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ママの結婚から一か月が経ちました。
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「ねぇねぇ、璃愛…
今度のCLOWNのライブ、行くよね?」
部室で、フェルトをぷすぷす刺しながら、さゆみがぽつりと呟いた。
「CLOWN?何、それ…」
「もう~っ!忘れたの?
シュバルツが休んでる時、クロウさんとケインさんがやってたバンドあるじゃない?
あの時のヴォーカルのリクとギターのキースが作ったバンドだよ。」
「そうなの?」
「もう~…璃愛ったらしっかりしてよね!
あ……そっか。あんた、あのバンドは行ったことなかったんだっけ?」
私は小さく頷いた。
「CLOWNはシュバルツの弟バンドって言われてるバンドなのよ!
だから、多分、暇だったらシュバルツのメンバーも見に来ると思うよ。
瑠威は何も言ってなかった?」
「う、うん、特に何も……」
「そっか…じゃあ、瑠威は来ないのかな?
残念だな……」
さゆみはそう言って、小さな溜息を吐いた。
「あ、そうそう!
こないだのパンダ、お客さんにもらわれていったよ。」
「そうなの?良かった。」
「うん、けっこう年配の人だったけど、すごく嬉しそうにしてたよ。」
「そう…これも出来たら誰かにあげてね!」
私は手芸は好きだけど、どっちかっていうと作る作業が好きで、作品が出来上がってしまうと、それ自体にはあまり執着がない。
だから、さゆみのご両親がやってる喫茶店に置いてもらい、気に入ってくれた人に持って帰ってもらうようにしている。
「ねぇねぇ、璃愛…
今度のCLOWNのライブ、行くよね?」
部室で、フェルトをぷすぷす刺しながら、さゆみがぽつりと呟いた。
「CLOWN?何、それ…」
「もう~っ!忘れたの?
シュバルツが休んでる時、クロウさんとケインさんがやってたバンドあるじゃない?
あの時のヴォーカルのリクとギターのキースが作ったバンドだよ。」
「そうなの?」
「もう~…璃愛ったらしっかりしてよね!
あ……そっか。あんた、あのバンドは行ったことなかったんだっけ?」
私は小さく頷いた。
「CLOWNはシュバルツの弟バンドって言われてるバンドなのよ!
だから、多分、暇だったらシュバルツのメンバーも見に来ると思うよ。
瑠威は何も言ってなかった?」
「う、うん、特に何も……」
「そっか…じゃあ、瑠威は来ないのかな?
残念だな……」
さゆみはそう言って、小さな溜息を吐いた。
「あ、そうそう!
こないだのパンダ、お客さんにもらわれていったよ。」
「そうなの?良かった。」
「うん、けっこう年配の人だったけど、すごく嬉しそうにしてたよ。」
「そう…これも出来たら誰かにあげてね!」
私は手芸は好きだけど、どっちかっていうと作る作業が好きで、作品が出来上がってしまうと、それ自体にはあまり執着がない。
だから、さゆみのご両親がやってる喫茶店に置いてもらい、気に入ってくれた人に持って帰ってもらうようにしている。
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