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第1回公演
第12惑星(1)冷静VS電撃
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12
「ははっ、逃げるね~」
「……!」
「そろそろ追いかけっこにも飽きてきたから……これで終わり!」
「……‼」
マリージャが振るった鞭に当たり、鞭から流れる電撃を受けたタスマとテュロンがあっという間に消失する。マリージャが顎に手を当てて頷く。
「ふむ、やはり誘導の為の分身か……ここは、商業施設が集まっていたエリアかな?」
マリージャが周囲を見渡しながら頷く。
「……」
「よっと♪」
「‼」
物陰から放たれた銃弾をマリージャは鞭ではたき落としてみせる。
「まあ、大体狙撃してくるところは見当がつくよ♪ 同業だしね」
「……やるわね、『電撃のマリージャ』……」
ケイが姿を現す。マリージャは首を傾げる。
「ケイ=ハイジャさん、狙撃はもう終わり?」
「そんな見事な鞭さばきを見せられたら、何発撃っても結果は一緒よ」
ケイは大げさに両手を広げる。
「ふ~ん、諦める感じかな?」
「冗談、手段を変えるまでよ」
「ほう……」
「あの赤髪に借りを返さないとならないからね、さっさと片付けさせてもらうわ」
「へえ……」
マリージャは両手をぶらりとさせる。ケイが目を細める。
「?」
「いや、アタシを怒らせて平静さを失わせようとしたって無駄だよ? そんな単純な手には引っかからないよ~」
「小細工は無意味ってことね」
「そういうこと」
マリージャは頷く。
「ならば!」
「おっと!」
ケイの銃から二度放たれたものをマリージャは鞭でまたもはたき落とす。
「! 連射に対しても……さすがの反射神経ね……」
「銃弾の無駄遣いだよ~♪」
「そう、銃弾ならね……」
マリージャの言葉にケイが笑みを浮かべる。
「なっ⁉」
はたき落としたものから蔦が急速に生え、マリージャの両腕に絡みつく。マリージャは鞭を落としてしまう。ケイが淡々と呟く。
「ごく不思議な種を銃弾の代わりに使ったのよ」
「くっ、木星生まれの特殊能力……こんなことが出来るとは……」
「厄介な鞭を塞いでしまえばこっちのものよ!」
ケイが銃に弾を込め、すぐさま発砲する。
「なんの!」
「むっ⁉」
マリージャの指先から電撃が放たれ、銃弾が防がれる。マリージャが笑う。
「別に鞭だけに電気を帯びているわけじゃないんだよね~♪」
「まあ、それはそうよね……」
ケイは銃をしまい、ボーガンを取り出す。マリージャが噴き出す。
「ははっ、随分とレトロな武器を持ち出してきたね♪」
「レトロな物ってかわいいでしょ? 意外と使い勝手が良いし……ね!」
ケイがボーガンを発射する。改良を加えたもので、三本同時に放たれる。
「矢を三本同時って結構すごいね! ただ、全部正面に飛ばしちゃ意味ないよ!」
マリージャが指を動かし、電撃を放ち、放たれたものを撃ち落とす。
「矢とは言ってないわよ?」
ケイが再び笑みを浮かべる。
「むっ⁉ こ、これは草が生えて、視界が……!」
大量の草の塊が空中に発生し、マリージャの顔面を覆う。
「雷雨を浴びると、急速に生い茂る不思議な草を利用したのよ」
「そ、そんな……!」
草に覆われ、マリージャが戸惑う。
「さてと……」
「ま、待って! 何をするつもり⁉」
「……正真正銘、本物の矢で貴女を射抜かせてもらうわ」
ケイがボーガンを構え直し、草を取るのに難渋しているマリージャに向ける。
「ちょ、ちょっと待って!」
「待たない」
「そ、そんな!」
「これで終わりよ……!」
「ふっ、『スキップ』!」
