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Angel's Ring
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「なんだ、普通の森じゃないか…」
ファビアンさんのおっしゃる通り、中は特になんていうことのないごく普通の森でした。
特別不気味な印象があるというわけでもなく、ちょっとお弁当でも持ってふらっと遊びに来たくなるようなそんな雰囲気の森でした。
もちろん、おかしな魔物がいそうな気配もまるでありません。
しかし、しばらく歩いて行くと急に木が生い茂った場所に出ました。
その木のせいで日は翳りは、そして迷路のような状態になっていきました。
「なるほど、こういう仕掛けだったのか…
この迷路のせいで出口がわからなくなるんだな。」
「私はもうどっちから来たのかもわかりませんよ。」
「俺もだよ。」
歩いたといっても、せいぜい一時間程でしょうか?
それなのに、私達はもう完全に方向を見失っていました。
幸い、お婆さんと繋がっている長い紐がありましたから、まだ気持ちに余裕はありましたが、それがなければかなり不安な気持ちになっていたと思います。
それからもなお迷路の道は続きました。
どれほど方向感覚の良い人でも、ここまで来てしまうともう絶対に戻れない…そんな気がしました。
そこからは徐々に木の数が減っていき、あたりの明るさも戻ってきました。
明るくなると、なんとなく元気も出てきます。
ファビアンさんはおなかがすいたと言い出されました。
そう言われると私もそんな気がして来ましたが、あたりにゆっくり腰掛けられるような場所も見当たらなかったので、私達はもう少し歩いてみることにしました。
そのうち、やっと拓けた場所に出たのです。
「疲れたな。
少しそのあたりで休むとしよう。」
「そうですね。」
どこにしようかと考えていると、なんと、私は少し先にベンチを発見したのです。
木で作られたありふれたベンチです。
「ファビアンさん!あそこにベンチが!」
「本当だ!
じゃあ、もしかしたらこのあたりに人がいるってことか?」
私達がベンチに向かって歩いていると、向こうから誰かが歩いて来るのが見えました。
小さな子供の手をひいた老人です。
私達も驚きましたが、二人も私達を見てとても驚いたような顔をしています。
ファビアンさんのおっしゃる通り、中は特になんていうことのないごく普通の森でした。
特別不気味な印象があるというわけでもなく、ちょっとお弁当でも持ってふらっと遊びに来たくなるようなそんな雰囲気の森でした。
もちろん、おかしな魔物がいそうな気配もまるでありません。
しかし、しばらく歩いて行くと急に木が生い茂った場所に出ました。
その木のせいで日は翳りは、そして迷路のような状態になっていきました。
「なるほど、こういう仕掛けだったのか…
この迷路のせいで出口がわからなくなるんだな。」
「私はもうどっちから来たのかもわかりませんよ。」
「俺もだよ。」
歩いたといっても、せいぜい一時間程でしょうか?
それなのに、私達はもう完全に方向を見失っていました。
幸い、お婆さんと繋がっている長い紐がありましたから、まだ気持ちに余裕はありましたが、それがなければかなり不安な気持ちになっていたと思います。
それからもなお迷路の道は続きました。
どれほど方向感覚の良い人でも、ここまで来てしまうともう絶対に戻れない…そんな気がしました。
そこからは徐々に木の数が減っていき、あたりの明るさも戻ってきました。
明るくなると、なんとなく元気も出てきます。
ファビアンさんはおなかがすいたと言い出されました。
そう言われると私もそんな気がして来ましたが、あたりにゆっくり腰掛けられるような場所も見当たらなかったので、私達はもう少し歩いてみることにしました。
そのうち、やっと拓けた場所に出たのです。
「疲れたな。
少しそのあたりで休むとしよう。」
「そうですね。」
どこにしようかと考えていると、なんと、私は少し先にベンチを発見したのです。
木で作られたありふれたベンチです。
「ファビアンさん!あそこにベンチが!」
「本当だ!
じゃあ、もしかしたらこのあたりに人がいるってことか?」
私達がベンチに向かって歩いていると、向こうから誰かが歩いて来るのが見えました。
小さな子供の手をひいた老人です。
私達も驚きましたが、二人も私達を見てとても驚いたような顔をしています。
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