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side 野々村美咲
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(あ、そうだ!)
もしかしたら、もうご存じかもしれないけど…
一応、美幸さんにも報告しておこう。
私は簡潔に、今回のことをLINEした。
『えっ!そうなの!?』
すぐに返信が来た。
しかも、びっくりしている顔のスタンプも一緒に。
なぜだろう?
美幸さんは、なぜこんなにも驚かれているのだろう?
『意外でしたか?』
曖昧に、そう訊ねてみた。
『うん、今日は兄さん、なんだか機嫌が悪そうだったし…
まさか、野々村さんに頼むとは思わなかったよ。』
機嫌が…?
文字では、確かに機嫌の良し悪しなんてわからないけど…
『ご機嫌が悪いって…なにかあったのですか?』
『たいしたことじゃないんだけど、マイケルさんたちになんか昔の彼女のこととか言われて、いやだったみたいだよ。』
(昔の彼女さん…?)
真っ先に頭に浮かんだのは、亜里沙さんのことだった。
でも、亜里沙さんは青木さんとは別れて、シュウさんと付き合われて、そしてそのシュウさんとも確か別れられたのよね?
あ、そうだ、そのあとにもいらっしゃった。
モデルさんだったか、とても綺麗な人だった…
あの人は、彼女さんだったのかお友達だったのか、結局、わからなかったけど…
もしかしたら、もうご存じかもしれないけど…
一応、美幸さんにも報告しておこう。
私は簡潔に、今回のことをLINEした。
『えっ!そうなの!?』
すぐに返信が来た。
しかも、びっくりしている顔のスタンプも一緒に。
なぜだろう?
美幸さんは、なぜこんなにも驚かれているのだろう?
『意外でしたか?』
曖昧に、そう訊ねてみた。
『うん、今日は兄さん、なんだか機嫌が悪そうだったし…
まさか、野々村さんに頼むとは思わなかったよ。』
機嫌が…?
文字では、確かに機嫌の良し悪しなんてわからないけど…
『ご機嫌が悪いって…なにかあったのですか?』
『たいしたことじゃないんだけど、マイケルさんたちになんか昔の彼女のこととか言われて、いやだったみたいだよ。』
(昔の彼女さん…?)
真っ先に頭に浮かんだのは、亜里沙さんのことだった。
でも、亜里沙さんは青木さんとは別れて、シュウさんと付き合われて、そしてそのシュウさんとも確か別れられたのよね?
あ、そうだ、そのあとにもいらっしゃった。
モデルさんだったか、とても綺麗な人だった…
あの人は、彼女さんだったのかお友達だったのか、結局、わからなかったけど…
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