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年明け島にようこそ!
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「やった~!ついにみつけた!
こいつは上質のチャロアイトだ!
見ろよ、これほどの大きさのものは滅多にねぇぞ!」
『………それは良かったな。』
ジュリアンは、紫色の石を握り締め、少年のような笑顔を見せた。
「やっぱり来て良かったぜ。」
そういうと、ジュリアンは掘り出したばかりのチャロアイトを大切そうに布でくるみ、あたりの荷物を片付け始めた。
『……ジュリアン、もう帰るのか?
お宝は探さないのか?』
「お宝って……何言ってんだ、おまえ。
これがお宝に決まってるだろう?
こんな大きさのチャロアイトなんて、そうそうみつかるもんじゃねぇ。
これが宝じゃなくて何だって言うんだ?」
(……おまえらしいな。)
エレスは、ジュリアンに気付かれないように小さく微笑んだ。
「やった~!ついにみつけた!
こいつは上質のチャロアイトだ!
見ろよ、これほどの大きさのものは滅多にねぇぞ!」
『………それは良かったな。』
ジュリアンは、紫色の石を握り締め、少年のような笑顔を見せた。
「やっぱり来て良かったぜ。」
そういうと、ジュリアンは掘り出したばかりのチャロアイトを大切そうに布でくるみ、あたりの荷物を片付け始めた。
『……ジュリアン、もう帰るのか?
お宝は探さないのか?』
「お宝って……何言ってんだ、おまえ。
これがお宝に決まってるだろう?
こんな大きさのチャロアイトなんて、そうそうみつかるもんじゃねぇ。
これが宝じゃなくて何だって言うんだ?」
(……おまえらしいな。)
エレスは、ジュリアンに気付かれないように小さく微笑んだ。
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