30 / 130
連載
第五十六話 幼馴染み
しおりを挟む
ショウの知り合いかしら? でも、ショウの様子を見ると眉間に皺を寄せて機嫌が悪そうだ。
「あっ、ロゼッタお姉ちゃん!」
ラルクがその女性を見て叫んだ。
「あら、ラルクね。随分大きくなったわね。久しぶり」
ロゼッタお姉ちゃんと呼ばれた女性がラルクに微笑んだ。
「ショウとラルクがここにいるってことは、もしかしてクランリー農場でお店を出すの?」
「いや、俺とラルクはタダの手伝いだ。店を出すのはカリンだ」
「カリン……?」
ショウが私の方を見て言ったので、その女性もこちらに目を向けた。
焦茶色の勝ち気そうな瞳が私を捉え、私の方に近づいて来た。
「あっ、あの……初めまして、カリンといいます。ショウとラルクのお知り合いですか?」
「ええ、幼馴染みなの。ショウとは昔から仲が良いのよ。ラルクも弟みたいに思っているの。私はロゼッタ、町一番美味しいレストランの娘なのよ。よろしくね」
そうか、あのレストランの……それにしても綺麗な人……
「……はい、こちらこそよろしくお願いします」
ロゼッタさんの笑顔に見惚れながら私は慌てて挨拶を返した。
ロゼッタさんが近づいて来て気付いたのだが彼女は私よりも頭一つも背が高い。ショウの背が結構高いのでさっきはあまり分からなかった。
背が高くてもウエストは細く胸も十分すぎるくらいある。羨ましい体型だ。
「あら、あなた珍しい髪色と瞳ね。もしかして外国から来たのかしら?」
「えーと、はい、そうなんです」
私はロゼッタさんにそう答えながら「たぶん」という言葉を飲み込んだ。
「そう、それにしてもショウとラルクと随分仲が良さそうね」
そう言ったロゼッタさんに私は思わずハッとした。
こっ、このパターンはショウに好意がある幼馴染みの女性が横から入り込んできた謎の美少女(私の事だけど)に牽制するシーンではないかしら?
物語でよくあるよね。
そう思って身構えたのだが、ロゼッタさんはまったく思いも寄らぬ言葉を発した。
「よかったわぁ、あなたのような娘がショウのそばにいてくれて。ショウったら無愛想だし、感情がすぐに顔に出るのよ。それに、あまり他人に心を開かないから心配していたの。これからもショウをよろしくね。と言っても私がお願いする義理じゃないけどね」
そう言って微笑むロゼッタさんを見ると本心から発した言葉に感じた。
どうやら私の心配は杞憂だったらしい。牽制どころか私がショウのそばにいることを心底喜んでいるように見える。
「ねぇ、カリンちゃん。私の家でもスープの店として出店するからよろしくね。暑い夏にピッタリの冷製スープを出すのよ」
「そうなんですね。こちらこそよろしくお願いします」
私はロゼッタさんに軽く頭を下げた。
「ねぇ、ところでショウはどういう経緯でカリンさんのお店を手伝っているの?」
「関係無いだろ?」
少し離れた場所にいるショウにロゼッタさんの質問が飛んだ。
ロゼッタさんの質問に対してショウは睨むような目を向け冷たく答えた。
その様子に私は首を傾げる。
あれ? さっきロゼッタさんは昔から仲が良いと言っていたわよね。それにしてはちょっとショウの態度が冷たいような……
ああ、でもショウって最初に私に会ったときもあんな感じだったような気がするわ。久しぶりに会って緊張しているのかしら?
「クスクスッ、ショウったら久しぶりに会ったもんだから照れちゃって。まあ、いいわ。ねぇ、カリンさん、私にもアイスクリーム、貰えるかしら。もちろん後で私の店に来てくれればスープを提供するわ。実際にお店をやっているのは私の両親だけど」
「もちろん、アイスクリーム食べていって下さい」
そう言って私はロゼッタさんにアイスクリームを渡した。
「あら、美味しいわね。これはクランリー農場の牛乳を使っているのかしら?」
「はい、牛乳だけじゃなく卵も使っています」
やはりロゼッタさんはレストランの娘だけあってしっかり素材まで吟味しているようだ。
「綺麗な子がいると思ったらロゼッタね」
「あら、ほんとだわぁ。そう言えば、アルスさんが今年も出店するって言っていたわねぇ」
「こんにちは、エミュウさん、フランさん。父から出店のこと聞いていたんですね」
エミュウさんとフランさんもロゼッタさんと顔見知りらしい。
アルスさんと言うのはロゼッタさんのお父さん。と言うことは『町一番美味しいレストラン』の店主なんだろう。
「こうしてみると今年の『精霊姫』はきっとロゼッタねぇ」
「うん、私もそう思う。ロゼッタ綺麗になったものねぇ。エントリーしているんでしょ?」
「ええ、もちろんよ。エミュウさんとフランさんにそう言って貰えると嬉しいわ」
ん? 精霊姫? 何のことかしら?
