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第一章 戦士達の集結
第三十六話 皆と出会えた奇跡
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ホムラの街の近くに、黒い和風のお城がある。それこそアークスレイヤーホムラ支部のアジトだ。
その中にある会議室では緊急会議が行われていて、三人の幹部達が話し合いをしていた。彼等は黒い軍人の服を着ていて、モヒカン、短髪、赤いアフロという髪型だった。
「ボルグレンがやられてしまったようだ。まあ、あいつは俺達ホムラ支部四天王の中でも一番下だからな……」
ホムラ支部副支部長である短髪のマルセルの発言に、他の二人の幹部達もコクリと頷く。ボルグレンは普通の人間なので魔法などが使える闇の指輪を与えていたが、指輪をキララに奪われた事でノースマンに殺されてしまった。
その結果、ボルグレンはその程度の人間という事を評価せざるを得なくなったのだ。
「恐らく奴等はホムラを目指しているのは確定である以上、迎え撃つのみだ。」
「そうだ。それにホムラには協力者もいる。後は彼等にも援助をする必要があるだろう」
モヒカン男のルシア、アフロのベイブの意見にマルセルも真剣な表情で頷いたその時、ウインドウの画面が突然映りだす。そこには貴族の服を着た中年の男が姿を現す。頭の天辺は既に禿げて周りに髪が残っている状態だ。
「べムール様!」
マルセルの叫びにルシアとベイブも真剣な表情で一礼し、画面越しのべムールはコクリと頷く。
『今回のボルグレンについての事だが、闇の魔道具を与えたにも関わらず敗れてしまうとは……やはり彼を幹部にしたのは間違いだったな』
「ええ。我等ホムラ四天王の恥晒しですよ」
べムールは苦虫を噛み潰したような表情をしながら、ボルグレンを幹部にした事を後悔していた。マルセル達もボルグレンの事を批判していて、恥晒しだと本心を露わにしていた。
ボルグレンが一般人で魔道具に頼り過ぎていたからこそ、こうなるのも無理なかった。
『で、選ばれし戦士達はホムラへ向かっているのか』
「はい。勇者ヒューゴ一味は勿論ですが、最近活躍が目立ってきている零夜一味もいます。ボルグレンも彼等によって倒されました」
ルシアからの真剣な報告に、べムールは眉をひそめながらも真剣な表情で聞いていた。
ヒューゴ達の事は知っているが、零夜達の事は全然知らずにいた。新参者がボルグレンを倒す事はあり得ないと感じていたし、まだまだ知らない事が沢山あるのも無理ないだろう。
『そうか……それにしても零夜一味か……奴等は必ずホムラに向かうだろう……』
べムールは真剣な表情をしながらどうするか考え始め、マルセル達も真剣な表情をしながら見守っていた。
それから一分後、べムールは真剣な表情で今後の計画を決めたと同時に、マルセル達に伝え始める。
『今後の計画について話すぞ。まずマルセルはこのホムラ支部を守る事に専念。お前の統率力なら基地を守る事が出来る』
「必ずやご期待に応えてみせましょう」
マルセルはホムラ支部基地を守る事になり、彼は承諾しながら一礼する。
マルセルは兵士達をまとめる統率力が売りなので、基地の守りに関しては彼の方が適任である。その為、副支部長に任命されたのも無理なかった。
『ルシアについてはホムラに向かえ。そこには協力者がいるので彼等と共に行動してくれ』
「承知!」
ルシアはホムラへと向かう事になり、彼も同様に承諾する。
ルシアは外部との交渉を得意としている暗殺者であり、その交渉力で協力者を得たのは見事としか言えないだろう。
『ベイブについては侵略活動だ。我々に抵抗するシルバーウルフの村に向かい、襲撃活動を行う様に。また、若い女性の奴隷に関しては連行しておく事も忘れるな。因みに三十九歳以下なら大丈夫だが、ブスやデブは駄目だからな』
「無茶苦茶な注文ですが、やってみましょう」
ベイブは侵略専門の幹部であり、今回の任務も承諾する。しかし、べムールの無茶な内容については心の中で唖然としているのも無理なく、苦笑いしながらも承諾せざるを得なかったのだろう。
因みにアークスレイヤーでの奴隷の基準に関しては、十三歳以上三十九歳以下。美人や可愛いのは大丈夫だが、ブスやデブは駄目という厳しい決まりがある。間違えてブスやデブを連れてきたら、彼女達だけでなく、連れてきた本人も殺される厳しい掟があるのだ。
『これで会議は終了だ。各自それぞれの任務に取り掛かれ!』
「「「はっ!」」」
べムールの合図と共に会議は終了し、ウインドウはそのまま切られる。マルセル達はべムールの指示に従いながら、それぞれの持ち場に移動し始めた。
※
それから翌日、零夜達はヘンダル鉱山から出発する事になった。アークスレイヤーを倒す為にも戦士達に休息はなく、すぐに行かなければアークスレイヤーによって村や街などに被害が起きてしまうからだ。
