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缶詰(やぎ座)
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(食べる物がないけど…今日はなんだかダルい。
ま、明日、買いに行けば良いか…)
そう考え、俺は家の近所のコンビニで弁当を買って帰宅した。
今週はやたらと忙しく残業続きだったので、仕事帰りにスーパーに寄ることも出来なかった。
だけど、明日からは待ちに待った三連休だ!
ゆっくり寝て、買い物に行って、部屋の片付けをして…
俺は、明日からの連休に甘い想いを馳せた。
(もっと、あっさりしたものにすれば良かったかなぁ…)
胃の調子が良くないのか、買って来たとんかつ弁当がどうも進まなかった。
いつもならあっという間に食べてしまうのに…
最近、睡眠不足が続いてて、今日は朝からあくびばかり出てるから、食事よりも睡眠の方に頭が行ってるのかもしれない。
そう思いながら、俺はお茶で弁当を流しこむようにして、どうにかそれを食べきった。
(あ、そういえば、裕二との釣りの約束…
どうなったんだっけ?)
三連休のどの日にかに、友人の裕二と一緒に釣りに行こうと言いながら、どこに行くともいつ行くともまだ決まってはいなかった。
連絡しなければと思いながらも、俺は眠くて…それに、さっきの弁当を無理して食べたせいかどうも気分が良くなく、そのまま横になった。
*
(う~~…なんてこった…)
それからしばらくして、俺はようやく身体の異変に気が付いた。
横になってると、妙に寒く、気分が悪く、頭ががんがんして来たのだ。
(畜生~…!住田の風邪が移りやがったな!)
住田は今週の始めからえらく調子が悪そうで、仕事中にもごほごほと咳き込んでいた。
今日はついに会社を休んでいたが、その間にきっと風邪が移っていたのだ。
ふだん、俺はめったに風邪なんてひかないから、風邪薬も何もない。
(ま、寝てたら治るだろう…)
そう軽く考えていたが、そのうち気分はますます悪くなり、さらに腹までが痛くなって来た。
何度もトイレに通いながら、俺はほとんど眠れぬまま朝を迎えた。
腹の痛みはどうにかおさまってきたものの、予想に反し、熱はまだ下がっていない。
たった一晩で体力はすっかり奪われて、歩くのにも足がふらつく始末だった。
ま、明日、買いに行けば良いか…)
そう考え、俺は家の近所のコンビニで弁当を買って帰宅した。
今週はやたらと忙しく残業続きだったので、仕事帰りにスーパーに寄ることも出来なかった。
だけど、明日からは待ちに待った三連休だ!
ゆっくり寝て、買い物に行って、部屋の片付けをして…
俺は、明日からの連休に甘い想いを馳せた。
(もっと、あっさりしたものにすれば良かったかなぁ…)
胃の調子が良くないのか、買って来たとんかつ弁当がどうも進まなかった。
いつもならあっという間に食べてしまうのに…
最近、睡眠不足が続いてて、今日は朝からあくびばかり出てるから、食事よりも睡眠の方に頭が行ってるのかもしれない。
そう思いながら、俺はお茶で弁当を流しこむようにして、どうにかそれを食べきった。
(あ、そういえば、裕二との釣りの約束…
どうなったんだっけ?)
三連休のどの日にかに、友人の裕二と一緒に釣りに行こうと言いながら、どこに行くともいつ行くともまだ決まってはいなかった。
連絡しなければと思いながらも、俺は眠くて…それに、さっきの弁当を無理して食べたせいかどうも気分が良くなく、そのまま横になった。
*
(う~~…なんてこった…)
それからしばらくして、俺はようやく身体の異変に気が付いた。
横になってると、妙に寒く、気分が悪く、頭ががんがんして来たのだ。
(畜生~…!住田の風邪が移りやがったな!)
住田は今週の始めからえらく調子が悪そうで、仕事中にもごほごほと咳き込んでいた。
今日はついに会社を休んでいたが、その間にきっと風邪が移っていたのだ。
ふだん、俺はめったに風邪なんてひかないから、風邪薬も何もない。
(ま、寝てたら治るだろう…)
そう軽く考えていたが、そのうち気分はますます悪くなり、さらに腹までが痛くなって来た。
何度もトイレに通いながら、俺はほとんど眠れぬまま朝を迎えた。
腹の痛みはどうにかおさまってきたものの、予想に反し、熱はまだ下がっていない。
たった一晩で体力はすっかり奪われて、歩くのにも足がふらつく始末だった。
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