33 / 267
第一章 戦士達の集結
第三十一話 奴隷の真実
しおりを挟む
「ここにいる奴隷達が……滅ぼされた世界の出身だなんて……」
「信じられない……事実なのかしら……」
零夜から発せられた衝撃の真実に、ミミ達は信じられない表情でいた。囚われた女性達が滅ぼされた世界の出身だという事は分かるが、まさか各世界の主人公の仲間達である事は驚くのも無理ないのだ。
「紛れもない事実だ。アークスレイヤーの奴等は自ら滅ぼした世界のヒロイン達を奴隷にして、酒池肉林を築こうとしている」
「トラマツの言う通りだ。俺も彼奴等のやり方には賛同できない……!」
トラマツとノースマンは意見を述べるが、その表情はアークスレイヤーに対しての怒りを込めていた。彼等の外道な行動は卑劣にしか過ぎず、自身の野望の為なら邪魔する奴は始末する。たとえどの様な手段を使っても構わない精神が強いに違いない。
「ああ……俺はハーレムを築こうとしたり、仲間を身代わりにしたりする奴等は大嫌いだからな。奴等にはトラウマを植え付けながら殺すのみだ……!」
零夜はギロリと目を光らせ、憎しみのオーラを一気に放出してしまう。アークスレイヤーだけでなく、理不尽な行動をする者まで怒りを込めていた。選ばれし戦士達になる前は我慢できていたが、今では力を得た以上、徹底的に始末しようと考えている。
それを見たミミはすぐに彼に近付き、その額にデコピンを当てる。
「痛っ!」
「何馬鹿な事を言ってんのよ。そう言うアンタも同じでしょ」
「う……ミミ姉に言われちゃ逆らえないや……」
ミミからの真剣な指摘に零夜はがっくりと項垂れるが、彼女はすぐに優しく彼の頭を撫でる。
「でも、私達の事を思ってくれているのは嬉しいと思うわ。仲間を大切にする心、自ら先陣に立つ勇気、何事も諦めない覚悟が零夜にはある。私達はあなたの様になりたいからね」
ミミの優しい笑みに、零夜は思わず照れ臭そうに頬を掻いてしまう。一緒にいてくれる幼馴染がいるからこそ、今の彼がいるのだ。
その事に感謝しつつ、零夜はミミをぎゅっと抱き締める。
「ミミ姉……何から何まで悪いな……」
「気にしないの。だって私は零夜のパートナーなんだから!さっ、奴隷を解放させないと!」
ミミの合図に倫子達も笑顔で頷き、囚われの奴隷女性達の解放に取り掛かる。彼女達はすぐにミミ達に近付き、バラバラにならないように一塊になり始める。
「まずは奴隷紋だけど、身体には付いている?」
「右の手の甲です」
奴隷女性達は手の甲に刻まれている奴隷紋をミミ達に見せる。手の甲に刻まれているのは紛れもなく奴隷紋であり、それをミミ達は確認をしていく。
「なるほど……私の光の魔術なら消せますよ」
「本当なの?」
ジャンヌは確認した後に手を挙げながら自身の意見を述べ、ミミ達は疑問に感じながら一斉に彼女の方に視線を移す。
「ええ。アークスレイヤーの奴隷紋は闇属性。私の光の魔術なら打ち消せます!」
ジャンヌは両手を合わせながら神経を集中し始め、そのまま光の魔術を発動させたと同時に、奴隷達の奴隷紋を打ち消し始める。
「邪悪なる紋章よ。光の魔術で消え給え。ホーリーマジック!」
すると光の魔術によって奴隷紋は次々と塵となって消滅し、綺麗さっぱり無くなった。
それと同時に奴隷達は自由の身になる事ができ、彼女達は嬉しそうな表情を浮かべながら喜びを分かち合っていた。
「はい。これで大丈夫!」
「「「ありがとうございます!」」」
奴隷女性達が笑みを浮かべながらジャンヌに一礼をしたその時、扉が乱暴に開かれる。その様子だとどうやら敵が来たようだ。
「何者だ?」
零夜達が真剣な表情で扉の方を向くと、そこにはナマハゲが扉の前に立っていてズンズンと中に入ってきた。その表情は冷静となっていたが、心の中では怒りに震えている。どうやら奴隷部屋を勝手に開けられた事について怒っているのだろう。
「奴隷部屋が開かれていると思ったら、こういう事だったのか……」
ナマハゲはこの状況を見て、奴隷達が既に解放されている事を悟っていた。それを知ったナマハゲは怒りに震えるのも無理はなく、ボキボキと腕を鳴らし始めながら殺気を漂わせ始める。
「お前がボルグレンなのか?」
「違うな。俺はオーガ族のナマハゲ!ボルグレン様の幹部の一人だ!」
ナマハゲは自己紹介をしたと同時に、すぐに戦闘態勢に入り始める。その手には金棒が握られていて、重さは百トンぐらいあるだろう。
ナマハゲは怪力である為、どんな物でも持ち上げられる。手にしている百トンの金棒も余裕で持ち上げられるのが証拠だ。
