Gift

097. 決戦

あとがき

K様のリクエストで書かせていただきました。
 今回もおらすじをいただきました。
 『時は幕末。
 薩摩、今の鹿児島に中村半次郎と言う剣の達人がいた。

ある朝に半次郎が外に出て橋を渡ろうとすると、犬が平伏していた。
 不思議だが犬が平伏していた。
 「お前は犬か？」

 「はい、犬でございます、半次郎様にお願いがございます」

 「何だ、エサがほしいのか？」
 「いえ、桃太郎様が病気で亡くなりました」

 「桃太郎?」

よく見ると、いつの間にか猿と雉(きじ)がならんでいる。

 「このままでは桃太郎の話が、始まりません」
 半次郎が断ると、三びきはサメザメと泣いた。

 「わかった、今日は暇だから、力を貸してあげよう」

 三びきは、喜び、半次郎の手を引いた。

しばらく行くと、広い野原についた。

 「あれが鬼でございます」

 半次郎が見ると鬼が数百人いた。
さらによく見ると、鬼では無くてイギリスかアメリカ人みたいである。

 鬼達はライフル銃を持ち、一斉に撃って来た。
 半次郎の体に当たるが死なない。

 「先程、食べられた、吉備団子で半次郎様は不死身になったのです、効果は１０年有ります」

 半次郎は刀を抜き、敵に突進した。

 可哀想なので全員を峰打ちにした。
 負けた鬼達は、財宝を差し出した。
 犬は、「私たちの星では生き残りをかけた決戦が始まります、こちらも助けて下さい」

 「わしには仕事が有るが」

 「大丈夫ですよ、この星の一日は私たちの星では一年になります、一日下さい。」

 「代わりに半次郎さんのアンドロイドを置いて置きますね」

 半次郎は承諾した。

 半次郎は恒星間を飛行する宇宙船に乗り込む。

その後の半次郎は、本物かアンドロイドか、わからないが決戦に勝って、地球に戻った証拠が有る。

 桃太郎の昔話が伝承されたからである。』
ちょっとばかり、設定などを変更させていただきました。(;^_^A
楽しんでいただけたら幸いです。

2018/03/10