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(うぎゃっ!)
私の部屋に戻って、ふと鏡を見たら…
そこに映っていたのは、化粧崩れして脂でてかてかになってる私の顔だった。
なんてこった…
まさか、こんな顔になっているとは…
焦った私は化粧を落として、それから大慌てでお風呂に入った。
歯も磨いて、そしてまた化粧をした。
女性って本当に面倒だな。
でも、この年、この顔ですっぴんを晒せるはずもない。
準備が整い、部屋を出たら、もう三田さんが来ていて、朝食の用意に取り掛かっていた。
「奥様、おはようございます。
今日はお早いんですね。」
「おはようございます。
実は、昨夜から柊司さんの具合が悪くて…」
「えっ!?旦那様が…?
どこがお悪いのですか?」
「はい、インフルエンザでした。
薬のおかげで熱はだいぶ下がったんですが、今はまだあまり食欲がないようで、なんとかアイスだけ食べたところです。」
「まぁ、それは大変でしたね。」
三田さんはとても心配そうな顔をした。
私の部屋に戻って、ふと鏡を見たら…
そこに映っていたのは、化粧崩れして脂でてかてかになってる私の顔だった。
なんてこった…
まさか、こんな顔になっているとは…
焦った私は化粧を落として、それから大慌てでお風呂に入った。
歯も磨いて、そしてまた化粧をした。
女性って本当に面倒だな。
でも、この年、この顔ですっぴんを晒せるはずもない。
準備が整い、部屋を出たら、もう三田さんが来ていて、朝食の用意に取り掛かっていた。
「奥様、おはようございます。
今日はお早いんですね。」
「おはようございます。
実は、昨夜から柊司さんの具合が悪くて…」
「えっ!?旦那様が…?
どこがお悪いのですか?」
「はい、インフルエンザでした。
薬のおかげで熱はだいぶ下がったんですが、今はまだあまり食欲がないようで、なんとかアイスだけ食べたところです。」
「まぁ、それは大変でしたね。」
三田さんはとても心配そうな顔をした。
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