「幹部の一人と遭遇するとはね……けど、ここで倒さなければボルグレンを倒す事は難しくなるわ!」
「相手が誰であろうとも負けられないし、絶対に倒してやるんだから!」
ヒカリとアミリスが気合を入れて戦闘態勢に入り、倫子達も後に続いて武器を構える。それを見たナマハゲは金棒を振り回し始め、すぐに彼女達に襲い掛かる。
「悪い子はいねがァァァァァ!」
「躱せ!」
ナマハゲは金棒をブンブン振り回しながら倫子達に襲い掛かるが、零夜の合図と同時に彼女達は素早い動きで次々と回避していく。
奴隷達は邪魔にならないよう隅っこで待機していて、トラマツとノースマンが彼女達の前に立って守り通しているのだ。
「まるで本物のなまはげ其の物じゃねーか!アンタの喋り方、やっぱりなまはげだよ!」
「うるせー!この方が俺にピッタリ合うんだよ!」
「逆に本物のなまはげにやられてしまえ!」
零夜のツッコミにナマハゲは反論し始め、そこからアホらしい口論へと変わってしまう。さっきの戦闘シーンから一変してしまい、唖然としたギャグ展開に皆が呆れるのも無理ないのだ。
「まあ、この件についてはしょうがないと思ったけどね……」
「うん。私もそう思った」
ミミと倫子が唖然とした表情でポカンと見つめている中、ナマハゲは我慢できずに金棒を振り回し、それを零夜に向かって投げ飛ばした。
「させないわ!」
しかし、エヴァが金棒の柄を片手でキャッチし、そのままブンブンと振り回して床に置いた。
今の彼女の目は真剣な表情をしていて、そのままコツコツとナマハゲに立ち向かう。
「まさかお前が金棒を止めるとは驚いたな。やる気か?」
「ええ。力なら私だって負けないからね。覚悟しなさい!」
エヴァは腕を鳴らしたと同時に格闘技の構えに入り、ナマハゲも同様にレスリングの構えに入る。どうやら武器を使わずに拳を使っての戦いに切り替える様だ。
両者は間合いを取ったままジリジリと円を描くように移動し、真剣な表情で獲物を狙う目をしている。いつ飛び出してもおかしくないだろう。
「この戦いはどちらが勝ってもおかしくない。上手く勝てば良いのだけど……」
ミミが心配そうな表情をしながら二人の戦いを見つめる中、お互い飛び出したと同時に激しい殴り合いが始まった。
「信じられない……事実なのかしら……」
零夜から発せられた衝撃の真実に、ミミ達は信じられない表情でいた。囚われた女性達が滅ぼされた世界の出身だという事は分かるが、まさか各世界の主人公の仲間達である事は驚くのも無理ないのだ。
「紛れもない事実だ。アークスレイヤーの奴等は自ら滅ぼした世界のヒロイン達を奴隷にして、酒池肉林を築こうとしている」
「トラマツの言う通りだ。俺も彼奴等のやり方には賛同できない……!」
トラマツとノースマンは意見を述べるが、その表情はアークスレイヤーに対しての怒りを込めていた。彼等の外道な行動は卑劣にしか過ぎず、自身の野望の為なら邪魔する奴は始末する。たとえどの様な手段を使っても構わない精神が強いに違いない。
「ああ……俺はハーレムを築こうとしたり、仲間を身代わりにしたりする奴等は大嫌いだからな。奴等にはトラウマを植え付けながら殺すのみだ……!」
零夜はギロリと目を光らせ、憎しみのオーラを一気に放出してしまう。アークスレイヤーだけでなく、理不尽な行動をする者まで怒りを込めていた。選ばれし戦士達になる前は我慢できていたが、今では力を得た以上、徹底的に始末しようと考えている。
それを見たミミはすぐに彼に近付き、その額にデコピンを当てる。
「痛っ!」
「何馬鹿な事を言ってんのよ。そう言うアンタも同じでしょ」
「う……ミミ姉に言われちゃ逆らえないや……」
ミミからの真剣な指摘に零夜はがっくりと項垂れるが、彼女はすぐに優しく彼の頭を撫でる。
「でも、私達の事を思ってくれているのは嬉しいと思うわ。仲間を大切にする心、自ら先陣に立つ勇気、何事も諦めない覚悟が零夜にはある。私達はあなたの様になりたいからね」
ミミの優しい笑みに、零夜は思わず照れ臭そうに頬を掻いてしまう。一緒にいてくれる幼馴染がいるからこそ、今の彼がいるのだ。
その事に感謝しつつ、零夜はミミをぎゅっと抱き締める。
「ミミ姉……何から何まで悪いな……」
「気にしないの。だって私は零夜のパートナーなんだから!さっ、奴隷を解放させないと!」
ミミの合図に倫子達も笑顔で頷き、囚われの奴隷女性達の解放に取り掛かる。彼女達はすぐにミミ達に近付き、バラバラにならないように一塊になり始める。
「まずは奴隷紋だけど、身体には付いている?」
「右の手の甲です」
