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(うわぁぁぁ~~)



煌びやかなライトを浴びる麗華さんは、まるで芸能人だった。
いや、どこかの国の女王様って感じ?
立派なホテルの大広間に、大勢の人が集まって…
それがまたゴージャスな人ばかりなんだ。
服を選ぶ時、柚希さんがやたら派手なのを勧めて来たけど、こうなるのを知ってたからなんだろうね。
あ、それに、大阪という土地柄もあるのかもしれない。
大阪の人は皆、普段から派手だって、県民の番組で言ってたよ。
私もけっこう頑張ったつもりだったけど、全然だめだ。
元々、地味子だから、仕方ないよね。
朝宮さんも素敵だ。
柚希さんにはちょっと負けるけど、カッコイイし、穏やかな微笑みが、なんだか落ち着くよ。



「みんな、ぎょうさん食べてってや。
天下の高森シェフのフレンチやねんから、食べな損やで。」

麗華さんの言葉に、皆が笑う。
麗華さん、地元ではバリバリの関西弁だ。
なんで、東京では標準語だったのかな?
あ、もしかしたら、柚希さんに合わせてたのかな?
でも、関西弁の方がなんか麗華さんもイキイキしてるし、似合ってるよ。
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