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第三章 花咲くロベリア革命
第九十五話 約束からの大災難
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「そんな事があったなんて……」
そして現在……ポーラからの話を聞いた零夜は驚きを隠せず、彼女は彼を抱きしめたまま涙を流していた。元気を失った衝撃はあまりにも大きく、彼女に精神的なダメージを受けたのも無理はない。
「全て事実よ。そこからは先程話した通り。私がサポートすれば、元気を救う事ができたのに……ヒッ……うええ……」
ポーラは我慢できずにヒックヒックと泣いてしまい、零夜は彼女を強く抱き締めながら身体を震わせていた。
「絶対に許さないぜ、ベルザル……そこまでやらかすなんて外道過ぎるぜ……」
「零夜?」
零夜の様子にポーラは泣くのを止めてしまい、彼の方を見る。その表情は怒りとなっていて、ベルザルの非道な行為に対して許せない怒りを感じていた。
更に零夜はポーラの話を聞いた以上は放ってはおけず、彼女の為にも戦う覚悟を示しているのだ。
「女性達を奴隷にするだけでなく、子供まで殺してしまうとは……俺はあいつを絶対に倒してみせる!」
「零夜……」
零夜の熱き決意にポーラは涙を流しながらも、彼の顔をじっと見る。そのまま何かを決意したと同時に、彼の手を強く握りしめた。
「お願い!元気の仇を取る為にも、ベルザルを倒して!」
「お任せください。必ず約束を果たし、仇を取りに向かいます!」
ポーラからの涙ながらの依頼に、零夜は真剣な表情で勿論承諾。すると……彼女は彼の唇にキスをしたのだ。
「ポーラさん!?」
いきなりポーラからキスをされてしまい、零夜は慌てながら彼女から離れてしまう。すると彼女は彼に近付き、優しい笑みで彼の頭を撫で始める。
「エール代わりのキスよ。あなたを信じているわ」
「は、はあ……どうも……」
ポーラの笑顔に零夜はキョトンとする中、彼女はすぐに彼を再び抱き締める。そのまま背中をスリスリと撫でながら、再び彼にやすらぎを与えていくのだ。
(なんか……気持ちよくて眠くなりそう……そう言えば、前にもこんな事があった様な……)
零夜の目が虚ろになって眠くなりそうになるが、ポーラはすぐにある事を思いつき、すぐに彼から離れる。
「そうだ。今からお風呂を用意するから、あなたも来てね」
「お風呂ですか!?けど、裸では流石に……」
ポーラからの提案に零夜は顔を赤くしながら恥ずかしがるが、その様子に彼女は笑顔で微笑んでいた。
「指定された水着があるからそれを着用してね。因みに女性の水着はオーバーオールスタイルだから。それじゃ」
ポーラはお風呂の用意をしに部屋から出た後、零夜は思わずキョトンとしてしまう。まさかの混浴とは想定外としか言えず、ここまでサービスされるとは驚きを隠せなかっただろう。
(取り敢えず情報を収集する事が出来たが、お風呂は流石にな……いや、他にもアークスレイヤーについての現状を知る為にも我慢あるのみだ!)
零夜は心の中で自身に問い聞かせた後、すぐに風呂場へと向かい出す。選ばれし戦士としての使命を果たす為にも、ここで引くわけにはいかなかったのだ。
※
浴室に着いた零夜はすぐに水着に着替え、浴室前の扉に移動する。因みに水着姿は青いスポーツスイムパンツとなっている為、動きやすさが充実しているのだ。
(確かここは大浴場だったが、しばらくはゆっくりとするか……最近戦いで疲れが溜まっているし)
零夜は心の中で思いながらも、すぐに扉の取手を掴んで開けようとする。ポーラは既に入っていると聞いているので、後は扉を開けて彼女と話を続けるのみだ。
因みにロベリアの浴場は大理石で、浴槽には既に石鹸も入れている。つまり、浴槽の中で体を洗うという事だ。
「よし。そろそろ行くか」
零夜は決意を固めたと同時に扉を開き、そのまま前を向きながら視線を移す。
「失礼しま……おわァァァァァァ!!」
零夜は前を向いた途端、目の前の光景に驚きを隠せずにいた。
なんと浴室にいたのはポーラだけでなく、宿屋にいるはずのミミまでいたのだ。しかも笑顔の裏にはどす黒い物があるので、近付いたら危険な展開に遭うだろう。
「何故私がここにいるのかな?」
ミミは笑顔で零夜に声をかけ、彼は思わず冷や汗を流してしまう。因みにミミとポーラの衣装は、デニム生地のオーバーオールスタイル水着となっているのだ。
「どういう事だ!?なんでミミ姉がここに!?」
零夜は慌てながらミミに質問をすると、彼女は目を光らせながらそれに答え始める。
「トラマツから脅迫で話を聞かせたけど、まさかアンタが娼館に行くなんてね……」
