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031. 勝つために手段は選ばない
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「えっ!ばあちゃんはヨンヨンと仲良しなんだよ!」
「おらとばあちゃんはずっと前からずっと仲良し
ヨンヨンが来る前からずっと仲良し」
「違うよ!
ヨンヨンはばあちゃんと一緒に住んでるんだから、ヨンヨンの方が仲良しなんだよ!」
「違う!おらの方が仲良し!!」
ヨンヨンとわらしちゃんの言い争いは続き、ますます熱くなっていく。
どちらも引きそうにない。
「じゃあ、ばあちゃんに聞いてみよう!
ねぇ、ばあちゃん!ばあちゃんはヨンヨンとわらしちゃんとどっちが仲良し?」
「どっちも仲良しじゃよ。」
「そんなのだめ!どっちかに決めて!」
「そう言われてもなぁ…」
「……ばぁちゃん…ボク…ボク…」
ヨンヨンは、大きな瞳に溢れそうな涙をいっぱい貯めて、ばあちゃんをじっと見つめた…
透明な宝石のような涙で、ヨンヨンの瞳がゆらゆらと揺らいで見える…
「う~ん…では、今日は…ヨンヨンにしとくかな…」
わらしちゃんの方を上目遣いで見ながら、ばあちゃんは小さな声でつぶやいた。
「やった~~!!」
ヨンヨンはバンザイをしながら、はしゃぎまわり、わらしちゃんはぷいとそっぽを向いた。
その後、ばあちゃんはヨンヨンのいない所でわらしちゃんのご機嫌を取るのに大変だった。
(えへへ…やっぱり、困った時はコレだなぁ…)
コレとは…ヨンヨンの必殺技「嘘泣き」のこと!
この技のおかげで、今までもいろんな窮地を救われて来たのだ。
(ばあちゃんと1番仲良しなのはヨンヨンだもんね!)
わらしちゃんに勝ったことで大満足のヨンヨンは透き通った羽を羽ばたかせ、軽やかなダンスを踊るのだった。
「おらとばあちゃんはずっと前からずっと仲良し
ヨンヨンが来る前からずっと仲良し」
「違うよ!
ヨンヨンはばあちゃんと一緒に住んでるんだから、ヨンヨンの方が仲良しなんだよ!」
「違う!おらの方が仲良し!!」
ヨンヨンとわらしちゃんの言い争いは続き、ますます熱くなっていく。
どちらも引きそうにない。
「じゃあ、ばあちゃんに聞いてみよう!
ねぇ、ばあちゃん!ばあちゃんはヨンヨンとわらしちゃんとどっちが仲良し?」
「どっちも仲良しじゃよ。」
「そんなのだめ!どっちかに決めて!」
「そう言われてもなぁ…」
「……ばぁちゃん…ボク…ボク…」
ヨンヨンは、大きな瞳に溢れそうな涙をいっぱい貯めて、ばあちゃんをじっと見つめた…
透明な宝石のような涙で、ヨンヨンの瞳がゆらゆらと揺らいで見える…
「う~ん…では、今日は…ヨンヨンにしとくかな…」
わらしちゃんの方を上目遣いで見ながら、ばあちゃんは小さな声でつぶやいた。
「やった~~!!」
ヨンヨンはバンザイをしながら、はしゃぎまわり、わらしちゃんはぷいとそっぽを向いた。
その後、ばあちゃんはヨンヨンのいない所でわらしちゃんのご機嫌を取るのに大変だった。
(えへへ…やっぱり、困った時はコレだなぁ…)
コレとは…ヨンヨンの必殺技「嘘泣き」のこと!
この技のおかげで、今までもいろんな窮地を救われて来たのだ。
(ばあちゃんと1番仲良しなのはヨンヨンだもんね!)
わらしちゃんに勝ったことで大満足のヨンヨンは透き通った羽を羽ばたかせ、軽やかなダンスを踊るのだった。
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