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第12章…双子の王子様
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結局、アンジェリーヌは一睡も出来ないままに夜が明けた。
朝早くから、アンジェリーヌの周りにはたくさんの人々がとりまき、髪を結い上げたり、念入りに化粧を施したり、煌びやかな宝石を身に付けていく。
「まぁ!アンジェリーヌ様!
なんてお美しい!」
メイド達が銘々に感嘆の声を上げている。
「アンジェリーヌ様、準備は……あ……」
様子を見に来たミカエルも、アンジェリーヌのあまりの美しさに息を飲んだ。
「な、なんとお美しい……!!」
(しかも、おっ●い、でかっっ!く~~、たまんねぇ!!)
ミカエルの瞳は、アンジェリーヌの巨乳に釘付けだ。
「アンジェリーヌ…!」
「カ、カパエル!……来てくれたの?!」
「うん…アンジェリーヌ…すごく綺麗だよ。
まるで、お花の国の女神様みたい。
アンジェリーヌ……あ、あの…」
「な、なにっ?カパエル、なにか言いたい事があるの?」
「あ…あの……」
「何?カパエル…何を言いたいの?」
アンジェリーヌは、期待をこめて、カパエルの言葉を待った。
「どうか…ミカエルと幸せになってね…!」
「………ありがとう……カパエル……」
アンジェリーヌの期待した言葉は、カパエルの口から発せられることはなかった。
「さぁ、そろそろ、参りましょうか!
カパエル、おまえも行くぞ!」
バルコニーの前にはすでに王と王妃の姿があった。
「まぁ、アンジェリーヌ…なんて綺麗なのかしら…」
「ミカエルが夢中になるのも当然だ。本当に美しい……
今から、国民の前でミカエルとアンジェリーヌの婚約を発表する。
その際、双子の弟・カパエルのことも公表する。
カパエル、おまえはなにもしゃべらずに、私が紹介したら皆に手を振るだけで良い。
わかったな。」
「うん、わかった。」
「では、そろそろ……」
まさに、みんながバルコニーに出ようとした時のことだった。
「お、お待ち下さい!!」
「うるせぇ!!」
ルーファスが誰かと言い争う声が響いた。
「なんだ、なんだ、騒々しいな!」
「ミカエル王子!」
「あっ!お、おまえは……!」
朝早くから、アンジェリーヌの周りにはたくさんの人々がとりまき、髪を結い上げたり、念入りに化粧を施したり、煌びやかな宝石を身に付けていく。
「まぁ!アンジェリーヌ様!
なんてお美しい!」
メイド達が銘々に感嘆の声を上げている。
「アンジェリーヌ様、準備は……あ……」
様子を見に来たミカエルも、アンジェリーヌのあまりの美しさに息を飲んだ。
「な、なんとお美しい……!!」
(しかも、おっ●い、でかっっ!く~~、たまんねぇ!!)
ミカエルの瞳は、アンジェリーヌの巨乳に釘付けだ。
「アンジェリーヌ…!」
「カ、カパエル!……来てくれたの?!」
「うん…アンジェリーヌ…すごく綺麗だよ。
まるで、お花の国の女神様みたい。
アンジェリーヌ……あ、あの…」
「な、なにっ?カパエル、なにか言いたい事があるの?」
「あ…あの……」
「何?カパエル…何を言いたいの?」
アンジェリーヌは、期待をこめて、カパエルの言葉を待った。
「どうか…ミカエルと幸せになってね…!」
「………ありがとう……カパエル……」
アンジェリーヌの期待した言葉は、カパエルの口から発せられることはなかった。
「さぁ、そろそろ、参りましょうか!
カパエル、おまえも行くぞ!」
バルコニーの前にはすでに王と王妃の姿があった。
「まぁ、アンジェリーヌ…なんて綺麗なのかしら…」
「ミカエルが夢中になるのも当然だ。本当に美しい……
今から、国民の前でミカエルとアンジェリーヌの婚約を発表する。
その際、双子の弟・カパエルのことも公表する。
カパエル、おまえはなにもしゃべらずに、私が紹介したら皆に手を振るだけで良い。
わかったな。」
「うん、わかった。」
「では、そろそろ……」
まさに、みんながバルコニーに出ようとした時のことだった。
「お、お待ち下さい!!」
「うるせぇ!!」
ルーファスが誰かと言い争う声が響いた。
「なんだ、なんだ、騒々しいな!」
「ミカエル王子!」
「あっ!お、おまえは……!」
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