「まさか!?」
零夜がキョロキョロと辺りを見回すと、トラマツ、ノースマンは宙吊りにされてボコボコにやられていた。その様子だとどうやらバレてしまったのだろう。
「ごめん、零夜……」
「俺達が甘かった……」
(彼奴等……)
ズタボロになったトラマツとノースマンの姿に零夜が唖然とする中、それだけではすまなかった。
「酷いです、零夜様」
「!?」
零夜が声のした方に視線を移すと、ルリカやエヴァも姿を現していた。彼女達も頬を膨らましながら嫉妬していて、彼にそのまま近付いてくる。その様子だと怒っているのは無理ないだろう。
「黙っていくなんてあんまりだから!」
「いや、これは情報収集を……」
零夜は慌てながら事情を説明しようとするが、ミミが彼の目の前に移動して、そのまま圧力をかけながら彼に接近する。近くて怖いのも無理ないが、自業自得である。
「情報収集したのはいい事だけど、こういうお店に行くのは良くないと思うわ。こうなったら少し荒療治をしないとね。皆、出てきて!」
ミミが手を叩きながら合図をした途端、壁や床から倫子達が姿を現した。神出鬼没な忍者の登場みたいだが、今は緊張感を漂わせているのでそれどころではない。
そのままミミ達は零夜と共に浴槽の中に入り始め、彼の周りに集まってくる。
「今から強烈ゴシゴシを始めるわ。嫌になるほど皆で抱き着くから覚悟してちょうだいね?」
「おい!それは勘弁してくれ!いくらなんでも……」
零夜は慌てながら止めようとするが、ミミ達は一斉に彼に抱き着いて体をこすり始める。
この行動は汚れが落ちるのは効果的だが、精神的にきついのであまりオススメできない。しかも、零夜の場合は女性に対する耐性が普通より少し下なので、かなりの精神的ダメージを受けてしまうのだ。
「お助けェェェェェェ!!」
零夜の叫びは室内に響き渡り、彼の今宵の夜は最悪な結末となってしまった。娼館に立ち寄らなければ、こんな結末は避けられたのかも知れなかったのだろう。
そして現在……ポーラからの話を聞いた零夜は驚きを隠せず、彼女は彼を抱きしめたまま涙を流していた。元気を失った衝撃はあまりにも大きく、彼女に精神的なダメージを受けたのも無理はない。
「全て事実よ。そこからは先程話した通り。私がサポートすれば、元気を救う事ができたのに……ヒッ……うええ……」
ポーラは我慢できずにヒックヒックと泣いてしまい、零夜は彼女を強く抱き締めながら身体を震わせていた。
「絶対に許さないぜ、ベルザル……そこまでやらかすなんて外道過ぎるぜ……」
「零夜?」
零夜の様子にポーラは泣くのを止めてしまい、彼の方を見る。その表情は怒りとなっていて、ベルザルの非道な行為に対して許せない怒りを感じていた。
更に零夜はポーラの話を聞いた以上は放ってはおけず、彼女の為にも戦う覚悟を示しているのだ。
「女性達を奴隷にするだけでなく、子供まで殺してしまうとは……俺はあいつを絶対に倒してみせる!」
「零夜……」
零夜の熱き決意にポーラは涙を流しながらも、彼の顔をじっと見る。そのまま何かを決意したと同時に、彼の手を強く握りしめた。
「お願い!元気の仇を取る為にも、ベルザルを倒して!」
「お任せください。必ず約束を果たし、仇を取りに向かいます!」
ポーラからの涙ながらの依頼に、零夜は真剣な表情で勿論承諾。すると……彼女は彼の唇にキスをしたのだ。
「ポーラさん!?」
いきなりポーラからキスをされてしまい、零夜は慌てながら彼女から離れてしまう。すると彼女は彼に近付き、優しい笑みで彼の頭を撫で始める。
「エール代わりのキスよ。あなたを信じているわ」
「は、はあ……どうも……」
ポーラの笑顔に零夜はキョトンとする中、彼女はすぐに彼を再び抱き締める。そのまま背中をスリスリと撫でながら、再び彼にやすらぎを与えていくのだ。
(なんか……気持ちよくて眠くなりそう……そう言えば、前にもこんな事があった様な……)
零夜の目が虚ろになって眠くなりそうになるが、ポーラはすぐにある事を思いつき、すぐに彼から離れる。
「そうだ。今からお風呂を用意するから、あなたも来てね」
「お風呂ですか!?けど、裸では流石に……」
ポーラからの提案に零夜は顔を赤くしながら恥ずかしがるが、その様子に彼女は笑顔で微笑んでいた。
「指定された水着があるからそれを着用してね。因みに女性の水着はオーバーオールスタイルだから。それじゃ」
ポーラはお風呂の用意をしに部屋から出た後、零夜は思わずキョトンとしてしまう。まさかの混浴とは想定外としか言えず、ここまでサービスされるとは驚きを隠せなかっただろう。
(取り敢えず情報を収集する事が出来たが、お風呂は流石にな……いや、他にもアークスレイヤーについての現状を知る為にも我慢あるのみだ!)