「ぐはっ⁉」
気が付くと、マリージャの指先から放たれた電撃がケイの右肩を貫いていた。ケイは体勢を崩し、倒れ込む。腕に絡む蔦をちぎり、顔を覆う草を取り除いたマリージャが笑う。
「ふふっ、上手くいった♪」
「な、何を……?」
「アタシは相手の行動パターンを察知、もしくは予測が当たっていれば、その行動を飛ばすことが出来るの。いわゆる一ターン飛ばしってやつね」
「そ、そんなことが……」
「馬鹿正直に矢で射るとか教えてくれちゃうから助かったよ♪」
「ぐ……」
「結構な集中力を要するから、乱発は出来ないんだけどね……」
マリージャが笑いながら首をコキコキとさせる。ケイが立ち上がろうとする。
「くっ……」
「おっ、まだ立ち上がる?」
「せっかくだから私の次の行動を予測してご覧なさいよ……」
「は? それになんのメリットが?」
「なに、ちょっとした座興よ……」
「……右肩を射抜いたから、利き腕の右腕は動かせない、つまりボーガンは放てない。ということは、アンタの特殊能力である足に木を生やして、空中に飛び上がり、相手の斜め後方に回り込んでそこからボーガンを発射するという必中の戦法は使えない」
「む……」
「よって、ダメもとの接近戦に勝機を見出す……」
「くっ!」
「図星ね! 『スキップ』! ……がはっ⁉」
マリージャの後方に咲いた大きな花がマリージャを押し出し、ケイと激突するようなかたちになる。ケイが拳をマリージャのみぞおちに打ち込む。
「やたらと大きく開花する不思議な花を使わせてもらったわ……さっき種をまいておいたの。接近戦までは当たっていたけど、ダメもとではなく、計算の内よ……」
「むぐ……」
「ん?」
マリージャがケイに抱きつく。
「はあ!」
「がはっ……⁉」
マリージャが自らの体も巻き込むように強烈な電撃を発生させる。
「痺れるハグでしょ……女の子限定よ……」
マリージャとケイが同時に崩れ落ちる。
「ははっ、逃げるね~」
「……!」
「そろそろ追いかけっこにも飽きてきたから……これで終わり!」
「……‼」
マリージャが振るった鞭に当たり、鞭から流れる電撃を受けたタスマとテュロンがあっという間に消失する。マリージャが顎に手を当てて頷く。
「ふむ、やはり誘導の為の分身か……ここは、商業施設が集まっていたエリアかな?」
マリージャが周囲を見渡しながら頷く。
「……」
「よっと♪」
「‼」
物陰から放たれた銃弾をマリージャは鞭ではたき落としてみせる。
「まあ、大体狙撃してくるところは見当がつくよ♪ 同業だしね」
「……やるわね、『電撃のマリージャ』……」
ケイが姿を現す。マリージャは首を傾げる。
「ケイ=ハイジャさん、狙撃はもう終わり?」
「そんな見事な鞭さばきを見せられたら、何発撃っても結果は一緒よ」
ケイは大げさに両手を広げる。
「ふ~ん、諦める感じかな?」
「冗談、手段を変えるまでよ」
「ほう……」
「あの赤髪に借りを返さないとならないからね、さっさと片付けさせてもらうわ」
「へえ……」
マリージャは両手をぶらりとさせる。ケイが目を細める。
「?」
「いや、アタシを怒らせて平静さを失わせようとしたって無駄だよ? そんな単純な手には引っかからないよ~」
「小細工は無意味ってことね」
「そういうこと」
マリージャは頷く。
「ならば!」
「おっと!」
ケイの銃から二度放たれたものをマリージャは鞭でまたもはたき落とす。
「! 連射に対しても……さすがの反射神経ね……」
「銃弾の無駄遣いだよ~♪」
「そう、銃弾ならね……」
マリージャの言葉にケイが笑みを浮かべる。
「なっ⁉」
はたき落としたものから蔦が急速に生え、マリージャの両腕に絡みつく。マリージャは鞭を落としてしまう。ケイが淡々と呟く。
