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第三章 花咲くロベリア革命
第百一話 変態撲滅の誓い
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それは零夜達が選ばれし戦士となる一ヶ月前……後楽園ホールでは『ドリームバトルレスラーズ』の大会が行われていた。
零夜は道場出入りで倫子のセコンドに付く予定だったが……急遽パートナーの負傷で選手としてリングに上げられていたのだ。
「まさか俺がリングで戦う事になるとは驚きました。けど、レスラーでも無いのに良いのでしょうか?」
零夜は疑問に思いながら倫子に質問するが、彼女は笑みを浮かべながら彼の頭を撫でていた。
「良いの良いの。それにチャレンジマッチとなっているからいい経験になると思うし、プロレスラーを目指すならこの様な試合もありだからね」
「そうですね」
倫子のアドバイスに零夜が笑顔で頷いたその時、いきなりマイク音声が聞こえる。
『レディース・アンド・ジェントルメン!ウェルカム・トゥ・後楽園ホール!』
すると音響から歓声が響き渡り、零夜は危機感を感じながら思わず警戒する。あのマキシマムと戦う時が来たのだ。
『さあ、今回はチャレンジマッチだが……練習生には少し現実を見せてもらわないとな……やるからには本気でやってもらう!イッツタイム!イッツ……セクシー……ショータイム!』
すると変な音楽が鳴り始め、会場の雰囲気も変わり始める。すると、入場口からボンバイとダンディが姿を現すが……既にTバックとOバックとなっていた。
「「「セクシー!セクシー!セクシー!セクシー!」」」
会場からセクシーコールが鳴り響き、ダンディとボンバイは歓声に応えながらリングインをした。
『赤コーナー、変態の神。ダンディ飯原!』
ダンディのコールに観客席から歓声が起こり、彼はコーナーポストに上がりながらそれに応える。
『ザ・セクシーバースト!ボンバイ末松!』
ボンバイもコーナーポストに登って観客達の声援に応え、すぐにリング中央へ移動する。
『二人揃って……せーの……マキシマム!』
ダンディとボンバイがポーズを取った直後、零夜と倫子が二人を蹴り飛ばす。そのままゴングも鳴り始め、試合が始まった。
「変な姿で来るな!真面目にする気は無いのか!」
「ねーよ!テメェにはお仕置きしてやる!」
ダンディは零夜を掴んで反り投げで投げ飛ばし、零夜は背中を強く打ち付けられる。今の技を普通の人が喰らったらひとたまりもないだろう。
「くっ!」
零夜が素早く体を寝返りしたその時、ダンディが彼の背後に素早く移動し、そのままパンツの中に左手を突っ込んでしまう。
「うわっ!どこ触っているんだ!」
「良いじゃねーか。いい尻してるな!」
零夜はダンディの行為に抵抗しながらも、ロープ際に移動してロープを掴む。そのままロープブレイクで難を逃れる事に成功したのだ。
「チッ!運の良い奴だ!」
ダンディはすかさず零夜から離れて中央に移動し、零夜はすぐに立ち上がる。
(いきなりやってくれるじゃねえか……俺も最初から覚悟決めておかないとな……!)
