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そして、柚希さんに毎日美味しいごはんを食べさせてあげたい。
柚希さんだけじゃなくて、子供達にも…
ん?……子供?



(きゃーー!)



なんて幸せなんだろう?
たとえ柚希さんに似なかったとしても、私よりは可愛い子供が出来るはず。
柚希さんの遺伝子だもんね。
そんな可愛い我が子に料理を作って…
その傍らには、柚希さんがいて…



わぁわぁ。
めちゃめちゃ、幸せなんですけど~!



あと少~し!
麗華さんをなんとか諦めさせて…
そしたら、何の心配もなく結婚出来て、薔薇色の未来が現実となるんだ。



(頑張るぞ~!)



……ん?

柚希さんが私をみつめてる。



「……どうかしたの?」

「え?な、何がですか?」

「うん、さっきから百面相してるから。」

「えっ!?」



柚希さんは、キョトンとした無垢な顔をして…



「あは、あははは…」

私は空虚な笑いを浮かべ…
何とか、その場を誤魔化した。
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