40 / 40
スポーツウェア(うお座)
2
しおりを挟む
(そうだ!ラッキーアイテムはスポーツウェアだ!)
……ってことは、もしかしたら、店員さんが私のことを見初めるとか…
たまたま店の中でぶつかったのがすごいイケメンで、その人と恋に落ちるとか…きゃあ~!
私はこみあがってくる笑いを必死に押し堪えながら、出来立てのスポーツ洋品店に足を踏み入れた。
店の中にあるものは、どれも全然興味のないものばかりでつまらない。
あちこち見ながらぼんやりとしていたら、不意に誰かとぶつかった。
「いってぇなぁ…」
振り返るまでもなく、その相手はイケメン等ではなく…
でっぷり太った猪八戒みたいな男だった。
しかも、私のことを細い目で睨んでる…
(なによ、自分の方がぶつかったくせに!)
店員さんにもイケメンは一人もいなくて…おじさんと、岩石みたいなごっつい人と女の人しかいなかった。
私は小さな溜め息を吐いた。
やっぱり、占いなんてこんなもんなんだと脱力しながら、私は漫画とお菓子を手に、とぼとぼと家に帰った。
部屋に戻って、ベッドに寝転んで漫画を読んでいると、どこからかすっぱいにおいが鼻をかすめた。
そういえば、昨日からこのにおいしてた…
においの元を探りつつあたりを見渡すと、目に付いたのは手提げ袋で…
(あ!!そうだ!体操服!)
洗濯しようと思いながら忘れてたことを私は思い出し、私は手提げの中から汗臭い体操服を取り出した。
その時、ころころと転がったのは百円玉。
(おっ!百円じゃん!
ラッキー♪)
その時、私はふと思い当たった。
そうだ…スポーツウェアは日本語だと……体操服なんだ!
私は手の平の百円玉を見てにっこりと笑った。
(そうだよね。
ラッキーなんてこのくらいで良いんだよね!)
私は、汚れた体操服を持って階段を駆け下りた。
……ってことは、もしかしたら、店員さんが私のことを見初めるとか…
たまたま店の中でぶつかったのがすごいイケメンで、その人と恋に落ちるとか…きゃあ~!
私はこみあがってくる笑いを必死に押し堪えながら、出来立てのスポーツ洋品店に足を踏み入れた。
店の中にあるものは、どれも全然興味のないものばかりでつまらない。
あちこち見ながらぼんやりとしていたら、不意に誰かとぶつかった。
「いってぇなぁ…」
振り返るまでもなく、その相手はイケメン等ではなく…
でっぷり太った猪八戒みたいな男だった。
しかも、私のことを細い目で睨んでる…
(なによ、自分の方がぶつかったくせに!)
店員さんにもイケメンは一人もいなくて…おじさんと、岩石みたいなごっつい人と女の人しかいなかった。
私は小さな溜め息を吐いた。
やっぱり、占いなんてこんなもんなんだと脱力しながら、私は漫画とお菓子を手に、とぼとぼと家に帰った。
部屋に戻って、ベッドに寝転んで漫画を読んでいると、どこからかすっぱいにおいが鼻をかすめた。
そういえば、昨日からこのにおいしてた…
においの元を探りつつあたりを見渡すと、目に付いたのは手提げ袋で…
(あ!!そうだ!体操服!)
洗濯しようと思いながら忘れてたことを私は思い出し、私は手提げの中から汗臭い体操服を取り出した。
その時、ころころと転がったのは百円玉。
(おっ!百円じゃん!
ラッキー♪)
その時、私はふと思い当たった。
そうだ…スポーツウェアは日本語だと……体操服なんだ!
私は手の平の百円玉を見てにっこりと笑った。
(そうだよね。
ラッキーなんてこのくらいで良いんだよね!)
私は、汚れた体操服を持って階段を駆け下りた。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
抱きたい・・・急に意欲的になる旦那をベッドの上で指導していたのは親友だった!?裏切りには裏切りを
白崎アイド
大衆娯楽
旦那の抱き方がいまいち下手で困っていると、親友に打ち明けた。
「そのうちうまくなるよ」と、親友が親身に悩みを聞いてくれたことで、私の気持ちは軽くなった。
しかし、その後の裏切り行為に怒りがこみ上げてきた私は、裏切りで仕返しをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる