赤い流れ星3

ルカ(聖夜月ルカ)

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side シュウ

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「確かにパワフルな奴だな。」

「そうでしょう。悪い奴ではないんですが、疲れるんですよ。」



カズさんは、タカミーのことを面白がってるみたいだった。
まぁ、もっと長い間一緒にいたら、毒気にあてられることがわかるだろうが。
しかし、まさか、タカミーが来るとは思わなかった。
カズが結婚したことを聞いて、きっとびっくりしただろうな。



カズさんと二人で、各テーブルを回った。
今夜は楽しい夜になりそうだ。
だけど、本当は早く帰りたい。
帰って、カズさんといろんなことを話したい。
昨夜は、カズさんはカズの所に泊まった。
二人でどんな話をしたのかも早く聞きたい。



「カズさん、久しぶり!」

「あぁ、久しぶりだな。元気にしてたか?」



カズさんは以前にも来たことがあるから、みんなが知っている。
カズさんは、一度や二度しか会ってなくても、ちゃんと相手のことを覚えてる。
客の顔と名前を覚えることは一番大切な事だと教え込まれた。
だから、俺も皆んなのことはしっかり頭に入っている。

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