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もうどうしたらいいのかわかりません…

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「それにしても、あの衣装着てもらえて良かったよね!
 作った甲斐があった~!」

 「そうだよね。
こないだは着てくれなかったし、きっと気に入らなかったんだって思ってた。」

 「私もだよ。
 本当に嬉しかったな。」

さゆみは、そう言って瞳を輝かせた。



 「昨夜、そのこと、ママにも話したんだ。
ママも全身の姿、見てみたがってたけど、ライブ中は撮影禁止だもんね。」

 「リクに頼んでみたら?
マネージャーさんが写真撮ってたし…」

 「うん、そうだね…」

 「ところで…どうなの?
……リクとはうまくいってる?」

 「え……」

どうしよう?
 昨夜のこと、相談してみようかな?
でも、ただのデマだったら…
さゆみに心配かけるだけだよね。



それに、もしも本当だったら…
正義感の強いさゆみのことだから、何するかわからない。
リクさんに直接文句言うか、それとも、ファンの子の前で真実をぶちまける?
さすがにそこまではしないか…



でも…とにかく、今は少し様子をみよう。
 相談したいのはやまやまだけど、やっぱりさゆみには話しにくいっていうのもある。
 昨夜からまだリクさんとも連絡とってないし…うん…様子をみてからにしよう…

 
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