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「わ、私は可愛くないです。
 面食いだったら、絶対、そんな風には感じないはずです!」

 「……そうなんだ。
じゃあ、面食いじゃないんだね。」

 「は、はい。」

って、納得して良いものか?
どう反応すれば良いのか、私はわからず混乱した。



やがて、車は家に着いた。
 狭い密室から解放されて、ほっとする。



だけど、家に帰ってからも気まずさはやっぱり続いてて…
三田さんがいてくれたのが、せめてもの救いだった。
 私達は、三田さんの作ってくれたお昼ご飯を食べて…
そこからがまた問題だった。



 「これからどうしようか?」

 「えーっと……」

 「どこか行く?」

 「えっと……柊司さんに任せます。」

 「じゃあ、ちょっと考えようか。
……君とゆっくり話し合いたいんだ。」

 「は、はい。」



そうなると、三田さんがいることが邪魔に感じる。
でも、三田さんは常に何かしてるし、私たちの話をじっと聞いてるわけでもないんだけど…



「じゃあ、柊司さんの部屋で話しませんか?」

 「いいよ、じゃあ、そうしよう。」

 私の部屋はあんまり綺麗じゃないから、その方が助かる。
 私達は、柊司さんの部屋に移動した。

 
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