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第二章 隠されたホムラの陰謀
第五十五話 アルフレッドとの戦い
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「ハァ……ハァ……まさかいきなり来るとはな……」
アルフレッドは自室に逃げ込んだ後、懐から魔族の指輪を取り出す。
神室から手渡された指輪で装着すれば強化できる。しかし、時間が経つにつれて魔族となるだけでなく、負けてしまったら元の姿に戻り、後遺症となる重傷を負ってしまう。まさに諸刃の剣と言われる代物だ。
「この際、捕まえられて負けてしまうのであれば……俺は……すぐにこの指輪を使う!」
アルフレッドは指輪を迷わず装着した途端、自身の身体から闇のオーラが発せられる。
パワーアップは勿論、闇の魔術まで使える様になっていて、新たな力を得た彼は自分自身が強くなっていく事を実感していた。
「凄い……この力なら……忌まわしき忍者を倒せるぞ!」
アルフレッドが自ら強くなった事で自身の勝利を確信したその時、零夜達が部屋に入り込んできた。彼等は真剣な表情をしていて、アルフレッドに対しても警戒しながら睨みつけていた。
「アルフレッド!ついに見つけたぞ!」
ヒミカが真剣な表情で叫んだその時、アルフレッドはクククと不気味な笑みを浮かべていた。どうやら魔族の指輪によって強くなったお陰で、余裕の表情をしているのが分かる。
「俺を捕まえようとするなんて十年早い。俺は前とは大違い。一段と強くなったからな……」
「強くなった……どうやら禁忌の魔道具を使っているみたいだな」
「ソニア、分かるのか?」
ソニアは一瞬でアルフレッドが着用している魔道具を見抜き、零夜達は一斉に彼女の方を向く。
「ああ。アルフレッドが付けている魔道具だが、魔族の指輪と言われている。強大な力を得る代わりに、人間を捨てて魔族となってしまう。更に最悪な事にその指輪が破壊されれば、人体や精神に後遺症が残る可能性があるだろう」
「まるでドーピングみたいだな。こうなってしまうと……魔族の指輪を破壊するか、アルフレッドを本格的に殺すしか無いな」
ソニアが真剣な表情で零夜達に説明し、その内容に彼等は真剣に承諾する。自ら禁忌に触れた輩は放って置く事は不可能であり、早めに倒さなければ街中に被害が及んでしまうだろう。
「こうなった以上、奴を容赦なく倒すしか方法は無いな。皆、気を引き締めて立ち向かうぞ!」
「「「おう!」」」
零夜の合図にヒミカ達が一斉に応え、真剣な表情で戦闘態勢に入る。
そのまま目の前の敵であるアルフレッドに視線を向けたと同時に、駆け出しながら立ち向かい始めた。
「そうはさせるか!ダークボールキャノン!」
アルフレッドの両手から闇属性の球の弾丸が次々と放たれ、彼に立ち向かう零夜達に襲い掛かる。
「なんの!」
「ほっ!」
「お見通しよ!」
しかし、零夜はアクロバティックな動きで次々と回避し、ルリカは盾を構えて攻撃を弾き返していく。因みにエヴァ達もアクロバティックな動きで回避し、ノーダメージで済む事ができたのだ。
「次はアタイの番だ!こいつを喰らいな!」
ソニアがカタールを炎属性の「フレイムカタール」に変化させ、集中力とスピードを上げてアルフレッドに襲い掛かる。
「フレイムスラッシャー!」
ソニアの炎の斬撃がアルフレッドに炸裂しようとするが、彼はひらりとサイドステップで回避してしまう。
「今だ、アミリス!」
「了解!」
するとソニアの合図と同時に、アミリスが集中力を高めながら弓矢を放つ。弓矢はそのままアルフレッドの心臓部分に見事命中し、彼に激痛のダメージを与えた。
