13 / 50
第一章
第3話(4)お堂の戦い
しおりを挟む「……」
藤花が男と向かい合う。
「……はっ!」
「むっ!」
男が藤花に飛びかかる。苦無による攻撃だ。藤花は右手の爪でこれを受け止める。
「はっ! はっ! はっ!」
「うっ! くっ! むっ!」
男が次々と繰り出す攻撃に藤花はなんとか対応する。男は笑う。
「はははっ!」
「なにがおかしい⁉」
「いやいや、防戦一方じゃないか!」
「出方を伺っているんだよ!」
「そのわりには、必死に凌いでいるようだが? もう少し楽しませてくれよ?」
「そんな義理はない!」
「それもそうか!」
「はあっ!」
「うおっと!」
藤花が力を込めた反撃を放ち、それを男は片手を地面について、後ろに回転して避ける。
「むっ……」
「今のは危なかった……これくらいか……」
「ん……」
男が藤花と少し距離を取る。
「こうした方がより確実だな……」
「ちっ……」
藤花が小さく舌打ちする。
「ははっ、俺とお近づきになりたかったかい?」
「ふざけるなよ……」
「そう照れるなよ。ははっ、モテる男はつらいな……」
「はん……」
藤花は男の言葉を鼻で笑う。
「なんだ?」
「本当にモテる男が、女を攫う必要があるかね?」
「ああん?」
「モテないだろう? そのボサボサっとした汚らしい髪に惹かれる女などいるわけがない」
藤花が男の頭を指差す。男がムッとする。
「てめえ……!」
「ふん!」
「よっと!」
「!」
藤花は驚く。髪をかき上げて放った針をことごとく落とされたからである。
「へえ、髪の毛の中に飛び出す針を仕込んでいるのか、こいつは厄介だな……」
「手裏剣か……」
藤花は地面に落ちた武器を見て呟く。
「そうだ、飛び道具持ちはお前だけじゃねえさ」
「むう……」
「一枚記念に持っていくか?」
「いらん」
「あ、そう……」
「アンタ……忍びか……」
「ああ、そうだよ。元忍びな。抜け忍と言った方がいいかね?」
「忍びを辞めて、こんなところでごろつき束ねて、人攫いなどさせているのか……」
「それがどうした?」
「いや、日陰者が鼻つまみ者になったのかと思ってさ……」
男の問いに藤花が笑みを浮かべる。
「……さっきからそうやって怒らせようとしているようだが、無駄だぜ?」
「む……」
「体は熱く、心は冷たく……戦いにおける鉄則だ」
男は自らの側頭部を右手の指でとんとんと叩く。
「私は体も冷たいがな……」
「なに?」
「なんでもない」
藤花が首を左右に振る。男が両手を広げる。
「俺が温めてやろうか?」
「やめろ、怖気が走る……!」
「遠慮すんなって」
「貴様……!」
「藤花さん!」
「‼」
楽土が声をかける。男が楽土に視線をちらりと向ける。
「へえ、なんだ、男がいたのか……」
「ふう……」
藤花が深呼吸をする。楽土が尋ねる。
「藤花さん?」
「ありがとう楽土さん、おかげで少し冷静になりました。さて……」
藤花が楽土に対して微笑んだ後、男に視線を向ける。
「うん?」
「はあっ!」
「! 何⁉」
藤花は男に飛びかかると見せかけてお堂に飛び込む。
「攫った娘さんは返してもらいますよ!」
「そ、そうはさせるか! くっ⁉」
男が藤花を追いかけるが、外に比べれば狭いお堂に一瞬戸惑う。
「建物内での戦闘にはあまり慣れていないようですね!」
「今思い出すところだよ!」
「思い出したところで、もう遅い!」
「うん⁉」
藤花が男の懐に入る。
「はあっ! せいっ! とうっ!」
「がおっ⁉ ぐおっ⁉ ごおっ⁉」
藤花の繰り出した蹴りを男は食らい、膝をつく。藤花が体勢を直して告げる。
「体格の小さい私の方が、狭いところではより有利ですね……」
「ち、ちっくしょう……」
男が唇を噛む。
「体を捻ってなんとか致命傷は避けたようですが……刺さったでしょう?」
藤花が右足を上げる。つま先とかかとの刃が薄暗いお堂の中で光る。
「ああ、痛くて痛くてしょうがねえよ……」
「ならば次で楽にして差し上げます……」
「ふん!」
「! 待ちなさい!」
男が逃げたので、藤花が追いかける。やや広い部屋に出る。男が笑う。
「へへっ、我が家の間取りはしっかりと頭に入っているぜ……」
「広いところに出ても、その傷では満足に動けないでしょう……」
「そうだな……!」
「はっ⁉」
部屋の奥に視線を向けると、蕎麦屋の娘が柱に両手両足を縛られている。
「この娘を巻き添えにしてやる!」
「や、止めなさい! ぐっ⁉」
男と娘の間に割って入った藤花の右肩に苦無が刺さる。男が首を傾げる。
「なんだ? 妙な感触……どおっ!」
藤花に蹴り飛ばされ、男が後退する。藤花が肩を抑えて舌打ちする。
「ちっ……なんで背中を向けてしまったのかしら……」
「その娘を守りながらじゃあ、お前に勝ち目はねえ……つまらねえぜ……」
「では、つまるようにしてあげましょうか?」
「なに? てめえか……」
男が振り返ると楽土が立っていた。楽土が淡々と呟きながら身構える。
「貴方はもはや度し難い方だ。情け容赦は無用ですね……」
「お前がやるってか? そんなデカい図体で……俺の速さについてこれるのかよ!」
「む⁉」
「楽土さん、下と見せかけて上です!」
「はあっ‼」
「どわっ⁉」
楽土が盾で豪快に殴り飛ばし、男は天井にめり込む。藤花が唖然とする。
「な、なんという……」
「藤花さん、よく分かりましたね。お声がけが無かったら危なかったです」
「スリの手法を見れば、分かりますよ。ねえ?」
「⁉」
藤花が視線を向けた先には女の子が立っていた。藤花が静かに歩み寄る。楽土が慌てる。
「と、藤花さん⁉ ⁉」
藤花は女の子の頭を優しく撫でてやりながら呟く。
「花飾り、返してもらえる? お姉さんの大事なものなの……」
「う、うん……」
女の子は震えながら花飾りを取り出し、藤花に渡す。藤花は優しく微笑む。
「ふふっ、ありがとう……もう悪い奴らはいないから町の人たちにお世話になりなさい。その器用さなら、なんでもこなせるはずですよ。楽土さん?」
「ええ、頼んでまわってみましょう。それでは戻りますか……」
藤花たちが町に戻る。町の悩みの種であったごろつきどもを成敗してくれたこと、蕎麦屋の娘の口利きもあり、女の子の面倒をみてくれる所もすんなりと決まった。藤花は頭に付け直した花飾りを撫でながら呟く。
「一件……いや、二件落着ですね……」
「藤花さん、その花飾り、大事な物なのですね……」
「ええ、母から貰った物です。これのお陰で人間らしさをわずかながらに思い出せます……」
「へえ……」
「! しゃ、喋り過ぎました! 先を急ぎましょう!」
藤花は顔を赤くしながら歩き出す。
藤花が男と向かい合う。
「……はっ!」
「むっ!」
男が藤花に飛びかかる。苦無による攻撃だ。藤花は右手の爪でこれを受け止める。
「はっ! はっ! はっ!」
「うっ! くっ! むっ!」
男が次々と繰り出す攻撃に藤花はなんとか対応する。男は笑う。
「はははっ!」
「なにがおかしい⁉」
「いやいや、防戦一方じゃないか!」
「出方を伺っているんだよ!」
「そのわりには、必死に凌いでいるようだが? もう少し楽しませてくれよ?」
「そんな義理はない!」
「それもそうか!」
「はあっ!」
「うおっと!」
藤花が力を込めた反撃を放ち、それを男は片手を地面について、後ろに回転して避ける。
「むっ……」
「今のは危なかった……これくらいか……」
「ん……」
男が藤花と少し距離を取る。
「こうした方がより確実だな……」
「ちっ……」
藤花が小さく舌打ちする。
「ははっ、俺とお近づきになりたかったかい?」
「ふざけるなよ……」
「そう照れるなよ。ははっ、モテる男はつらいな……」
「はん……」
藤花は男の言葉を鼻で笑う。
「なんだ?」
「本当にモテる男が、女を攫う必要があるかね?」
「ああん?」
「モテないだろう? そのボサボサっとした汚らしい髪に惹かれる女などいるわけがない」
藤花が男の頭を指差す。男がムッとする。
「てめえ……!」
「ふん!」
「よっと!」
「!」
藤花は驚く。髪をかき上げて放った針をことごとく落とされたからである。
「へえ、髪の毛の中に飛び出す針を仕込んでいるのか、こいつは厄介だな……」
「手裏剣か……」
藤花は地面に落ちた武器を見て呟く。
「そうだ、飛び道具持ちはお前だけじゃねえさ」
「むう……」
「一枚記念に持っていくか?」
「いらん」
「あ、そう……」
「アンタ……忍びか……」
「ああ、そうだよ。元忍びな。抜け忍と言った方がいいかね?」
「忍びを辞めて、こんなところでごろつき束ねて、人攫いなどさせているのか……」
「それがどうした?」
「いや、日陰者が鼻つまみ者になったのかと思ってさ……」
男の問いに藤花が笑みを浮かべる。
「……さっきからそうやって怒らせようとしているようだが、無駄だぜ?」
「む……」
「体は熱く、心は冷たく……戦いにおける鉄則だ」
男は自らの側頭部を右手の指でとんとんと叩く。
「私は体も冷たいがな……」
「なに?」
「なんでもない」
藤花が首を左右に振る。男が両手を広げる。
「俺が温めてやろうか?」
「やめろ、怖気が走る……!」
「遠慮すんなって」
「貴様……!」
「藤花さん!」
「‼」
楽土が声をかける。男が楽土に視線をちらりと向ける。
「へえ、なんだ、男がいたのか……」
「ふう……」
藤花が深呼吸をする。楽土が尋ねる。
「藤花さん?」
「ありがとう楽土さん、おかげで少し冷静になりました。さて……」
藤花が楽土に対して微笑んだ後、男に視線を向ける。
「うん?」
「はあっ!」
「! 何⁉」
藤花は男に飛びかかると見せかけてお堂に飛び込む。
「攫った娘さんは返してもらいますよ!」
「そ、そうはさせるか! くっ⁉」
男が藤花を追いかけるが、外に比べれば狭いお堂に一瞬戸惑う。
「建物内での戦闘にはあまり慣れていないようですね!」
「今思い出すところだよ!」
「思い出したところで、もう遅い!」
「うん⁉」
藤花が男の懐に入る。
「はあっ! せいっ! とうっ!」
「がおっ⁉ ぐおっ⁉ ごおっ⁉」
藤花の繰り出した蹴りを男は食らい、膝をつく。藤花が体勢を直して告げる。
「体格の小さい私の方が、狭いところではより有利ですね……」
「ち、ちっくしょう……」
男が唇を噛む。
「体を捻ってなんとか致命傷は避けたようですが……刺さったでしょう?」
藤花が右足を上げる。つま先とかかとの刃が薄暗いお堂の中で光る。
「ああ、痛くて痛くてしょうがねえよ……」
「ならば次で楽にして差し上げます……」
「ふん!」
「! 待ちなさい!」
男が逃げたので、藤花が追いかける。やや広い部屋に出る。男が笑う。
「へへっ、我が家の間取りはしっかりと頭に入っているぜ……」
「広いところに出ても、その傷では満足に動けないでしょう……」
「そうだな……!」
「はっ⁉」
部屋の奥に視線を向けると、蕎麦屋の娘が柱に両手両足を縛られている。
「この娘を巻き添えにしてやる!」
「や、止めなさい! ぐっ⁉」
男と娘の間に割って入った藤花の右肩に苦無が刺さる。男が首を傾げる。
「なんだ? 妙な感触……どおっ!」
藤花に蹴り飛ばされ、男が後退する。藤花が肩を抑えて舌打ちする。
「ちっ……なんで背中を向けてしまったのかしら……」
「その娘を守りながらじゃあ、お前に勝ち目はねえ……つまらねえぜ……」
「では、つまるようにしてあげましょうか?」
「なに? てめえか……」
男が振り返ると楽土が立っていた。楽土が淡々と呟きながら身構える。
「貴方はもはや度し難い方だ。情け容赦は無用ですね……」
「お前がやるってか? そんなデカい図体で……俺の速さについてこれるのかよ!」
「む⁉」
「楽土さん、下と見せかけて上です!」
「はあっ‼」
「どわっ⁉」
楽土が盾で豪快に殴り飛ばし、男は天井にめり込む。藤花が唖然とする。
「な、なんという……」
「藤花さん、よく分かりましたね。お声がけが無かったら危なかったです」
「スリの手法を見れば、分かりますよ。ねえ?」
「⁉」
藤花が視線を向けた先には女の子が立っていた。藤花が静かに歩み寄る。楽土が慌てる。
「と、藤花さん⁉ ⁉」
藤花は女の子の頭を優しく撫でてやりながら呟く。
「花飾り、返してもらえる? お姉さんの大事なものなの……」
「う、うん……」
女の子は震えながら花飾りを取り出し、藤花に渡す。藤花は優しく微笑む。
「ふふっ、ありがとう……もう悪い奴らはいないから町の人たちにお世話になりなさい。その器用さなら、なんでもこなせるはずですよ。楽土さん?」
「ええ、頼んでまわってみましょう。それでは戻りますか……」
藤花たちが町に戻る。町の悩みの種であったごろつきどもを成敗してくれたこと、蕎麦屋の娘の口利きもあり、女の子の面倒をみてくれる所もすんなりと決まった。藤花は頭に付け直した花飾りを撫でながら呟く。
「一件……いや、二件落着ですね……」
「藤花さん、その花飾り、大事な物なのですね……」
「ええ、母から貰った物です。これのお陰で人間らしさをわずかながらに思い出せます……」
「へえ……」
「! しゃ、喋り過ぎました! 先を急ぎましょう!」
藤花は顔を赤くしながら歩き出す。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)


永艦の戦い
みたろ
歴史・時代
時に1936年。日本はロンドン海軍軍縮条約の失効を2年後を控え、対英米海軍が建造するであろう新型戦艦に対抗するために50cm砲の戦艦と45cm砲のW超巨大戦艦を作ろうとした。その設計を担当した話である。
(フィクションです。)

連合艦隊司令長官、井上成美
ypaaaaaaa
歴史・時代
2・26事件に端を発する国内の動乱や、日中両国の緊張状態の最中にある1937年1月16日、内々に海軍大臣就任が決定していた米内光政中将が高血圧で倒れた。命には別状がなかったものの、少しの間の病養が必要となった。これを受け、米内は信頼のおける部下として山本五十六を自分の代替として海軍大臣に推薦。そして空席になった連合艦隊司令長官には…。
毎度毎度こんなことがあったらいいな読んで、楽しんで頂いたら幸いです!
鎌倉最後の日
もず りょう
歴史・時代
かつて源頼朝や北条政子・義時らが多くの血を流して築き上げた武家政権・鎌倉幕府。承久の乱や元寇など幾多の困難を乗り越えてきた幕府も、悪名高き執権北条高時の治政下で頽廃を極めていた。京では後醍醐天皇による倒幕計画が持ち上がり、世に動乱の兆しが見え始める中にあって、北条一門の武将金澤貞将は危機感を募らせていく。ふとしたきっかけで交流を深めることとなった御家人新田義貞らは、貞将にならば鎌倉の未来を託すことができると彼に「決断」を迫るが――。鎌倉幕府の最後を華々しく彩った若き名将の清冽な生きざまを活写する歴史小説、ここに開幕!

【架空戦記】蒲生の忠
糸冬
歴史・時代
天正十年六月二日、本能寺にて織田信長、死す――。
明智光秀は、腹心の明智秀満の進言を受けて決起当初の腹案を変更し、ごく少勢による奇襲により信長の命を狙う策を敢行する。
その結果、本能寺の信長、そして妙覚寺の織田信忠は、抵抗の暇もなく首級を挙げられる。
両名の首級を四条河原にさらした光秀は、織田政権の崩壊を満天下に明らかとし、畿内にて急速に地歩を固めていく。
一方、近江国日野の所領にいた蒲生賦秀(のちの氏郷)は、信長の悲報を知るや、亡き信長の家族を伊勢国松ヶ島城の織田信雄の元に送り届けるべく安土城に迎えに走る。
だが、瀬田の唐橋を無傷で確保した明智秀満の軍勢が安土城に急速に迫ったため、女子供を連れての逃避行は不可能となる。
かくなる上は、戦うより他に道はなし。
信長の遺した安土城を舞台に、若き闘将・蒲生賦秀の活躍が始まる。
タイムワープ艦隊2024
山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。
この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!

小沢機動部隊
ypaaaaaaa
歴史・時代
1941年4月10日に世界初の本格的な機動部隊である第1航空艦隊の司令長官が任命された。
名は小沢治三郎。
年功序列で任命予定だった南雲忠一中将は”自分には不適任”として望んで第2艦隊司令長官に就いた。
ただ時局は引き返すことが出来ないほど悪化しており、小沢は戦いに身を投じていくことになる。
毎度同じようにこんなことがあったらなという願望を書き綴ったものです。
楽しんで頂ければ幸いです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる