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告白 side 美穂

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「そんな時、あゆに合コンに誘われて…なぜだか相川さんに気に入られて…そして、お付き合いすることになりました。
でも、私…どうしても相川さんとのお付き合いに前向きになれなかった。
 相川さんは本当に素敵な人だけど、でも、何かが違う…
あの時、カラオケの帰りに飲みに行かないかって誘われました。
 普通なら、嬉しいことですよね…でも、私…相川さんと二人では行きたくなかったから…皆で行こうってことなんだって勘違いしたふりをして…そんな自分がいやだったんです。
 生まれ変わるって誓ったのに、全然そんな風に出来ない自分にいや気がさして…」

 一気に話したら、感情が高ぶって涙がこぼれた。 



 (あ……)



その涙を島本さんがそっと拭ってくれた。
やっぱり島本さんは優しいな…
嬉しくて、ますます涙が止まらなくなってしまう。



 「島本さん…私…」

 「僕も同じです。」

 「……え?」



 唐突なその言葉の意味が、私にはわからなかった。 
 何が同じだっていうんだろう??
 涙を拭きながら、私は島本さんの言葉を待った。
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