「がはっ!」
「ドンピシャ!」
「へへっ!」
アルフレッドは口から血を吐いてしまい、バランスを崩しそうになる。この様子にアミリスはガッツポーズをしながら笑顔を見せていて、ソニアも彼女に対してウインクしながらのグッドサインを見せた。
「こ、こいつ等……うぐぅ……」
すると彼は心臓部分に刺さっている弓矢を引き抜いたと同時に、自力による根性と身体からでる闇のオーラで傷を回復していく。
しかし、心臓部分に当てたダメージは思った以上に深く、傷が完治するには当分時間が掛かりそうだ。
「まさか不意打ち連携を仕掛けてくるとはね……これは見事にやられたよ」
アルフレッドは苦笑いをしながら零夜達の方を向き、彼等は冷や汗を流しながら真剣な表情をしていた。
「アルフレッドの奴、ダメージを受けてもまだ抵抗するつもりなのか?」
「今の攻撃は流石に喰らった筈なのに、まだ倒れないなんて……」
アルフレッドは心臓部分に傷を負いながらも戦う意欲を見せていて、ソニアとアミリスは驚きの表情で思わず冷や汗を流してしまう。
二人の攻撃はタイミングもよく、見事な連携であったのは確かだ。しかし、アルフレッドは魔族の指輪で強化している為、自動回復や闇の魔術は勿論、防御力も大幅に強化されている。つまり、生半端な覚悟では倒せない状況なのだ。
「魔族の指輪の効果は見事としか言えない……だが、強い相手に巡り会えた事には感謝しないとな!」
零夜は拳を打ち鳴らしながら気合を入れ始め、目の前にいるアルフレッドに対して真剣な表情で立ち向かう。強敵と巡り会えた事は感謝するが、魔道具を破壊しなければ大変な事になるだろう。
「君の覚悟はいい度胸だ。しかし、俺が返り討ちにしてくれる!」
アルフレッドはニヤリと笑い、両手から黒い紐の様な物を次々と出してきた。しかもそれはとても硬く、零夜達を縛らせようと襲い掛かってくる。
そう。その名はダークウィップ。闇属性の攻撃で鞭攻撃だけでなく、相手を縛り付ける特性を持つのだ。
「ダークウィップか……それならこいつだ!苦無乱れ投げ!」
零夜は素早い動きで回避しながら苦無を構え、アルフレッドに向かって投げ飛ばす。
しかし、彼はサイドステップで回避してしまい、紐は零夜達を次々と縛り上げて動けなくしてしまった。
「しまった!縛られてしまったか!」
「硬くて解けない……」
「うぐ……」
ヒミカ達は動けなくなってもがこうとしても苦しむばかり。この様子にアルフレッドはあくどい笑みを浮かべながら零夜に近づく。
「どうだ。これで分かっただろ?俺に逆らうとこうなる事を……」
アルフレッドが言い切ろうとしたその時、零夜は口から火を吹いて彼を燃やし始めた。
「あぢぢぢぢ!」
アルフレッドは全身を燃やされて火だるまとなり、悲鳴を上げながらその場を走り回ってしまう。それと同時に紐も塵となって消滅し、零夜達は身動きが取れるようになった。
「紐が消えた!」
「能力を与えると消滅するようだな」
「零夜様、大胆な行動をしますね」
身動きが取れたエヴァ達は準備運動を行って調整をする中、アルフレッドはまだ炎に包まれながら悲鳴を上げていた。
「戦いの最中に話などするからだ。サービスとして火を消してやるよ!」
零夜は忍者刀を引き抜いたと同時に、水竜刀に変化させる。それと同時に二刀流の態勢でアルフレッドに向かって駆け出していく。
「水神斬!」
零夜は水を帯びた斬撃をアルフレッドに喰らわせ、火を消したと同時に斬撃のダメージを与える事に成功する。まさに一石二鳥だ。
「こ、こいつ……俺をコケにしやがって……!」
