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どうにもこうにもパニックなのです!
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「ママ、びっくりした?」
「ええ…それに……嬉しかったわ。」
だよね、だよね。
花束をもらうって、女の子なら誰だって憧れるよね。
しかも、真っ赤な薔薇の花束なんて、最強だよ。
「それで、どうなったの?」
「それで…瑠威が突然付き合ってくれって言ったの。」
「突然?」
ママはゆっくりと頷いた。
「ママ、すぐにOKしたの?」
「そんなわけないでしょ?
瑠威はママよりずっと年下なのよ。
冗談だと思って、笑ったわ。」
「笑った?瑠威、怒ったんじゃない?」
「怒ったわね。
『俺は本気だ!』って言って、周りに人が大勢いるのに、キスされて…」
(キ、キス…!?)
「それだけじゃないの。
私を抱きしめて、付き合うって言わないと離さないって、子供みたいなことを言ってね…」
まるで少女漫画みたいだ!
考えただけでも、ドキドキする。
あの格好良い瑠威が、サプライズで真っ赤な薔薇の花束をくれて、しかも、公衆の面前で熱いキス…
その上、抱きしめて「付き合うって言わないと離さない」なんて言われたら…
そんなの断れる人なんて絶対いないよ…!
あれ…?じゃあ、ママはその時の雰囲気に流されて、付き合うって言っちゃったのかな?
本当は瑠威のこと、好きじゃなかったのに?
「ねぇ、ママは瑠威が離してくれないから『付き合う』って言ったんだよね?
じゃあ、その時は、まだ瑠威のこと…好きじゃなかったの?」
私の問いかけにママは小さく笑った。
「正直言うと、ママも瑠威のこと、好きだったの。
だって、望結…考えてみて。
好きじゃない人にいきなりキスなんかされたら、どう?
ママだったらきっと引っぱたいちゃうわ。
それに、抱きしめて、付き合うっていうまで離さない…なんて言われたら、大声出しちゃうかもしれないわ。
『この人、痴漢です~!』ってね。」
「ええ…それに……嬉しかったわ。」
だよね、だよね。
花束をもらうって、女の子なら誰だって憧れるよね。
しかも、真っ赤な薔薇の花束なんて、最強だよ。
「それで、どうなったの?」
「それで…瑠威が突然付き合ってくれって言ったの。」
「突然?」
ママはゆっくりと頷いた。
「ママ、すぐにOKしたの?」
「そんなわけないでしょ?
瑠威はママよりずっと年下なのよ。
冗談だと思って、笑ったわ。」
「笑った?瑠威、怒ったんじゃない?」
「怒ったわね。
『俺は本気だ!』って言って、周りに人が大勢いるのに、キスされて…」
(キ、キス…!?)
「それだけじゃないの。
私を抱きしめて、付き合うって言わないと離さないって、子供みたいなことを言ってね…」
まるで少女漫画みたいだ!
考えただけでも、ドキドキする。
あの格好良い瑠威が、サプライズで真っ赤な薔薇の花束をくれて、しかも、公衆の面前で熱いキス…
その上、抱きしめて「付き合うって言わないと離さない」なんて言われたら…
そんなの断れる人なんて絶対いないよ…!
あれ…?じゃあ、ママはその時の雰囲気に流されて、付き合うって言っちゃったのかな?
本当は瑠威のこと、好きじゃなかったのに?
「ねぇ、ママは瑠威が離してくれないから『付き合う』って言ったんだよね?
じゃあ、その時は、まだ瑠威のこと…好きじゃなかったの?」
私の問いかけにママは小さく笑った。
「正直言うと、ママも瑠威のこと、好きだったの。
だって、望結…考えてみて。
好きじゃない人にいきなりキスなんかされたら、どう?
ママだったらきっと引っぱたいちゃうわ。
それに、抱きしめて、付き合うっていうまで離さない…なんて言われたら、大声出しちゃうかもしれないわ。
『この人、痴漢です~!』ってね。」
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