「もう行くのか。ゆっくりすれば良いのに」
「いや、ここで休むわけにはいかないからな。倒さなければいけない奴等もいるし」
ドワーフの声掛けに零夜は苦笑いしながらも応える。倒さなければならないアークスレイヤーの基地があるので、ここで止まる事は許されないからだ。
すると、零夜とミミのパートナーであるルリカとキララが駆け寄ってきた。ルリカの衣装は白いへそ出しチューブトップと青いデニムオーバーオール、キララはピンク色のキャミソールとサスペンダー付属のデニムカーゴジーンズを着用。この衣装こそ彼女達の本来の姿であり、本人が一番好きな服装でもあるのだ。
「零夜様。準備はできました!何時でも出発できます!」
「早くしないとホムラに着くのが遅くなるからね」
「そうだな……そろそろ行くか!」
零夜の合図と同時に全員が頷き、彼等はヘンダル鉱山から立ち去ってホムラへと向かい出した。
「「「元気でなー!」」」
ドワーフ達は旅立つ零夜達にエールを送り、それに彼は拳を上げながら応えていた。
※
ヘンダル鉱山を出た零夜達は、トラマツの案内でそのままホムラへと向かっていた。すると、零夜は雲一つ無い青空を見上げながら歩いていた。
「零夜、どうしたんだい?」
ヒューゴは零夜の様子が気になって彼の方を向き、零夜は笑みを浮かべながらヒューゴに視線を移す。
「俺、この世界に来て良かったと思っているんだ。今までは普通にプロレスラーを目指していたけど、メディア様やトラマツ達と出会ってから、選ばれし戦士としての毎日が楽しく感じている」
零夜の話にヒューゴだけでなく、ミミ達も立ち止まって彼に視線を向けながら話を聞き始める。どうやら零夜が突然立ち止まった事が気になっていたのだろう。
「もし、そうでなければ今の俺はいなかったし、ヒューゴ達も出会わなかった。だからこそ、この感謝の気持を忘れずに旅を続けたい。皆に出会えた事が奇跡だという事を!」
零夜の飛び切りの笑顔にヒューゴも微笑み、彼の肩に手を置く。
「僕も同じだよ。零夜達と出会ってから良き友であり、ライバルができた。君とは切磋琢磨しながら頑張っていきたい。これからも宜しく頼む!」
「おう!」
零夜とヒューゴは握手を交わし、この光景にトラマツ達もウンウン頷き、ミミ達は笑みを浮かべていた。
「さっ、無駄話はそこまでだ。ホムラまでもう少し!頑張っていくぞ!」
「「「おう!」」」
トラマツの合図と同時に、零夜達は急いでホムラへと再び歩み始めた。彼等の物語はまだまだ始まったばかり。雲一つない青空が広がっていて、太陽が彼等を照らしていたのだった。
その中にある会議室では緊急会議が行われていて、三人の幹部達が話し合いをしていた。彼等は黒い軍人の服を着ていて、モヒカン、短髪、赤いアフロという髪型だった。
「ボルグレンがやられてしまったようだ。まあ、あいつは俺達ホムラ支部四天王の中でも一番下だからな……」
ホムラ支部副支部長である短髪のマルセルの発言に、他の二人の幹部達もコクリと頷く。ボルグレンは普通の人間なので魔法などが使える闇の指輪を与えていたが、指輪をキララに奪われた事でノースマンに殺されてしまった。
その結果、ボルグレンはその程度の人間という事を評価せざるを得なくなったのだ。
「恐らく奴等はホムラを目指しているのは確定である以上、迎え撃つのみだ。」
「そうだ。それにホムラには協力者もいる。後は彼等にも援助をする必要があるだろう」
モヒカン男のルシア、アフロのベイブの意見にマルセルも真剣な表情で頷いたその時、ウインドウの画面が突然映りだす。そこには貴族の服を着た中年の男が姿を現す。頭の天辺は既に禿げて周りに髪が残っている状態だ。
「べムール様!」
マルセルの叫びにルシアとベイブも真剣な表情で一礼し、画面越しのべムールはコクリと頷く。
『今回のボルグレンについての事だが、闇の魔道具を与えたにも関わらず敗れてしまうとは……やはり彼を幹部にしたのは間違いだったな』
「ええ。我等ホムラ四天王の恥晒しですよ」
べムールは苦虫を噛み潰したような表情をしながら、ボルグレンを幹部にした事を後悔していた。マルセル達もボルグレンの事を批判していて、恥晒しだと本心を露わにしていた。
ボルグレンが一般人で魔道具に頼り過ぎていたからこそ、こうなるのも無理なかった。
『で、選ばれし戦士達はホムラへ向かっているのか』
「はい。勇者ヒューゴ一味は勿論ですが、最近活躍が目立ってきている零夜一味もいます。ボルグレンも彼等によって倒されました」
ルシアからの真剣な報告に、べムールは眉をひそめながらも真剣な表情で聞いていた。
ヒューゴ達の事は知っているが、零夜達の事は全然知らずにいた。新参者がボルグレンを倒す事はあり得ないと感じていたし、まだまだ知らない事が沢山あるのも無理ないだろう。
『そうか……それにしても零夜一味か……奴等は必ずホムラに向かうだろう……』
