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ハイキングは楽しかったのですが…
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「それじゃあ、お疲れさまでした。」
「お疲れ~」
帰る方向はみんな同じだから、電車の中でファンの子に見られても迷惑かけるし、私達は、キースさん達とは別に帰ることにした。
それに、私はまだ足が痛いから、かかとのあたりが擦れないサンダルを買って帰るつもり。
「あ、忘れるとこやった。」
そう言ってキースさんは私とさゆみに小さな紙の袋を押し付けた。
「え?これ…」
「ほな、またなぁ…」
二人は、手を振ってホームの方に歩いて行った。
「なんだろね、これ…」
さゆみは、早速、紙袋の中をのぞきこむ。
「あ、可愛い!」
さゆみが取り出したのは、アルパカのマスコットがついたストラップだった。
私も見てみると、同じものが入ってた。
ただ、さゆみのはアルパカの首輪がブルーで、私のはピンクだ。
「新しいスマホに変えたら、早速、付けようよ!」
「そうだね。」
あぁ、なんかとっても幸せ…
キースさん、あのお土産屋さんで選んでくれたんだね。
本当に気配りのできる人だよね。
……それに引き換え私と来たら…何でこう気が利かないんだろう。
ママや瑠威にはクッキーを買ったけど、キースさんになにかあげるっていう発想は生まれなかったよ。
「ねぇ、さゆみ…サンダル買ったら、ついでにキースさんへのお礼の品も一緒に選んでよ。」
「それはいいけど、それならここじゃなくて、明日改めて探した方が良いんじゃない?
どうせ今日はもう渡せないんだし。」
さゆみの言うことはもっともだった。
私ってそんなことにも気が付かないなんて…本当にダメな子だ…
「お疲れ~」
帰る方向はみんな同じだから、電車の中でファンの子に見られても迷惑かけるし、私達は、キースさん達とは別に帰ることにした。
それに、私はまだ足が痛いから、かかとのあたりが擦れないサンダルを買って帰るつもり。
「あ、忘れるとこやった。」
そう言ってキースさんは私とさゆみに小さな紙の袋を押し付けた。
「え?これ…」
「ほな、またなぁ…」
二人は、手を振ってホームの方に歩いて行った。
「なんだろね、これ…」
さゆみは、早速、紙袋の中をのぞきこむ。
「あ、可愛い!」
さゆみが取り出したのは、アルパカのマスコットがついたストラップだった。
私も見てみると、同じものが入ってた。
ただ、さゆみのはアルパカの首輪がブルーで、私のはピンクだ。
「新しいスマホに変えたら、早速、付けようよ!」
「そうだね。」
あぁ、なんかとっても幸せ…
キースさん、あのお土産屋さんで選んでくれたんだね。
本当に気配りのできる人だよね。
……それに引き換え私と来たら…何でこう気が利かないんだろう。
ママや瑠威にはクッキーを買ったけど、キースさんになにかあげるっていう発想は生まれなかったよ。
「ねぇ、さゆみ…サンダル買ったら、ついでにキースさんへのお礼の品も一緒に選んでよ。」
「それはいいけど、それならここじゃなくて、明日改めて探した方が良いんじゃない?
どうせ今日はもう渡せないんだし。」
さゆみの言うことはもっともだった。
私ってそんなことにも気が付かないなんて…本当にダメな子だ…
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