恋のキューピッドは怪獣でした!

ルカ(聖夜月ルカ)

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真実と未来はアンビリーバボー!

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その晩、史郎さんに仕事のことを訊きたかったけど、手島さんがいるからなかなか話す機会がなくて…
気にはなりつつも、訊けずに悶々としながら耐えて…



そして、手島さんのいなくなった土曜日の夜…
ついに、仕事のことを訊ねる機会がやって来た。



 「史郎さん…あの、仕事のことなんですが…」

 「……ついにバレたね。」

 史郎さんは、苦笑する。



 「どうして話してくれなかったんですか?」

 「だって、訊かれなかったし、俺の仕事なんか興味ないだろ?」

 「そんなことないです。興味あります。
でも、確かにすごく意外でした。」

 「そう言われると思ったよ。」

 史郎さんは再び苦笑する。



 「どうして、介護なんてされてるんですか?」

 「うん……おじい様もおばあ様も、病気で亡くなったんだけど…
その時の俺には何も出来なかった。
 何かしてあげたかったのに、俺はたまに話すことくらいしか出来なくてね。
 二人がいなくなった時、ものすごく後悔が残ったんだ。
 俺にせめて介護が出来てたら…
そう思ったら、もう止まらなかった。
すぐに介護の仕事に飛び込んだんだ。」

 「……そうだったんですか。」
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