べムールは真剣な表情をしながらどうするか考え始め、マルセル達も真剣な表情をしながら見守っていた。
それから一分後、べムールは真剣な表情で今後の計画を決めたと同時に、マルセル達に伝え始める。
『今後の計画について話すぞ。まずマルセルはこのホムラ支部を守る事に専念。お前の統率力なら基地を守る事が出来る』
「必ずやご期待に応えてみせましょう」
マルセルはホムラ支部基地を守る事になり、彼は承諾しながら一礼する。
マルセルは兵士達をまとめる統率力が売りなので、基地の守りに関しては彼の方が適任である。その為、副支部長に任命されたのも無理なかった。
『ルシアについてはホムラに向かえ。そこには協力者がいるので彼等と共に行動してくれ』
「承知!」
ルシアはホムラへと向かう事になり、彼も同様に承諾する。
ルシアは外部との交渉を得意としている暗殺者であり、その交渉力で協力者を得たのは見事としか言えないだろう。
『ベイブについては侵略活動だ。我々に抵抗するシルバーウルフの村に向かい、襲撃活動を行う様に。また、若い女性の奴隷に関しては連行しておく事も忘れるな。因みに三十九歳以下なら大丈夫だが、ブスやデブは駄目だからな』
「無茶苦茶な注文ですが、やってみましょう」
ベイブは侵略専門の幹部であり、今回の任務も承諾する。しかし、べムールの無茶な内容については心の中で唖然としているのも無理なく、苦笑いしながらも承諾せざるを得なかったのだろう。
因みにアークスレイヤーでの奴隷の基準に関しては、十三歳以上三十九歳以下。美人や可愛いのは大丈夫だが、ブスやデブは駄目という厳しい決まりがある。間違えてブスやデブを連れてきたら、彼女達だけでなく、連れてきた本人も殺される厳しい掟があるのだ。
『これで会議は終了だ。各自それぞれの任務に取り掛かれ!』
「「「はっ!」」」
べムールの合図と共に会議は終了し、ウインドウはそのまま切られる。マルセル達はべムールの指示に従いながら、それぞれの持ち場に移動し始めた。
※
それから翌日、零夜達はヘンダル鉱山から出発する事になった。アークスレイヤーを倒す為にも戦士達に休息はなく、すぐに行かなければアークスレイヤーによって村や街などに被害が起きてしまうからだ。
「もう行くのか。ゆっくりすれば良いのに」
「いや、ここで休むわけにはいかないからな。倒さなければいけない奴等もいるし」
ドワーフの声掛けに零夜は苦笑いしながらも応える。倒さなければならないアークスレイヤーの基地があるので、ここで止まる事は許されないからだ。
すると、零夜とミミのパートナーであるルリカとキララが駆け寄ってきた。ルリカの衣装は白いへそ出しチューブトップと青いデニムオーバーオール、キララはピンク色のキャミソールとサスペンダー付属のデニムカーゴジーンズを着用。この衣装こそ彼女達の本来の姿であり、本人が一番好きな服装でもあるのだ。
「零夜様。準備はできました!何時でも出発できます!」
「早くしないとホムラに着くのが遅くなるからね」
「そうだな……そろそろ行くか!」
零夜の合図と同時に全員が頷き、彼等はヘンダル鉱山から立ち去ってホムラへと向かい出した。
「「「元気でなー!」」」
ドワーフ達は旅立つ零夜達にエールを送り、それに彼は拳を上げながら応えていた。
※
ヘンダル鉱山を出た零夜達は、トラマツの案内でそのままホムラへと向かっていた。すると、零夜は雲一つ無い青空を見上げながら歩いていた。
「零夜、どうしたんだい?」
ヒューゴは零夜の様子が気になって彼の方を向き、零夜は笑みを浮かべながらヒューゴに視線を移す。
「俺、この世界に来て良かったと思っているんだ。今までは普通にプロレスラーを目指していたけど、メディア様やトラマツ達と出会ってから、選ばれし戦士としての毎日が楽しく感じている」
零夜の話にヒューゴだけでなく、ミミ達も立ち止まって彼に視線を向けながら話を聞き始める。どうやら零夜が突然立ち止まった事が気になっていたのだろう。
「もし、そうでなければ今の俺はいなかったし、ヒューゴ達も出会わなかった。だからこそ、この感謝の気持を忘れずに旅を続けたい。皆に出会えた事が奇跡だという事を!」
零夜の飛び切りの笑顔にヒューゴも微笑み、彼の肩に手を置く。
「僕も同じだよ。零夜達と出会ってから良き友であり、ライバルができた。君とは切磋琢磨しながら頑張っていきたい。これからも宜しく頼む!」
「おう!」
零夜とヒューゴは握手を交わし、この光景にトラマツ達もウンウン頷き、ミミ達は笑みを浮かべていた。
「さっ、無駄話はそこまでだ。ホムラまでもう少し!頑張っていくぞ!」
「「「おう!」」」
トラマツの合図と同時に、零夜達は急いでホムラへと再び歩み始めた。彼等の物語はまだまだ始まったばかり。雲一つない青空が広がっていて、太陽が彼等を照らしていたのだった。
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