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ルカ(聖夜月ルカ)

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079. 扉

あとがき

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縁子様からリクエストをいただきました。
ジャンルはファンタジーでということで、リクエスト内容は『主人公は二十代。不治の病で余命が幾ばくも無く入院中。
院内のロビーで自分とは無関係の見舞い客と知り合う。
その人(見舞い客)が自殺願望を持っていることを知った主人公。
最初こそ罵るが、その部分を除けば馬が合う二人。
友情らしきものも芽生え始める。
ある日、主人公は夢を見る。
「この扉を開けば、○○(見舞い客)の身体(人生)と入れ替われるぞ」と、老人に言われ、主人公は夢を見ている意識があったため、扉を開く――。
目が覚めた主人公。そこはいつもの病室ではなく……。
夢だと思っていたのに、入れ替わっていたのだ。
これはこれで、ウィンウィンだと思う二人。
主人公は○○の人生を歩み始めるが、大きな誤解がもとで自殺を考えていたことを知る。
この真実を告げるべきか…。
その夜、またあの老人の夢を見る。
「この扉を開けば――」』
と、けっこう詳細なあらすじをいただきました。
ほぼこのあらすじ通りに進め、後半を少し変えてみました。
ラストは、ハッピーエンドでもバッドエンドでも良いとのことだったので、どちらにするか少し考え、結局、ハッピー路線(?)にしてみました。
いかがだったでしょうか?(;^_^A

 2018/03/19
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