「ごく不思議な種を銃弾の代わりに使ったのよ」
「くっ、木星生まれの特殊能力……こんなことが出来るとは……」
「厄介な鞭を塞いでしまえばこっちのものよ!」
ケイが銃に弾を込め、すぐさま発砲する。
「なんの!」
「むっ⁉」
マリージャの指先から電撃が放たれ、銃弾が防がれる。マリージャが笑う。
「別に鞭だけに電気を帯びているわけじゃないんだよね~♪」
「まあ、それはそうよね……」
ケイは銃をしまい、ボーガンを取り出す。マリージャが噴き出す。
「ははっ、随分とレトロな武器を持ち出してきたね♪」
「レトロな物ってかわいいでしょ? 意外と使い勝手が良いし……ね!」
ケイがボーガンを発射する。改良を加えたもので、三本同時に放たれる。
「矢を三本同時って結構すごいね! ただ、全部正面に飛ばしちゃ意味ないよ!」
マリージャが指を動かし、電撃を放ち、放たれたものを撃ち落とす。
「矢とは言ってないわよ?」
ケイが再び笑みを浮かべる。
「むっ⁉ こ、これは草が生えて、視界が……!」
大量の草の塊が空中に発生し、マリージャの顔面を覆う。
「雷雨を浴びると、急速に生い茂る不思議な草を利用したのよ」
「そ、そんな……!」
草に覆われ、マリージャが戸惑う。
「さてと……」
「ま、待って! 何をするつもり⁉」
「……正真正銘、本物の矢で貴女を射抜かせてもらうわ」
ケイがボーガンを構え直し、草を取るのに難渋しているマリージャに向ける。
「ちょ、ちょっと待って!」
「待たない」
「そ、そんな!」
「これで終わりよ……!」
「ふっ、『スキップ』!」
「ぐはっ⁉」
気が付くと、マリージャの指先から放たれた電撃がケイの右肩を貫いていた。ケイは体勢を崩し、倒れ込む。腕に絡む蔦をちぎり、顔を覆う草を取り除いたマリージャが笑う。
「ふふっ、上手くいった♪」
「な、何を……?」
「アタシは相手の行動パターンを察知、もしくは予測が当たっていれば、その行動を飛ばすことが出来るの。いわゆる一ターン飛ばしってやつね」
「そ、そんなことが……」
「馬鹿正直に矢で射るとか教えてくれちゃうから助かったよ♪」
「ぐ……」
「結構な集中力を要するから、乱発は出来ないんだけどね……」
マリージャが笑いながら首をコキコキとさせる。ケイが立ち上がろうとする。
「くっ……」
「おっ、まだ立ち上がる?」
「せっかくだから私の次の行動を予測してご覧なさいよ……」
「は? それになんのメリットが?」
「なに、ちょっとした座興よ……」
「……右肩を射抜いたから、利き腕の右腕は動かせない、つまりボーガンは放てない。ということは、アンタの特殊能力である足に木を生やして、空中に飛び上がり、相手の斜め後方に回り込んでそこからボーガンを発射するという必中の戦法は使えない」
「む……」
「よって、ダメもとの接近戦に勝機を見出す……」
「くっ!」
「図星ね! 『スキップ』! ……がはっ⁉」
マリージャの後方に咲いた大きな花がマリージャを押し出し、ケイと激突するようなかたちになる。ケイが拳をマリージャのみぞおちに打ち込む。
「やたらと大きく開花する不思議な花を使わせてもらったわ……さっき種をまいておいたの。接近戦までは当たっていたけど、ダメもとではなく、計算の内よ……」
「むぐ……」
「ん?」
マリージャがケイに抱きつく。
「はあ!」
「がはっ……⁉」
マリージャが自らの体も巻き込むように強烈な電撃を発生させる。
「痺れるハグでしょ……女の子限定よ……」
マリージャとケイが同時に崩れ落ちる。
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