私は、エミュウさんとフランさんがロゼッタさんと話している内容に首を傾げた。
「ああ、カリンちゃんは初めてのお祭りだから知らないのかもね。この祭りは大地の精霊を奉る祭りなのよ。毎年お祭りでは『ミス精霊姫』が選ばれるの」
「そうなのよぉ。15才~20才までの女性がエントリーするのよ。『精霊姫』に選ばれると様々な特典があるのよねぇ」
私の様子に気がついたエミュウさんとフランさんが説明してくれた。
どうやら『ミス精霊姫』というのは前世で言う『ミスコン』のようなものらしい。
「特典?」
「そう、ミス精霊姫に選ばれると領主様が開催する晩餐会に呼ばれるのよ。もちろん、領都までの旅費はタダ。絶対に選ばれてみせるわ!」
そう言ったロゼッタさんの瞳は闘志に燃えていた。
「カリンちゃんも15才になったらエントリーするといいわ」
「そうねぇ、カリンちゃんはこれからどんどん綺麗になりそうだし、きっと精霊姫になれると思うわ」
エミュウさんとフランさんがそう言ってくれたが、私はあまりミスコンには興味がない。それに晩餐会にもそんなに出たいとは思わない。只、晩餐会で出される料理には興味があるが……
私はエミュウさんとフランさんの言葉に苦笑するしかなかった。
「あっ、ロゼッタお姉ちゃん!」
ラルクがその女性を見て叫んだ。
「あら、ラルクね。随分大きくなったわね。久しぶり」
ロゼッタお姉ちゃんと呼ばれた女性がラルクに微笑んだ。
「ショウとラルクがここにいるってことは、もしかしてクランリー農場でお店を出すの?」
「いや、俺とラルクはタダの手伝いだ。店を出すのはカリンだ」
「カリン……?」
ショウが私の方を見て言ったので、その女性もこちらに目を向けた。
焦茶色の勝ち気そうな瞳が私を捉え、私の方に近づいて来た。
「あっ、あの……初めまして、カリンといいます。ショウとラルクのお知り合いですか?」
「ええ、幼馴染みなの。ショウとは昔から仲が良いのよ。ラルクも弟みたいに思っているの。私はロゼッタ、町一番美味しいレストランの娘なのよ。よろしくね」
そうか、あのレストランの……それにしても綺麗な人……
「……はい、こちらこそよろしくお願いします」
ロゼッタさんの笑顔に見惚れながら私は慌てて挨拶を返した。
ロゼッタさんが近づいて来て気付いたのだが彼女は私よりも頭一つも背が高い。ショウの背が結構高いのでさっきはあまり分からなかった。
背が高くてもウエストは細く胸も十分すぎるくらいある。羨ましい体型だ。
「あら、あなた珍しい髪色と瞳ね。もしかして外国から来たのかしら?」
「えーと、はい、そうなんです」
私はロゼッタさんにそう答えながら「たぶん」という言葉を飲み込んだ。
「そう、それにしてもショウとラルクと随分仲が良さそうね」
そう言ったロゼッタさんに私は思わずハッとした。
こっ、このパターンはショウに好意がある幼馴染みの女性が横から入り込んできた謎の美少女(私の事だけど)に牽制するシーンではないかしら?
物語でよくあるよね。
そう思って身構えたのだが、ロゼッタさんはまったく思いも寄らぬ言葉を発した。
「よかったわぁ、あなたのような娘がショウのそばにいてくれて。ショウったら無愛想だし、感情がすぐに顔に出るのよ。それに、あまり他人に心を開かないから心配していたの。これからもショウをよろしくね。と言っても私がお願いする義理じゃないけどね」
そう言って微笑むロゼッタさんを見ると本心から発した言葉に感じた。
どうやら私の心配は杞憂だったらしい。牽制どころか私がショウのそばにいることを心底喜んでいるように見える。
「ねぇ、カリンちゃん。私の家でもスープの店として出店するからよろしくね。暑い夏にピッタリの冷製スープを出すのよ」
「そうなんですね。こちらこそよろしくお願いします」
私はロゼッタさんに軽く頭を下げた。
「ねぇ、ところでショウはどういう経緯でカリンさんのお店を手伝っているの?」
「関係無いだろ?」
少し離れた場所にいるショウにロゼッタさんの質問が飛んだ。
ロゼッタさんの質問に対してショウは睨むような目を向け冷たく答えた。
その様子に私は首を傾げる。
あれ? さっきロゼッタさんは昔から仲が良いと言っていたわよね。それにしてはちょっとショウの態度が冷たいような……
ああ、でもショウって最初に私に会ったときもあんな感じだったような気がするわ。久しぶりに会って緊張しているのかしら?
