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side 美幸
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「あぁ、ここは何度来ても気持ちが良いな。」
「これぞ、森林浴って感じだな。」
私達が向かったのは、30分くらい歩いたところにある森の中。
「そりゃあ、まぁ、確かに気分は良いけれど、ちょっと地味じゃない?
緑しかないわよ。」
「もうちょっと行ったら、小川や泉もあるぞ。」
「って、自然ばっかりじゃない!」
「そのためにここに来たんだろ?」
タカミーさんの文句にも、兄さんたちは動じない。
私達は、三人の漫才みたいなやりとりを見ながら、黙って後をついていった。
それにしても、心配だ。
どうやって、シュウさんを呼び出そう?
タカミーさんが兄さんとしゃべってる時に素早く連れ出すしかないかな。
深い森の中をゆっくりと散策し、小川で軽く水遊びをして…
文句を言ってた割には、タカミーさんもけっこう楽しそうだった。
「そろそろ、昼ご飯にしないか?」
「そうですね。」
拓けた場所にブル-シートを敷いて、私達は持ってきたお弁当を広げた。
サンドイッチとおにぎりと、チキンやフルーツも入ってた。
「おぉ、これはうまそうじゃな。」
「きゃあ!お弁当なんて、すっごく久しぶりだわ!」
タカミーさんは、大川さんの作ってくれたお弁当に目を輝かせていた。
「あぁ、ここは何度来ても気持ちが良いな。」
「これぞ、森林浴って感じだな。」
私達が向かったのは、30分くらい歩いたところにある森の中。
「そりゃあ、まぁ、確かに気分は良いけれど、ちょっと地味じゃない?
緑しかないわよ。」
「もうちょっと行ったら、小川や泉もあるぞ。」
「って、自然ばっかりじゃない!」
「そのためにここに来たんだろ?」
タカミーさんの文句にも、兄さんたちは動じない。
私達は、三人の漫才みたいなやりとりを見ながら、黙って後をついていった。
それにしても、心配だ。
どうやって、シュウさんを呼び出そう?
タカミーさんが兄さんとしゃべってる時に素早く連れ出すしかないかな。
深い森の中をゆっくりと散策し、小川で軽く水遊びをして…
文句を言ってた割には、タカミーさんもけっこう楽しそうだった。
「そろそろ、昼ご飯にしないか?」
「そうですね。」
拓けた場所にブル-シートを敷いて、私達は持ってきたお弁当を広げた。
サンドイッチとおにぎりと、チキンやフルーツも入ってた。
「おぉ、これはうまそうじゃな。」
「きゃあ!お弁当なんて、すっごく久しぶりだわ!」
タカミーさんは、大川さんの作ってくれたお弁当に目を輝かせていた。
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