零夜は心の中で覚悟を決め、すぐにダンディに立ち向かう。真正面からぶつかり合うが、体重差によって彼は弾き飛ばされてしまうのも無理ない。
しかし、零夜は素早くロープの上に登り、スワンダイブからのスピンキックでダンディの顔面に足を当てたのだ。
「ぐおっ!」
ダンディが怯んだ直後、零夜はすかさずロープワークでダッシュし、その反動で彼にラリアットを浴びせようとする。
「舐めるな!」
「うあっ!」
しかし、強烈な張り手を顔面に喰らってしまい、零夜は勢い余って仰向けに倒れてしまう。プロに素人が立ち向かうと、この様な結末になるのがオチだ。
「ヘイ、ボンバイ!」
「オーケー!」
ダンディの合図でボンバイがリングに上がり、零夜の上半身を起こしはじめる。同時に二人が彼を挟んで後ろ向きとなり、両手を繋ぎ始める。最強最悪の技が炸裂しようとしているのだ。
「セクシーピーラー!」
「させるか!」
しかし、零夜は二人に挟まれる前に両手でお尻を押さえたと同時に、すぐに立ち上がって逆さの宙返り一回転をした。
二人から離れた零夜は跳躍し、すぐにリングポストの上に着地する。その動きはまるで牛若丸で、観客達は拍手喝采で興奮していた。
「凄い!こんな事もできるなんて!」
この様子に倫子が拍手しながら感心した直後、零夜はすぐに反撃を開始。ジャンプしてからのライダーキックはボンバイの顔面に直撃し、彼は予想外の展開に怯んでしまう。
そのまま零夜はボンバイを肩車して投げ飛ばそうとするが、重くてなかなか持てない。
「無理すんな!」
「がっ!」
ダンディは零夜の股間に強烈な一撃を与え、彼はそのまま悶絶してしまう。すかさずボンバイが零夜を仰向けにして三角絞めで締め上げ始める。
「零夜君、頑張れ!」
倫子が叫んだ直後、零夜の後頭部に布が被せられる。この様子だと……あの馬鹿げた展開が起ころうとしているのだ。
「さあ、皆様……これからミラクルマジックを行います。布を取るとあら不思議。何かが無くなります。さあ、行ってみようか!」
するとマジックの音楽が鳴り響き、カウントダウンが始まろうとする。それと同時にボンバイは自身のOバックを脱ごうとしていた。
「止めろ!試合中止だ!」
しかし、松本によって試合は止められ、ノーコンテストに。それにボンバイは納得できず、松本に視線を移す。
「テメェ、どういう事だ!」
「お前等、これは生中継だぞ!会社潰す気かゴラァ!」
松本とダンディの言い争いの中、零夜はボンバイから解放されてグッタリしていた。倫子はすぐにリング上に移動して彼の元に駆け寄り、そのまま支えながらリングを降りて歩き始める。
「零夜君、大丈夫……?あと数秒間に合わなかったら、とんでもない物を見てしまうところだったね」
「ええ、完全にやられました……俺……あいつ等にやられてこのまま黙っていられません……必ず……奴等を倒します!」
零夜の怒りと悔しさの決意に倫子も頷く中、リングの上では松本がボンバイの尻の穴に埋められてしまう公開処刑が行われていたのだった。
※
(あれから俺は決意をしたんだ……二度とあの様な不覚を取らない為にも……奴等みたいな変態は終わらせる!)
零夜は過去の出来事を振り返り終えたと同時に、強烈なハイキックでボルの顔面を再び蹴り飛ばす。
更に追い討ちをかける様に前屈みになったボルの胴体にパイルドライバーの要領で両腕を回し、抱えるようにクラッチして、背中を大きく反らせた反動で彼の体を肩の高さまで持ち上げる。
「これでも喰らえ!パワーボム!」
「ごれら!」
零夜はそのままボルの背中を叩きつけ、ダメージを与える事に成功。ジャンヌとマリーもお互い頷き合い、バルに対して猛スピードで襲い掛かってきた。
「「はっ!」」
「ぐへっ!」
マリーとジャンヌはハイキックを繰り出してバルの顔面を蹴り飛ばし、彼は仰向けに倒れて背中を強打する。
「今だ!」
零夜はチャンスを察して跳躍したと同時に、左足に炎を纏いながら、ボルに対して急降下しながら襲い掛かってくる。
「これで終わりだ!炎魔羅刹脚!」
「オウ!」
強烈なライダーキックがボルのお尻に激突し、彼のOバックは燃えて灰になってしまった。
その結果……産まれた時の姿になってしまい、倒れてしまった。
「ボル!しっかりしろ!ボルゥゥゥゥゥ!!」
バルは駆け出してボルに寄り掛かり、涙を流しながら叫んでいた。すると……何処からか音楽が聞こえてきたのだ。
「なんだ?この音楽……」
