98 / 135
先輩の家政婦さんはトラブルメイカー!?
41
しおりを挟む
*
「今夜はまた私が料理を教えるからね。」
「はい、よろしくお願いします。」
史郎さんは昼近くに帰って来た。
そして、お昼を食べた後は、いつものように自室にこもりっきり。
多分、疲れて寝てるんじゃないかなぁ…
って、そういうこと考えるのも何か恥ずかしくて嫌なんだけど。
その間に、私はあれやこれやと家事を済ませる。
ぬか床の混ぜ方なんかも教わった。
放っといて良いのかと思ってたら、毎日混ぜなきゃいけないらしい。
忘れたらいけないから、そのこともノートに書いておいた。
ついでに、ふすまの鍵の取り付け方も。
考えてみると、私…子供の頃は書くことが好きだった。
日記を書いたりもしてた。
でも、いつの間にか書くことが嫌いになって…
なんでだろう?
最近は、新しく知ったことをあれこれ記録したい気持ちになっている。
あ、もしかしたら、家計簿を書き始めたのがきっかけになったのかな?
それで、本来好きだった『書くこと』に、ハマりつつあるのか…?
あ、今は、忙しいとはいえ、自由な時間がそれなりにあるからかもしれない。
事務をしてる時は、仕事以外の何かを書こうなんて思える時間はなかったからね。
「今夜はまた私が料理を教えるからね。」
「はい、よろしくお願いします。」
史郎さんは昼近くに帰って来た。
そして、お昼を食べた後は、いつものように自室にこもりっきり。
多分、疲れて寝てるんじゃないかなぁ…
って、そういうこと考えるのも何か恥ずかしくて嫌なんだけど。
その間に、私はあれやこれやと家事を済ませる。
ぬか床の混ぜ方なんかも教わった。
放っといて良いのかと思ってたら、毎日混ぜなきゃいけないらしい。
忘れたらいけないから、そのこともノートに書いておいた。
ついでに、ふすまの鍵の取り付け方も。
考えてみると、私…子供の頃は書くことが好きだった。
日記を書いたりもしてた。
でも、いつの間にか書くことが嫌いになって…
なんでだろう?
最近は、新しく知ったことをあれこれ記録したい気持ちになっている。
あ、もしかしたら、家計簿を書き始めたのがきっかけになったのかな?
それで、本来好きだった『書くこと』に、ハマりつつあるのか…?
あ、今は、忙しいとはいえ、自由な時間がそれなりにあるからかもしれない。
事務をしてる時は、仕事以外の何かを書こうなんて思える時間はなかったからね。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説

私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。
わたしは夫のことを、愛していないのかもしれない
鈴宮(すずみや)
恋愛
孤児院出身のアルマは、一年前、幼馴染のヴェルナーと夫婦になった。明るくて優しいヴェルナーは、日々アルマに愛を囁き、彼女のことをとても大事にしている。
しかしアルマは、ある日を境に、ヴェルナーから甘ったるい香りが漂うことに気づく。
その香りは、彼女が勤める診療所の、とある患者と同じもので――――?

地獄の業火に焚べるのは……
緑谷めい
恋愛
伯爵家令嬢アネットは、17歳の時に2つ年上のボルテール侯爵家の長男ジェルマンに嫁いだ。親の決めた政略結婚ではあったが、小さい頃から婚約者だった二人は仲の良い幼馴染だった。表面上は何の問題もなく穏やかな結婚生活が始まる――けれど、ジェルマンには秘密の愛人がいた。学生時代からの平民の恋人サラとの関係が続いていたのである。
やがてアネットは男女の双子を出産した。「ディオン」と名付けられた男児はジェルマンそっくりで、「マドレーヌ」と名付けられた女児はアネットによく似ていた。
※ 全5話完結予定
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。

私と結婚したいなら、側室を迎えて下さい!
Kouei
恋愛
ルキシロン王国 アルディアス・エルサトーレ・ルキシロン王太子とメリンダ・シュプリーティス公爵令嬢との成婚式まで一か月足らずとなった。
そんな時、メリンダが原因不明の高熱で昏睡状態に陥る。
病状が落ち着き目を覚ましたメリンダは、婚約者であるアルディアスを全身で拒んだ。
そして結婚に関して、ある条件を出した。
『第一に私たちは白い結婚である事、第二に側室を迎える事』
愛し合っていたはずなのに、なぜそんな条件を言い出したのか分からないアルディアスは
ただただ戸惑うばかり。
二人は無事、成婚式を迎える事ができるのだろうか…?
※性描写はありませんが、それを思わせる表現があります。
苦手な方はご注意下さい。
※この作品は、他投稿サイトにも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる