新たなライバル「シルバーファング」、「ロイヤルグリズリーズ」の事を説明し、その件について皆は納得の表情をする。其の為、ハルバータの英雄まで呼ばれているとなると、かなり手強いイメージになるだろう。
特にエヴァは二つのチームに対して真剣な表情をしている。こちらの課題に立ちはだかるチームとして、自分達の前に降臨するだろうと考えているのだ。
「後はマギアスを呼び出した張本人ね。それが誰なのか分かる?」
「その件についてですが、残念ながら知らなくて……」
マリーからの質問に対し、アメリアは首を横に振りながら否定。そこまで分からないとなると、正体は自らの手で調べたり、捕まえたりするしかなさそうだ。
「となると、残るはハルバータに行って調べておかないとね。そうと決まれば早速出発しましょう!」
マリーの合図で全員が一斉に頷き、彼女達はそのまま出発に向かい出す。アークスレイヤーがいなくても、任務と課題がある以上は見過ごせない。これもトーナメントに進出する為の第一歩なのだろう。
「マギアスを出した人物特定なら、私の犯人特定スキルで見つかるわ。後は資料を集めてから調査しておかないと!」
「そうですね。でしたら図書館がありますので、そちらにも案内します!」
アミリスは笑顔でウインクしながらアメリアに説明し、彼女は資料がある図書館にも案内する事を決断した。そのまま一向は出発の準備を取り終え、ハルバータに向けて転移しようとしていた。
「今回は単独チームで挑む事になるわ。サンペイは待機となるけど、通信担当をお願いね」
「あいよ!後は頼んだよ!」
「ええ!それじゃ、全員で行くわよ!」
マリーの声により全員が一斉に頷き、彼女達はそのままハルバータへと転移した。アメリアを王にする為だけでなく、自分達の課題を達成する為にも……
※
同時刻、ヴァルムント王国にある城の中では、金髪の男性がエリート集団のシルバーファングの面々と話していた。彼こそ王位第一継承者のハインであり、王に近い男と言われているのだ。
「やはりマギアスはそう簡単にはいかないか。怪我の具合はどうだ?」
ハインはシルバーファングのリーダーであるヴィリアンに視線を移し、今回の戦いの報告を確認していた。彼等はところどころに傷を負っていて、ダメージについては数日で回復するだろう。
「ああ。二日か三日で完治する。けどな……俺達はこんなところで立ち止まる訳にはいかねえからな……」
ヴィリアンは包帯をところどころに巻いていて、傷をゆっくりと治していた。マギアスを甘く見ていた自分にも原因があったが、何よりこの傷では完治するまでには時間が掛かる。残念ながらこれが現実といっても良いだろう。
「そうか……だが、メルトの方もお前達と同じく、選ばれし八人を用意しているからな。次は奴等がたちむかうだろう」
「忌々しいロイヤルグリズリーズか!彼奴等は俺達に対してしつこいからな……」
ハインの説明に格闘家のマンティは、ライバルのロイヤルグリズリーズが動き出す事にイライラを募っていた。それは他のメンバーも同様で、心の底から恨んでいるのであった。
※
隣りにある別の部屋。そこでは中学生ぐらいで第二継承者のメルトと、彼の配下であるロイヤルグリズリーズのメンバーが話し合いをしていた。その内容は当然マギアスの事で、シルバーファングの失敗に笑っていたのだ。
「兄上達の失敗は当然の結果だ。こちらにチャンスが回ったとなると、上手くやれば僕が王になれる。準備はできているかい?」
メルトの質問に対し、聖騎士のホーネットは真剣な表情で頷く。ロイヤルグリズリーズは落ちこぼれで集まったメンバーだが、団結力なら誰にも負けない強さがあるのだ。
「勿論です!我々ロイヤルグリズリーズはあのシルバーファングとは違い、団結力が持ち味。必ずや戦果を果たしてみせましょう!」
ホーネットはメルトに対して自信満々に宣言し、他の皆も同意する。団結力がある彼等だからこそ、自信満々と言えるだろう。
「よし!ハイン兄さんより先に王位を取る為にも、マギアスを倒してくれ!期待しているぞ!」
「「「はっ!」」」
メルトは笑顔でホーネット達にエールを送り、彼等は一礼したと同時に回れ右をする。そのままその場から立ち去り、マギアスの討伐へと向かったのだった。
※
ハインとメルトは王に近い存在の二人であり、彼等にはそれぞれの神様から選ばれし戦士達を与えられている。ハインはエリート集団のシルバーファング、メルトは落ちこぼればかりを集めたロイヤルグリズリーズだ。
ハインとメルトは王位継承で対立していると同時に、シルバーファングとロイヤルグリズリーズも優秀と落ちこぼれで対立している。本当に何時になったら終わるのやら……
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