96 / 364
君を追いかける
1
しおりを挟む
(畜生、美鈴の奴、一体どこに…)
放課後の校内で、俺は息を弾ませていた。
同じクラスの川瀬美鈴に告ったのは三日前。
バレンタインデーが控えているこの時期に告るのはいまいちだったかもしれないが、今年は絶対に告るって決めてたし、その気持ちが固まったのが三日前だったんだからしょうがない。
でも、もしも、美鈴が良い返事をくれたら…
バレンタインデーにはきっとチョコがもらえるし、ラブラブな一日が過ごせるはずだ。
だから、そう悪いタイミングでもないかもしれない。
そして、今日…
俺は放課後、美鈴に呼び出され…ついに返事がもらえるんだってドキドキしてたら…
「ねぇ、鬼ごっこしない?」
「え?」
「深山君が私を捕まえられたら、付き合ってあげる。」
「えーっ!?マ、マジ?」
「じゃあ、行くよ!」
「え?ちょ…ちょっと…」
驚きが大きくて出遅れてしまったけれど、俺はそれなりに足は速い。
捕まえることはそう難しくはないと思えた。
俺は、彼女の後を追って走った。
ところが、美鈴は足が速いだけじゃなく、小回りも効いて…
しばらく追いかけたが、彼女の姿を見失ってしまった。
これじゃあ、鬼ごっこじゃなくてかくれんぼだ。
どこだ!?美鈴…どこにいる?
俺は、学校の中をただひたすら走り続けた。
放課後の校内で、俺は息を弾ませていた。
同じクラスの川瀬美鈴に告ったのは三日前。
バレンタインデーが控えているこの時期に告るのはいまいちだったかもしれないが、今年は絶対に告るって決めてたし、その気持ちが固まったのが三日前だったんだからしょうがない。
でも、もしも、美鈴が良い返事をくれたら…
バレンタインデーにはきっとチョコがもらえるし、ラブラブな一日が過ごせるはずだ。
だから、そう悪いタイミングでもないかもしれない。
そして、今日…
俺は放課後、美鈴に呼び出され…ついに返事がもらえるんだってドキドキしてたら…
「ねぇ、鬼ごっこしない?」
「え?」
「深山君が私を捕まえられたら、付き合ってあげる。」
「えーっ!?マ、マジ?」
「じゃあ、行くよ!」
「え?ちょ…ちょっと…」
驚きが大きくて出遅れてしまったけれど、俺はそれなりに足は速い。
捕まえることはそう難しくはないと思えた。
俺は、彼女の後を追って走った。
ところが、美鈴は足が速いだけじゃなく、小回りも効いて…
しばらく追いかけたが、彼女の姿を見失ってしまった。
これじゃあ、鬼ごっこじゃなくてかくれんぼだ。
どこだ!?美鈴…どこにいる?
俺は、学校の中をただひたすら走り続けた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」
久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる