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side カンナ
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かといって、自分で命を絶つ勇気はないし、他の人に殺されるのもいやだ。
殺されるなら、アルバートさんじゃないと…
なんか、矛盾してるよね…
まだ心が揺れ動いてるからかもしれないね。
「カンナ…本当にありがとう。」
アルバートさんの顔を見てたら、なんだか胸がいっぱいになって来て…
「ラ~ラララ~~」
私が急に踊り出したから、アルバートさんはちょっとびっくりしているようだった。
そうだよね…今の私…思いっきり変な人だよね。
(でも、良いんだ……)
私は即興で思い浮かんだラドリアの花の精の歌を歌い、ダンスを踊った。
アルバートさんはそれを見ながら、手拍子を打ってくれた。
最後には、アルバートさんの手を取って、ふたりでダンスを踊った。
アルバートさん…さすがは王子さまだね。
踊りがうまい。
普段の私なら、とてもそんなことは出来ないけれど、今の私はラドリアの花の精霊。
だから、出来たんだ。
ラドリアの咲き誇るその前で、私達はダンスを踊った。
いつの間にか、アルバートさんが私をリードしてくれている。
どこからか、楽団の奏でる音楽が聞こえて来るようだ。
ふたりだけの舞踏会…
この時、私は生まれて初めて…
『時が止まれば良いのに』って。そう思ったよ。
殺されるなら、アルバートさんじゃないと…
なんか、矛盾してるよね…
まだ心が揺れ動いてるからかもしれないね。
「カンナ…本当にありがとう。」
アルバートさんの顔を見てたら、なんだか胸がいっぱいになって来て…
「ラ~ラララ~~」
私が急に踊り出したから、アルバートさんはちょっとびっくりしているようだった。
そうだよね…今の私…思いっきり変な人だよね。
(でも、良いんだ……)
私は即興で思い浮かんだラドリアの花の精の歌を歌い、ダンスを踊った。
アルバートさんはそれを見ながら、手拍子を打ってくれた。
最後には、アルバートさんの手を取って、ふたりでダンスを踊った。
アルバートさん…さすがは王子さまだね。
踊りがうまい。
普段の私なら、とてもそんなことは出来ないけれど、今の私はラドリアの花の精霊。
だから、出来たんだ。
ラドリアの咲き誇るその前で、私達はダンスを踊った。
いつの間にか、アルバートさんが私をリードしてくれている。
どこからか、楽団の奏でる音楽が聞こえて来るようだ。
ふたりだけの舞踏会…
この時、私は生まれて初めて…
『時が止まれば良いのに』って。そう思ったよ。
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