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001. 砂の城
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「ランスロット、さっき言った通りに頼むぜ。
何があっても驚くなよ。」
夜になリちっちゃくなる時間が近付いてきて、俺は、ランスロットに念を押した。
「何なんですか、ルークさん。
私には何のことやら全く…
あの階段に人間が乗ったら…
あ!!ルークさん、一体何を…!!」
「少しの間、向こうを向いてろって!」
もうじきだ…
俺が服を脱ぎ始めたから、ランスロットは慌てて俺に背を向けた。
全部脱ぎ終わってすぐに、俺の身体はいつものように小さくなった。
あぁ…ランスロットの奴、驚くだろうなぁ…
俺は、今度は小さい服に着替え、ランスロットに声をかけた。
「ランスロット、じゃ、頼んだぞ!」
「はい。
え…?ええええええーーーーーーーーーー!!」
ランスロットは思った通り…いや、それ以上に酷く驚き、まるで陸にあがった魚のように、口をぱくぱくと動かしていた。
「さぁ、早く!
時間がないんだ!」
「は…は…はいっっ!!」
ランスロットは、恐る恐る俺に手を伸ばし、片手でひょいと抱き抱えるとはしごを上って、階段に乗せてくれた。
思った通りだ。
俺の体重だと、砂の階段はなんともなかった。
「じゃ、行って来る!」
ランスロットはいまだに俺の姿が信じられないような顔をして小さく頷いた。
ま、詳しいことは鍵を取って来てからゆっくり話そう。
ここまで来たら、あともう少しだ。
俺は、意気揚揚と階段を駆け上がった。
扉に鍵があったら困るなと思っていたが、意外なことに鍵はなくすんなりと開いた。
だけど、部屋の中に入った途端、俺はとんでもないものを目にしてその場に立ち尽した。
「ランスロット、さっき言った通りに頼むぜ。
何があっても驚くなよ。」
夜になリちっちゃくなる時間が近付いてきて、俺は、ランスロットに念を押した。
「何なんですか、ルークさん。
私には何のことやら全く…
あの階段に人間が乗ったら…
あ!!ルークさん、一体何を…!!」
「少しの間、向こうを向いてろって!」
もうじきだ…
俺が服を脱ぎ始めたから、ランスロットは慌てて俺に背を向けた。
全部脱ぎ終わってすぐに、俺の身体はいつものように小さくなった。
あぁ…ランスロットの奴、驚くだろうなぁ…
俺は、今度は小さい服に着替え、ランスロットに声をかけた。
「ランスロット、じゃ、頼んだぞ!」
「はい。
え…?ええええええーーーーーーーーーー!!」
ランスロットは思った通り…いや、それ以上に酷く驚き、まるで陸にあがった魚のように、口をぱくぱくと動かしていた。
「さぁ、早く!
時間がないんだ!」
「は…は…はいっっ!!」
ランスロットは、恐る恐る俺に手を伸ばし、片手でひょいと抱き抱えるとはしごを上って、階段に乗せてくれた。
思った通りだ。
俺の体重だと、砂の階段はなんともなかった。
「じゃ、行って来る!」
ランスロットはいまだに俺の姿が信じられないような顔をして小さく頷いた。
ま、詳しいことは鍵を取って来てからゆっくり話そう。
ここまで来たら、あともう少しだ。
俺は、意気揚揚と階段を駆け上がった。
扉に鍵があったら困るなと思っていたが、意外なことに鍵はなくすんなりと開いた。
だけど、部屋の中に入った途端、俺はとんでもないものを目にしてその場に立ち尽した。
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