「ツァラトゥストラだけど……なんでこんな音楽なの?」
零夜達が疑問に感じた途端、倒れていたボルがゆっくりと起き上がった。しかも……彼は変わったOバックを履いていたのだ。
今のOバックはワンショルダータイプで、下手したら全裸になる危険性がある。まさに諸刃の剣と言えるだろう。
「何ですかあれは!?」
「いくらなんでも破廉恥よ!」
この姿にジャンヌ達は顔を赤くしているが、零夜は冷静にニヤリと笑っていた。
「その様子だと……本来の強さに覚醒したという事だな。なら、奴を素っ裸にしてこの戦いを終わらせてやる!」
「「「いや、それは止めろ(て、てください)!!」」」
零夜の宣言にトラマツ達は慌てながら叫ぶ。同時に革命の戦いも終わりを告げようとしていたのだった。
零夜は道場出入りで倫子のセコンドに付く予定だったが……急遽パートナーの負傷で選手としてリングに上げられていたのだ。
「まさか俺がリングで戦う事になるとは驚きました。けど、レスラーでも無いのに良いのでしょうか?」
零夜は疑問に思いながら倫子に質問するが、彼女は笑みを浮かべながら彼の頭を撫でていた。
「良いの良いの。それにチャレンジマッチとなっているからいい経験になると思うし、プロレスラーを目指すならこの様な試合もありだからね」
「そうですね」
倫子のアドバイスに零夜が笑顔で頷いたその時、いきなりマイク音声が聞こえる。
『レディース・アンド・ジェントルメン!ウェルカム・トゥ・後楽園ホール!』
すると音響から歓声が響き渡り、零夜は危機感を感じながら思わず警戒する。あのマキシマムと戦う時が来たのだ。
『さあ、今回はチャレンジマッチだが……練習生には少し現実を見せてもらわないとな……やるからには本気でやってもらう!イッツタイム!イッツ……セクシー……ショータイム!』
すると変な音楽が鳴り始め、会場の雰囲気も変わり始める。すると、入場口からボンバイとダンディが姿を現すが……既にTバックとOバックとなっていた。
「「「セクシー!セクシー!セクシー!セクシー!」」」
会場からセクシーコールが鳴り響き、ダンディとボンバイは歓声に応えながらリングインをした。
『赤コーナー、変態の神。ダンディ飯原!』
ダンディのコールに観客席から歓声が起こり、彼はコーナーポストに上がりながらそれに応える。
『ザ・セクシーバースト!ボンバイ末松!』
ボンバイもコーナーポストに登って観客達の声援に応え、すぐにリング中央へ移動する。
『二人揃って……せーの……マキシマム!』
ダンディとボンバイがポーズを取った直後、零夜と倫子が二人を蹴り飛ばす。そのままゴングも鳴り始め、試合が始まった。
「変な姿で来るな!真面目にする気は無いのか!」
「ねーよ!テメェにはお仕置きしてやる!」
ダンディは零夜を掴んで反り投げで投げ飛ばし、零夜は背中を強く打ち付けられる。今の技を普通の人が喰らったらひとたまりもないだろう。
「くっ!」
零夜が素早く体を寝返りしたその時、ダンディが彼の背後に素早く移動し、そのままパンツの中に左手を突っ込んでしまう。
「うわっ!どこ触っているんだ!」
「良いじゃねーか。いい尻してるな!」
零夜はダンディの行為に抵抗しながらも、ロープ際に移動してロープを掴む。そのままロープブレイクで難を逃れる事に成功したのだ。
「チッ!運の良い奴だ!」
ダンディはすかさず零夜から離れて中央に移動し、零夜はすぐに立ち上がる。
(いきなりやってくれるじゃねえか……俺も最初から覚悟決めておかないとな……!)
零夜は心の中で覚悟を決め、すぐにダンディに立ち向かう。真正面からぶつかり合うが、体重差によって彼は弾き飛ばされてしまうのも無理ない。
しかし、零夜は素早くロープの上に登り、スワンダイブからのスピンキックでダンディの顔面に足を当てたのだ。
「ぐおっ!」
ダンディが怯んだ直後、零夜はすかさずロープワークでダッシュし、その反動で彼にラリアットを浴びせようとする。
「舐めるな!」
「うあっ!」
しかし、強烈な張り手を顔面に喰らってしまい、零夜は勢い余って仰向けに倒れてしまう。プロに素人が立ち向かうと、この様な結末になるのがオチだ。
「ヘイ、ボンバイ!」
「オーケー!」
ダンディの合図でボンバイがリングに上がり、零夜の上半身を起こしはじめる。同時に二人が彼を挟んで後ろ向きとなり、両手を繋ぎ始める。最強最悪の技が炸裂しようとしているのだ。
「セクシーピーラー!」