「やれる者ならやってみろ。返り討ちにしてやるぜ」
アルフレッドはワナワナと怒りで震えながら零夜を睨みつけ、彼は真剣な表情をしながら戦闘態勢に入ったのだった。
アルフレッドは自室に逃げ込んだ後、懐から魔族の指輪を取り出す。
神室から手渡された指輪で装着すれば強化できる。しかし、時間が経つにつれて魔族となるだけでなく、負けてしまったら元の姿に戻り、後遺症となる重傷を負ってしまう。まさに諸刃の剣と言われる代物だ。
「この際、捕まえられて負けてしまうのであれば……俺は……すぐにこの指輪を使う!」
アルフレッドは指輪を迷わず装着した途端、自身の身体から闇のオーラが発せられる。
パワーアップは勿論、闇の魔術まで使える様になっていて、新たな力を得た彼は自分自身が強くなっていく事を実感していた。
「凄い……この力なら……忌まわしき忍者を倒せるぞ!」
アルフレッドが自ら強くなった事で自身の勝利を確信したその時、零夜達が部屋に入り込んできた。彼等は真剣な表情をしていて、アルフレッドに対しても警戒しながら睨みつけていた。
「アルフレッド!ついに見つけたぞ!」
ヒミカが真剣な表情で叫んだその時、アルフレッドはクククと不気味な笑みを浮かべていた。どうやら魔族の指輪によって強くなったお陰で、余裕の表情をしているのが分かる。
「俺を捕まえようとするなんて十年早い。俺は前とは大違い。一段と強くなったからな……」
「強くなった……どうやら禁忌の魔道具を使っているみたいだな」
「ソニア、分かるのか?」
ソニアは一瞬でアルフレッドが着用している魔道具を見抜き、零夜達は一斉に彼女の方を向く。
「ああ。アルフレッドが付けている魔道具だが、魔族の指輪と言われている。強大な力を得る代わりに、人間を捨てて魔族となってしまう。更に最悪な事にその指輪が破壊されれば、人体や精神に後遺症が残る可能性があるだろう」
「まるでドーピングみたいだな。こうなってしまうと……魔族の指輪を破壊するか、アルフレッドを本格的に殺すしか無いな」
ソニアが真剣な表情で零夜達に説明し、その内容に彼等は真剣に承諾する。自ら禁忌に触れた輩は放って置く事は不可能であり、早めに倒さなければ街中に被害が及んでしまうだろう。
「こうなった以上、奴を容赦なく倒すしか方法は無いな。皆、気を引き締めて立ち向かうぞ!」
「「「おう!」」」
零夜の合図にヒミカ達が一斉に応え、真剣な表情で戦闘態勢に入る。
そのまま目の前の敵であるアルフレッドに視線を向けたと同時に、駆け出しながら立ち向かい始めた。
「そうはさせるか!ダークボールキャノン!」
アルフレッドの両手から闇属性の球の弾丸が次々と放たれ、彼に立ち向かう零夜達に襲い掛かる。
「なんの!」
「ほっ!」
「お見通しよ!」
しかし、零夜はアクロバティックな動きで次々と回避し、ルリカは盾を構えて攻撃を弾き返していく。因みにエヴァ達もアクロバティックな動きで回避し、ノーダメージで済む事ができたのだ。
「次はアタイの番だ!こいつを喰らいな!」
ソニアがカタールを炎属性の「フレイムカタール」に変化させ、集中力とスピードを上げてアルフレッドに襲い掛かる。
「フレイムスラッシャー!」
ソニアの炎の斬撃がアルフレッドに炸裂しようとするが、彼はひらりとサイドステップで回避してしまう。
「今だ、アミリス!」
「了解!」
するとソニアの合図と同時に、アミリスが集中力を高めながら弓矢を放つ。弓矢はそのままアルフレッドの心臓部分に見事命中し、彼に激痛のダメージを与えた。
「がはっ!」
「ドンピシャ!」
「へへっ!」