「クスクスッ、ショウったら久しぶりに会ったもんだから照れちゃって。まあ、いいわ。ねぇ、カリンさん、私にもアイスクリーム、貰えるかしら。もちろん後で私の店に来てくれればスープを提供するわ。実際にお店をやっているのは私の両親だけど」
「もちろん、アイスクリーム食べていって下さい」
そう言って私はロゼッタさんにアイスクリームを渡した。
「あら、美味しいわね。これはクランリー農場の牛乳を使っているのかしら?」
「はい、牛乳だけじゃなく卵も使っています」
やはりロゼッタさんはレストランの娘だけあってしっかり素材まで吟味しているようだ。
「綺麗な子がいると思ったらロゼッタね」
「あら、ほんとだわぁ。そう言えば、アルスさんが今年も出店するって言っていたわねぇ」
「こんにちは、エミュウさん、フランさん。父から出店のこと聞いていたんですね」
エミュウさんとフランさんもロゼッタさんと顔見知りらしい。
アルスさんと言うのはロゼッタさんのお父さん。と言うことは『町一番美味しいレストラン』の店主なんだろう。
「こうしてみると今年の『精霊姫』はきっとロゼッタねぇ」
「うん、私もそう思う。ロゼッタ綺麗になったものねぇ。エントリーしているんでしょ?」
「ええ、もちろんよ。エミュウさんとフランさんにそう言って貰えると嬉しいわ」
ん? 精霊姫? 何のことかしら?
私は、エミュウさんとフランさんがロゼッタさんと話している内容に首を傾げた。
「ああ、カリンちゃんは初めてのお祭りだから知らないのかもね。この祭りは大地の精霊を奉る祭りなのよ。毎年お祭りでは『ミス精霊姫』が選ばれるの」
「そうなのよぉ。15才~20才までの女性がエントリーするのよ。『精霊姫』に選ばれると様々な特典があるのよねぇ」
私の様子に気がついたエミュウさんとフランさんが説明してくれた。
どうやら『ミス精霊姫』というのは前世で言う『ミスコン』のようなものらしい。
「特典?」
「そう、ミス精霊姫に選ばれると領主様が開催する晩餐会に呼ばれるのよ。もちろん、領都までの旅費はタダ。絶対に選ばれてみせるわ!」
そう言ったロゼッタさんの瞳は闘志に燃えていた。
「カリンちゃんも15才になったらエントリーするといいわ」
「そうねぇ、カリンちゃんはこれからどんどん綺麗になりそうだし、きっと精霊姫になれると思うわ」
エミュウさんとフランさんがそう言ってくれたが、私はあまりミスコンには興味がない。それに晩餐会にもそんなに出たいとは思わない。只、晩餐会で出される料理には興味があるが……
私はエミュウさんとフランさんの言葉に苦笑するしかなかった。
400
お気に入りに追加
2,404
あなたにおすすめの小説

異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。

家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
追放された薬師は騎士と王子に溺愛される 薬を作るしか能がないのに、騎士団の皆さんが離してくれません!
沙寺絃
ファンタジー
唯一の肉親の母と死に別れ、田舎から王都にやってきて2年半。これまで薬師としてパーティーに尽くしてきた16歳の少女リゼットは、ある日突然追放を言い渡される。
「リゼット、お前はクビだ。お前がいるせいで俺たちはSランクパーティーになれないんだ。明日から俺たちに近付くんじゃないぞ、このお荷物が!」
Sランクパーティーを目指す仲間から、薬作りしかできないリゼットは疫病神扱いされ追放されてしまう。
さらにタイミングの悪いことに、下宿先の宿代が値上がりする。節約の為ダンジョンへ採取に出ると、魔物討伐任務中の王国騎士団と出くわした。
毒を受けた騎士団はリゼットの作る解毒薬に助けられる。そして最新の解析装置によると、リゼットは冒険者としてはFランクだが【調合師】としてはSSSランクだったと判明。騎士団はリゼットに感謝して、専属薬師として雇うことに決める。
騎士団で認められ、才能を開花させていくリゼット。一方でリゼットを追放したパーティーでは、クエストが失敗続き。連携も取りにくくなり、雲行きが怪しくなり始めていた――。
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。

料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!
白夢
ファンタジー
何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。
そう言われて、異世界に転生することになった。
でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。
どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。
だからわたしは旅に出た。
これは一人の幼女と小さな幻獣の、
世界なんて救わないつもりの放浪記。
〜〜〜
ご訪問ありがとうございます。
可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。
ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。
お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします!
23/01/08 表紙画像を変更しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。