Gift

062. 涙

あとがき

K様のリクエストで書かせていただきました。
K様はあらすじを考えて下さり、それを元に書かせていただきました。
あらすじは以下の通りです。
 『パン屋の娘、アンヌは町で評判の美人だった。
 両親は一人娘なので可愛がり、わがままに育った。
 独身の若者や貴族が近寄って来たが無視していた。
 狙いは王子様だ。
 王子様も評判の娘を貧しい身なりで見に来た。
 娘は貧乏人は帰れとか罵る。
やがて流行り病で両親は次々に亡くなる。
 娘は甘やかされてパン屋の仕事は出来なかった。
やがて店も売り払い、教会の雑用をして住ませてもらう。
 下男のボブは優しく仕事を、教えてくれた、教会の事や。いろんな常識を知っていて。話していると楽しかった。
 二人は恋に落ちる、ボブは両親に引き合わせる、両親はアンヌに罵声を浴びせた。
 「こんな貧乏で何も無い奴に用は無い、追い出せ」

アンヌは悲しくて、ずっと泣いていた。
ボブに言った。
 「私は以前、店に来た貧しい人に同じ言葉を浴びせました、本当にひどい言葉をはきました」

 泣き崩れたアンヌに、ボブは優しく言った。

 「それは僕だよ、アンヌ」

 「えっ、ボブだったの、本当にごめんなさい」
 「私こそ、ウソをついてすまない」

 自分が王子の身分を明かした。また両親も生きていた。
 「君を変えたくてやったことだ、悲しませてすまなかった」

アンヌは涙を流して、ありがとうございますと呟いた。
そして二人は結ばれた。』
ほぼ、あらすじの通りに書かせていただきました。
いかがだったでしょうか？

2018/03/03