アルフレッドは口から血を吐いてしまい、バランスを崩しそうになる。この様子にアミリスはガッツポーズをしながら笑顔を見せていて、ソニアも彼女に対してウインクしながらのグッドサインを見せた。
「こ、こいつ等……うぐぅ……」
すると彼は心臓部分に刺さっている弓矢を引き抜いたと同時に、自力による根性と身体からでる闇のオーラで傷を回復していく。
しかし、心臓部分に当てたダメージは思った以上に深く、傷が完治するには当分時間が掛かりそうだ。
「まさか不意打ち連携を仕掛けてくるとはね……これは見事にやられたよ」
アルフレッドは苦笑いをしながら零夜達の方を向き、彼等は冷や汗を流しながら真剣な表情をしていた。
「アルフレッドの奴、ダメージを受けてもまだ抵抗するつもりなのか?」
「今の攻撃は流石に喰らった筈なのに、まだ倒れないなんて……」
アルフレッドは心臓部分に傷を負いながらも戦う意欲を見せていて、ソニアとアミリスは驚きの表情で思わず冷や汗を流してしまう。
二人の攻撃はタイミングもよく、見事な連携であったのは確かだ。しかし、アルフレッドは魔族の指輪で強化している為、自動回復や闇の魔術は勿論、防御力も大幅に強化されている。つまり、生半端な覚悟では倒せない状況なのだ。
「魔族の指輪の効果は見事としか言えない……だが、強い相手に巡り会えた事には感謝しないとな!」
零夜は拳を打ち鳴らしながら気合を入れ始め、目の前にいるアルフレッドに対して真剣な表情で立ち向かう。強敵と巡り会えた事は感謝するが、魔道具を破壊しなければ大変な事になるだろう。
「君の覚悟はいい度胸だ。しかし、俺が返り討ちにしてくれる!」
アルフレッドはニヤリと笑い、両手から黒い紐の様な物を次々と出してきた。しかもそれはとても硬く、零夜達を縛らせようと襲い掛かってくる。
そう。その名はダークウィップ。闇属性の攻撃で鞭攻撃だけでなく、相手を縛り付ける特性を持つのだ。
「ダークウィップか……それならこいつだ!苦無乱れ投げ!」
零夜は素早い動きで回避しながら苦無を構え、アルフレッドに向かって投げ飛ばす。
しかし、彼はサイドステップで回避してしまい、紐は零夜達を次々と縛り上げて動けなくしてしまった。
「しまった!縛られてしまったか!」
「硬くて解けない……」
「うぐ……」
ヒミカ達は動けなくなってもがこうとしても苦しむばかり。この様子にアルフレッドはあくどい笑みを浮かべながら零夜に近づく。
「どうだ。これで分かっただろ?俺に逆らうとこうなる事を……」
アルフレッドが言い切ろうとしたその時、零夜は口から火を吹いて彼を燃やし始めた。
「あぢぢぢぢ!」
アルフレッドは全身を燃やされて火だるまとなり、悲鳴を上げながらその場を走り回ってしまう。それと同時に紐も塵となって消滅し、零夜達は身動きが取れるようになった。
「紐が消えた!」
「能力を与えると消滅するようだな」
「零夜様、大胆な行動をしますね」
身動きが取れたエヴァ達は準備運動を行って調整をする中、アルフレッドはまだ炎に包まれながら悲鳴を上げていた。
「戦いの最中に話などするからだ。サービスとして火を消してやるよ!」
零夜は忍者刀を引き抜いたと同時に、水竜刀に変化させる。それと同時に二刀流の態勢でアルフレッドに向かって駆け出していく。
「水神斬!」
零夜は水を帯びた斬撃をアルフレッドに喰らわせ、火を消したと同時に斬撃のダメージを与える事に成功する。まさに一石二鳥だ。
「こ、こいつ……俺をコケにしやがって……!」
「やれる者ならやってみろ。返り討ちにしてやるぜ」
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