零夜は心の中で自身に問い聞かせた後、すぐに風呂場へと向かい出す。選ばれし戦士としての使命を果たす為にも、ここで引くわけにはいかなかったのだ。
※
浴室に着いた零夜はすぐに水着に着替え、浴室前の扉に移動する。因みに水着姿は青いスポーツスイムパンツとなっている為、動きやすさが充実しているのだ。
(確かここは大浴場だったが、しばらくはゆっくりとするか……最近戦いで疲れが溜まっているし)
零夜は心の中で思いながらも、すぐに扉の取手を掴んで開けようとする。ポーラは既に入っていると聞いているので、後は扉を開けて彼女と話を続けるのみだ。
因みにロベリアの浴場は大理石で、浴槽には既に石鹸も入れている。つまり、浴槽の中で体を洗うという事だ。
「よし。そろそろ行くか」
零夜は決意を固めたと同時に扉を開き、そのまま前を向きながら視線を移す。
「失礼しま……おわァァァァァァ!!」
零夜は前を向いた途端、目の前の光景に驚きを隠せずにいた。
なんと浴室にいたのはポーラだけでなく、宿屋にいるはずのミミまでいたのだ。しかも笑顔の裏にはどす黒い物があるので、近付いたら危険な展開に遭うだろう。
「何故私がここにいるのかな?」
ミミは笑顔で零夜に声をかけ、彼は思わず冷や汗を流してしまう。因みにミミとポーラの衣装は、デニム生地のオーバーオールスタイル水着となっているのだ。
「どういう事だ!?なんでミミ姉がここに!?」
零夜は慌てながらミミに質問をすると、彼女は目を光らせながらそれに答え始める。
「トラマツから脅迫で話を聞かせたけど、まさかアンタが娼館に行くなんてね……」
「まさか!?」
零夜がキョロキョロと辺りを見回すと、トラマツ、ノースマンは宙吊りにされてボコボコにやられていた。その様子だとどうやらバレてしまったのだろう。
「ごめん、零夜……」
「俺達が甘かった……」
(彼奴等……)
ズタボロになったトラマツとノースマンの姿に零夜が唖然とする中、それだけではすまなかった。
「酷いです、零夜様」
「!?」
零夜が声のした方に視線を移すと、ルリカやエヴァも姿を現していた。彼女達も頬を膨らましながら嫉妬していて、彼にそのまま近付いてくる。その様子だと怒っているのは無理ないだろう。
「黙っていくなんてあんまりだから!」
「いや、これは情報収集を……」
零夜は慌てながら事情を説明しようとするが、ミミが彼の目の前に移動して、そのまま圧力をかけながら彼に接近する。近くて怖いのも無理ないが、自業自得である。
「情報収集したのはいい事だけど、こういうお店に行くのは良くないと思うわ。こうなったら少し荒療治をしないとね。皆、出てきて!」
ミミが手を叩きながら合図をした途端、壁や床から倫子達が姿を現した。神出鬼没な忍者の登場みたいだが、今は緊張感を漂わせているのでそれどころではない。
そのままミミ達は零夜と共に浴槽の中に入り始め、彼の周りに集まってくる。
「今から強烈ゴシゴシを始めるわ。嫌になるほど皆で抱き着くから覚悟してちょうだいね?」
「おい!それは勘弁してくれ!いくらなんでも……」
零夜は慌てながら止めようとするが、ミミ達は一斉に彼に抱き着いて体をこすり始める。
この行動は汚れが落ちるのは効果的だが、精神的にきついのであまりオススメできない。しかも、零夜の場合は女性に対する耐性が普通より少し下なので、かなりの精神的ダメージを受けてしまうのだ。
「お助けェェェェェェ!!」
零夜の叫びは室内に響き渡り、彼の今宵の夜は最悪な結末となってしまった。娼館に立ち寄らなければ、こんな結末は避けられたのかも知れなかったのだろう。
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