「させるか!」
しかし、零夜は二人に挟まれる前に両手でお尻を押さえたと同時に、すぐに立ち上がって逆さの宙返り一回転をした。
二人から離れた零夜は跳躍し、すぐにリングポストの上に着地する。その動きはまるで牛若丸で、観客達は拍手喝采で興奮していた。
「凄い!こんな事もできるなんて!」
この様子に倫子が拍手しながら感心した直後、零夜はすぐに反撃を開始。ジャンプしてからのライダーキックはボンバイの顔面に直撃し、彼は予想外の展開に怯んでしまう。
そのまま零夜はボンバイを肩車して投げ飛ばそうとするが、重くてなかなか持てない。
「無理すんな!」
「がっ!」
ダンディは零夜の股間に強烈な一撃を与え、彼はそのまま悶絶してしまう。すかさずボンバイが零夜を仰向けにして三角絞めで締め上げ始める。
「零夜君、頑張れ!」
倫子が叫んだ直後、零夜の後頭部に布が被せられる。この様子だと……あの馬鹿げた展開が起ころうとしているのだ。
「さあ、皆様……これからミラクルマジックを行います。布を取るとあら不思議。何かが無くなります。さあ、行ってみようか!」
するとマジックの音楽が鳴り響き、カウントダウンが始まろうとする。それと同時にボンバイは自身のOバックを脱ごうとしていた。
「止めろ!試合中止だ!」
しかし、松本によって試合は止められ、ノーコンテストに。それにボンバイは納得できず、松本に視線を移す。
「テメェ、どういう事だ!」
「お前等、これは生中継だぞ!会社潰す気かゴラァ!」
松本とダンディの言い争いの中、零夜はボンバイから解放されてグッタリしていた。倫子はすぐにリング上に移動して彼の元に駆け寄り、そのまま支えながらリングを降りて歩き始める。
「零夜君、大丈夫……?あと数秒間に合わなかったら、とんでもない物を見てしまうところだったね」
「ええ、完全にやられました……俺……あいつ等にやられてこのまま黙っていられません……必ず……奴等を倒します!」
零夜の怒りと悔しさの決意に倫子も頷く中、リングの上では松本がボンバイの尻の穴に埋められてしまう公開処刑が行われていたのだった。
※
(あれから俺は決意をしたんだ……二度とあの様な不覚を取らない為にも……奴等みたいな変態は終わらせる!)
零夜は過去の出来事を振り返り終えたと同時に、強烈なハイキックでボルの顔面を再び蹴り飛ばす。
更に追い討ちをかける様に前屈みになったボルの胴体にパイルドライバーの要領で両腕を回し、抱えるようにクラッチして、背中を大きく反らせた反動で彼の体を肩の高さまで持ち上げる。
「これでも喰らえ!パワーボム!」
「ごれら!」
零夜はそのままボルの背中を叩きつけ、ダメージを与える事に成功。ジャンヌとマリーもお互い頷き合い、バルに対して猛スピードで襲い掛かってきた。
「「はっ!」」
「ぐへっ!」
マリーとジャンヌはハイキックを繰り出してバルの顔面を蹴り飛ばし、彼は仰向けに倒れて背中を強打する。
「今だ!」
零夜はチャンスを察して跳躍したと同時に、左足に炎を纏いながら、ボルに対して急降下しながら襲い掛かってくる。
「これで終わりだ!炎魔羅刹脚!」
「オウ!」
強烈なライダーキックがボルのお尻に激突し、彼のOバックは燃えて灰になってしまった。
その結果……産まれた時の姿になってしまい、倒れてしまった。
「ボル!しっかりしろ!ボルゥゥゥゥゥ!!」
バルは駆け出してボルに寄り掛かり、涙を流しながら叫んでいた。すると……何処からか音楽が聞こえてきたのだ。
「なんだ?この音楽……」
「ツァラトゥストラだけど……なんでこんな音楽なの?」
零夜達が疑問に感じた途端、倒れていたボルがゆっくりと起き上がった。しかも……彼は変わったOバックを履いていたのだ。
今のOバックはワンショルダータイプで、下手したら全裸になる危険性がある。まさに諸刃の剣と言えるだろう。
「何ですかあれは!?」
「いくらなんでも破廉恥よ!」
この姿にジャンヌ達は顔を赤くしているが、零夜は冷静にニヤリと笑っていた。
「その様子だと……本来の強さに覚醒したという事だな。なら、奴を素っ裸にしてこの戦いを終わらせてやる!」
「「「いや、それは止めろ(て、てください)!!」」」
零夜の宣言にトラマツ達は慌てながら叫ぶ。同時に革命の戦いも終わりを告げようとしていたのだった。
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