奴隷女性達は手の甲に刻まれている奴隷紋をミミ達に見せる。手の甲に刻まれているのは紛れもなく奴隷紋であり、それをミミ達は確認をしていく。
「なるほど……私の光の魔術なら消せますよ」
「本当なの?」
ジャンヌは確認した後に手を挙げながら自身の意見を述べ、ミミ達は疑問に感じながら一斉に彼女の方に視線を移す。
「ええ。アークスレイヤーの奴隷紋は闇属性。私の光の魔術なら打ち消せます!」
ジャンヌは両手を合わせながら神経を集中し始め、そのまま光の魔術を発動させたと同時に、奴隷達の奴隷紋を打ち消し始める。
「邪悪なる紋章よ。光の魔術で消え給え。ホーリーマジック!」
すると光の魔術によって奴隷紋は次々と塵となって消滅し、綺麗さっぱり無くなった。
それと同時に奴隷達は自由の身になる事ができ、彼女達は嬉しそうな表情を浮かべながら喜びを分かち合っていた。
「はい。これで大丈夫!」
「「「ありがとうございます!」」」
奴隷女性達が笑みを浮かべながらジャンヌに一礼をしたその時、扉が乱暴に開かれる。その様子だとどうやら敵が来たようだ。
「何者だ?」
零夜達が真剣な表情で扉の方を向くと、そこにはナマハゲが扉の前に立っていてズンズンと中に入ってきた。その表情は冷静となっていたが、心の中では怒りに震えている。どうやら奴隷部屋を勝手に開けられた事について怒っているのだろう。
「奴隷部屋が開かれていると思ったら、こういう事だったのか……」
ナマハゲはこの状況を見て、奴隷達が既に解放されている事を悟っていた。それを知ったナマハゲは怒りに震えるのも無理はなく、ボキボキと腕を鳴らし始めながら殺気を漂わせ始める。
「お前がボルグレンなのか?」
「違うな。俺はオーガ族のナマハゲ!ボルグレン様の幹部の一人だ!」
ナマハゲは自己紹介をしたと同時に、すぐに戦闘態勢に入り始める。その手には金棒が握られていて、重さは百トンぐらいあるだろう。
ナマハゲは怪力である為、どんな物でも持ち上げられる。手にしている百トンの金棒も余裕で持ち上げられるのが証拠だ。
「幹部の一人と遭遇するとはね……けど、ここで倒さなければボルグレンを倒す事は難しくなるわ!」
「相手が誰であろうとも負けられないし、絶対に倒してやるんだから!」
ヒカリとアミリスが気合を入れて戦闘態勢に入り、倫子達も後に続いて武器を構える。それを見たナマハゲは金棒を振り回し始め、すぐに彼女達に襲い掛かる。
「悪い子はいねがァァァァァ!」
「躱せ!」
ナマハゲは金棒をブンブン振り回しながら倫子達に襲い掛かるが、零夜の合図と同時に彼女達は素早い動きで次々と回避していく。
奴隷達は邪魔にならないよう隅っこで待機していて、トラマツとノースマンが彼女達の前に立って守り通しているのだ。
「まるで本物のなまはげ其の物じゃねーか!アンタの喋り方、やっぱりなまはげだよ!」
「うるせー!この方が俺にピッタリ合うんだよ!」
「逆に本物のなまはげにやられてしまえ!」
零夜のツッコミにナマハゲは反論し始め、そこからアホらしい口論へと変わってしまう。さっきの戦闘シーンから一変してしまい、唖然としたギャグ展開に皆が呆れるのも無理ないのだ。
「まあ、この件についてはしょうがないと思ったけどね……」
「うん。私もそう思った」
ミミと倫子が唖然とした表情でポカンと見つめている中、ナマハゲは我慢できずに金棒を振り回し、それを零夜に向かって投げ飛ばした。
「させないわ!」
しかし、エヴァが金棒の柄を片手でキャッチし、そのままブンブンと振り回して床に置いた。
今の彼女の目は真剣な表情をしていて、そのままコツコツとナマハゲに立ち向かう。
「まさかお前が金棒を止めるとは驚いたな。やる気か?」
「ええ。力なら私だって負けないからね。覚悟しなさい!」
エヴァは腕を鳴らしたと同時に格闘技の構えに入り、ナマハゲも同様にレスリングの構えに入る。どうやら武器を使わずに拳を使っての戦いに切り替える様だ。
両者は間合いを取ったままジリジリと円を描くように移動し、真剣な表情で獲物を狙う目をしている。いつ飛び出してもおかしくないだろう。
「この戦いはどちらが勝ってもおかしくない。上手く勝てば良いのだけど……」
ミミが心配そうな表情をしながら二人の戦いを見つめる中、お互い飛び出したと同時に激しい殴り合いが始まった。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
女神様から同情された結果こうなった
回復師
ファンタジー
どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる