92 / 109
『ケース2:フラグをガンガンへし折りまくって、ハッピーエンドを目指す悪役令嬢志望のティエラの場合』
第11話(3)常識外れ
しおりを挟む
「俺らはこの南西の塔担当か……エドアルド?」
「既に確認されている情報によると、塔の周囲に強い障壁魔法がかかっていて、外部からの破壊は難しいということだね」
「っていうことは内部から攻略するしかないってことだな……」
ダビドが後頭部を掻く。ディーデイーが叫ぶ。
「HAHAHA! とにかく暴れ回れば良いんだろ? お安い御用さ!」
「俺らを阻むなんて誰にも出来ないぜ!」
「派手にやってやりマース!」
「OH! 全く頼もしい限りだぜ、ブラザー&シスター!」
ゴメスとワンダの言葉にディーデイーが頷く。ダビドが呆れ気味に呟く。
「……なんでこいつらと一緒なんだ?」
「それぞれの塔を守る八闘士との相性を見て割り振ったらしいよ」
「相性ねえ……」
「ははっ、面白い連中だから良いんじゃない?」
「モニカ、お前さんもお気楽だなあ……」
「まあ、今更文句を言ってもしょうがない、塔に入ろう」
「あ! い、今、『バウンティハンター』と『怒髪天』の二チームが塔の内部に入っていきます! が、頑張って下さい!」
「あの赤髪の娘は確か……?」
「ヌーブっていうリポーターだね、彼女たちは各地点の情報中継役を担っている」
「そりゃあご苦労なことだな……終わったら飲みにでも行きたいねえ……」
「兄さん、今は塔のことに集中してくれよ」
「分かっているよ」
「それ!」
モニカが塔の扉を豪快に蹴飛ばす。内部には黒い人影が多数ひしめいている。
「ワット⁉ なんだいコイツらは⁉」
ディーデイーが首を傾げる。エドアルドが冷静に説明する。
「なんでも人の生命力を吸収したことによって出来上がった影……ハサンという男の情報によると、この塔の警備兵のようなものだそうだ」
「倒しても問題ナッシングかい? 黒スーツのブラザー⁉」
「ブラザーって……ああ、問題はないそうだ」
「YEAH! パーティーの始まりだ!」
エドアルドの言葉を受け、ディーデイーたちが影の群れに突っ込んでいく。
「切り刻んでやるぜ!」
「突き進みマース!」
「!」
ディーディーがアフロ爆弾を巻き散らし、ゴメスがモヒカン剣を乱舞させ、ワンダのドリルリーゼントが炸裂する。三人の猛進を受けて、影の群れは次々と霧消していく。
「おいおい! 剣はまだしも、爆弾とドリルはもうちょっと加減しろよ!」
「建物自体が崩れて生き埋めになるぞ!」
ダビドとエドアルドが慌てる。
「『ハリケーンキック』!」
「どおっ⁉」
モニカが長い脚を一閃すると、塔の厚い壁にヒビが入るほどの強風が吹き、影が消える。
「だ、だからモニカ! お前も少しは自重しろ!」
「え~? なかなか難しいことを言うね~」
ダビドの言葉にモニカは唇を尖らせる。
「ま、まあとにかく、この階は片付いたみたいだ、上に向かおう」
エドアルドが皆を階段へと促す。六人が階段を上っていく。そして、いくつかの階層を経て、多くの影を撃波すると、一番上の階層までたどり着く。ダビドが呟く。
「どうやらここが最上階みたいだな……」
「……妙だな? 最上階には八闘士が番人のようにいるという情報だったが……?」
エドアルドが首を傾げる。ディーデイーが大声で笑う。
「HAHAHA! 俺たちに恐れをなして尻尾を巻いて逃げたんじゃないか⁉」
「……尻尾はない」
「うん? 今声がしなかったか?」
ダビドが周囲を見回す。ゴメスが部屋の中央にある物を見つけ、近づく。
「なんだこりゃ? 石板か?」
「尻尾はないが手足はあるぞ!」
「どわっ⁉」
部屋の中央にあった赤茶色をした長方形の石板から手足が生え、ゴメスに殴りかかる。ゴメスはなんとかこれを躱す。ディーディーが問う。
「ユーは何者だい⁉」
「石板の青年、その名もアクエスだ!」
「OK、分かった! 良いファイトにしよう!」
「ちょっと待て! 理解が早すぎんだよ! なんだよ、石版の青年って⁉」
ダビドが叫ぶ。エドアルドが冷静に尋ねる。
「君がこの塔を守る八闘士かい?」
「ああ、そうだ」
「気を悪くしたら申し訳ないんだが……君は一体何なんだい?」
「石板の青年……としか答えようがないな、気が付いたら存在していたからな」
「石板が意志を持ったのか? まあ、それは良いとして、青年なのかい?」
「……少なくとも少年少女ではないからな」
「そ、そうか……何故八闘士に?」
「あるところで朽ち果てようとしていた俺をピカピカに磨き上げてくれて、そして、『良い角をしているな、うちに来ないか?』と勧誘してくれて……」
「誰がだよ⁉」
ダビドが思わず口を挟む。
「恩は返さなくてはならないと思い……古の八闘士に名を連ねることになったんだ」
「古感があんまり感じられないが……」
「まあ、俺のことはどうでもいいだろう、ここまで来たなら倒すまでだ!」
そう言って、アクエスが構えを取る。ゴメスが斬りかかる。
「ふん、むしろ良い的だぜ!」
「はっ!」
「のわっ⁉」
アクエスの形が長方形から正方形に変わり、ゴメスの剣を躱してみせる。ダビドが驚く。
「そ、そんなことが⁉」
「おらっ!」
「ぐはっ⁉」
アクエスがすかさず反撃し、ゴメスを倒す。ディーディーが叫ぶ。
「やるじゃないの! 爆弾を喰らえ!」
「ふん!」
「OH⁉」
ディーディーが投じた爆弾をアクエスが長方形に戻った自身の体を使って豪快に打ち返す。ディーディーが自身の爆弾で派手に爆発する。ダビドが再び驚く。
「そ、そんなことが出来るのかよ⁉」
「ははっ! 面白いね! 『スーパーハリケーンキック』!」
「うおっ!」
モニカが脚を鋭く振ると、凄まじく強い風が吹き、アクエスの体が浮き上がって、壁に向かって飛んで行く。モニカが笑う。
「壁にぶつかって終わりだね!」
「そうはいくか!」
「なっ⁉」
アクエスが自身の体を上手く風に乗せて、まるでブーメランのように戻ってきて、モニカに迫っていき、体の形状をひし形に変化させる。
「『ひし形突き』!」
「ぬっ!」
アクエスの尖った角がモニカの体に刺さり、モニカは苦しそうにうずくまる。
「どうだ!」
「ならばワタシのドリルで砕くまでデース!」
ワンダがリーゼントドリルを高速で回転させ、アクエスに突っ込んでいく。
「ド、ドリル⁉ それは困るな」
「もらったデース!」
「これでどうだ!」
「ん⁉」
ワンダが崩れ落ちる。ダビドが三度驚く。
「な、なんだ、何をしやがった⁉」
「石板を自ら指でなぞったようだったが……?」
エドアルドが冷静に呟く。アクエスが胸を張る。
「ふふん! この石板には古代文字で様々な呪文が刻まれているのだ! ちなみに古代文字なので俺にもなんて書いてあるのかはさっぱり分からん!」
「そんなことで威張るなよ!」
「いずれにせよ、お前らに勝ち目は無い!」
「ちっ、常識はずれの連中の常識が通じねえとは……!」
ダビドが舌打ちする。アクエスがゆっくりとダビドたちに歩み寄る。
「さて、そろそろ終わらせてもらうぞ……」
「くっ……」
「エ、エドアルド……」
「モ、モニカ! その体で無理に動こうとするな!」
「石板の右から三列目、上から八段目の字と、左から四列目、下から七段目の字を狙え……」
「! わ、分かった!」
エドアルドはモニカの指示に従い、コインをアクエスの体に向かって投げつける。
「⁉ な、なんだ⁉ 体が動かん!」
「今、コインが当たった文字……それは動きを止める呪文だよ……」
「な、何だと⁉」
「ダビド!」
「ああ! 喰らえ! 『ロイヤルストレートフラッシュ』!」
「がはっ⁉」
ダビドの投じた五枚のカードがアクエスの手足と体の中央に当たり、アクエスは倒れる。
「へっ……倒せたか? エドアルド、こいつはどれくらいの賞金になるかね?」
「さあね、大体どこに持ち込めば良いのやら……それにしてもモニカ、なんで古代文字が読めたんだ? 君は一体……」
「ふふっ……」
エドアルドの問いに対し、モニカはただ笑うのみであった。
「既に確認されている情報によると、塔の周囲に強い障壁魔法がかかっていて、外部からの破壊は難しいということだね」
「っていうことは内部から攻略するしかないってことだな……」
ダビドが後頭部を掻く。ディーデイーが叫ぶ。
「HAHAHA! とにかく暴れ回れば良いんだろ? お安い御用さ!」
「俺らを阻むなんて誰にも出来ないぜ!」
「派手にやってやりマース!」
「OH! 全く頼もしい限りだぜ、ブラザー&シスター!」
ゴメスとワンダの言葉にディーデイーが頷く。ダビドが呆れ気味に呟く。
「……なんでこいつらと一緒なんだ?」
「それぞれの塔を守る八闘士との相性を見て割り振ったらしいよ」
「相性ねえ……」
「ははっ、面白い連中だから良いんじゃない?」
「モニカ、お前さんもお気楽だなあ……」
「まあ、今更文句を言ってもしょうがない、塔に入ろう」
「あ! い、今、『バウンティハンター』と『怒髪天』の二チームが塔の内部に入っていきます! が、頑張って下さい!」
「あの赤髪の娘は確か……?」
「ヌーブっていうリポーターだね、彼女たちは各地点の情報中継役を担っている」
「そりゃあご苦労なことだな……終わったら飲みにでも行きたいねえ……」
「兄さん、今は塔のことに集中してくれよ」
「分かっているよ」
「それ!」
モニカが塔の扉を豪快に蹴飛ばす。内部には黒い人影が多数ひしめいている。
「ワット⁉ なんだいコイツらは⁉」
ディーデイーが首を傾げる。エドアルドが冷静に説明する。
「なんでも人の生命力を吸収したことによって出来上がった影……ハサンという男の情報によると、この塔の警備兵のようなものだそうだ」
「倒しても問題ナッシングかい? 黒スーツのブラザー⁉」
「ブラザーって……ああ、問題はないそうだ」
「YEAH! パーティーの始まりだ!」
エドアルドの言葉を受け、ディーデイーたちが影の群れに突っ込んでいく。
「切り刻んでやるぜ!」
「突き進みマース!」
「!」
ディーディーがアフロ爆弾を巻き散らし、ゴメスがモヒカン剣を乱舞させ、ワンダのドリルリーゼントが炸裂する。三人の猛進を受けて、影の群れは次々と霧消していく。
「おいおい! 剣はまだしも、爆弾とドリルはもうちょっと加減しろよ!」
「建物自体が崩れて生き埋めになるぞ!」
ダビドとエドアルドが慌てる。
「『ハリケーンキック』!」
「どおっ⁉」
モニカが長い脚を一閃すると、塔の厚い壁にヒビが入るほどの強風が吹き、影が消える。
「だ、だからモニカ! お前も少しは自重しろ!」
「え~? なかなか難しいことを言うね~」
ダビドの言葉にモニカは唇を尖らせる。
「ま、まあとにかく、この階は片付いたみたいだ、上に向かおう」
エドアルドが皆を階段へと促す。六人が階段を上っていく。そして、いくつかの階層を経て、多くの影を撃波すると、一番上の階層までたどり着く。ダビドが呟く。
「どうやらここが最上階みたいだな……」
「……妙だな? 最上階には八闘士が番人のようにいるという情報だったが……?」
エドアルドが首を傾げる。ディーデイーが大声で笑う。
「HAHAHA! 俺たちに恐れをなして尻尾を巻いて逃げたんじゃないか⁉」
「……尻尾はない」
「うん? 今声がしなかったか?」
ダビドが周囲を見回す。ゴメスが部屋の中央にある物を見つけ、近づく。
「なんだこりゃ? 石板か?」
「尻尾はないが手足はあるぞ!」
「どわっ⁉」
部屋の中央にあった赤茶色をした長方形の石板から手足が生え、ゴメスに殴りかかる。ゴメスはなんとかこれを躱す。ディーディーが問う。
「ユーは何者だい⁉」
「石板の青年、その名もアクエスだ!」
「OK、分かった! 良いファイトにしよう!」
「ちょっと待て! 理解が早すぎんだよ! なんだよ、石版の青年って⁉」
ダビドが叫ぶ。エドアルドが冷静に尋ねる。
「君がこの塔を守る八闘士かい?」
「ああ、そうだ」
「気を悪くしたら申し訳ないんだが……君は一体何なんだい?」
「石板の青年……としか答えようがないな、気が付いたら存在していたからな」
「石板が意志を持ったのか? まあ、それは良いとして、青年なのかい?」
「……少なくとも少年少女ではないからな」
「そ、そうか……何故八闘士に?」
「あるところで朽ち果てようとしていた俺をピカピカに磨き上げてくれて、そして、『良い角をしているな、うちに来ないか?』と勧誘してくれて……」
「誰がだよ⁉」
ダビドが思わず口を挟む。
「恩は返さなくてはならないと思い……古の八闘士に名を連ねることになったんだ」
「古感があんまり感じられないが……」
「まあ、俺のことはどうでもいいだろう、ここまで来たなら倒すまでだ!」
そう言って、アクエスが構えを取る。ゴメスが斬りかかる。
「ふん、むしろ良い的だぜ!」
「はっ!」
「のわっ⁉」
アクエスの形が長方形から正方形に変わり、ゴメスの剣を躱してみせる。ダビドが驚く。
「そ、そんなことが⁉」
「おらっ!」
「ぐはっ⁉」
アクエスがすかさず反撃し、ゴメスを倒す。ディーディーが叫ぶ。
「やるじゃないの! 爆弾を喰らえ!」
「ふん!」
「OH⁉」
ディーディーが投じた爆弾をアクエスが長方形に戻った自身の体を使って豪快に打ち返す。ディーディーが自身の爆弾で派手に爆発する。ダビドが再び驚く。
「そ、そんなことが出来るのかよ⁉」
「ははっ! 面白いね! 『スーパーハリケーンキック』!」
「うおっ!」
モニカが脚を鋭く振ると、凄まじく強い風が吹き、アクエスの体が浮き上がって、壁に向かって飛んで行く。モニカが笑う。
「壁にぶつかって終わりだね!」
「そうはいくか!」
「なっ⁉」
アクエスが自身の体を上手く風に乗せて、まるでブーメランのように戻ってきて、モニカに迫っていき、体の形状をひし形に変化させる。
「『ひし形突き』!」
「ぬっ!」
アクエスの尖った角がモニカの体に刺さり、モニカは苦しそうにうずくまる。
「どうだ!」
「ならばワタシのドリルで砕くまでデース!」
ワンダがリーゼントドリルを高速で回転させ、アクエスに突っ込んでいく。
「ド、ドリル⁉ それは困るな」
「もらったデース!」
「これでどうだ!」
「ん⁉」
ワンダが崩れ落ちる。ダビドが三度驚く。
「な、なんだ、何をしやがった⁉」
「石板を自ら指でなぞったようだったが……?」
エドアルドが冷静に呟く。アクエスが胸を張る。
「ふふん! この石板には古代文字で様々な呪文が刻まれているのだ! ちなみに古代文字なので俺にもなんて書いてあるのかはさっぱり分からん!」
「そんなことで威張るなよ!」
「いずれにせよ、お前らに勝ち目は無い!」
「ちっ、常識はずれの連中の常識が通じねえとは……!」
ダビドが舌打ちする。アクエスがゆっくりとダビドたちに歩み寄る。
「さて、そろそろ終わらせてもらうぞ……」
「くっ……」
「エ、エドアルド……」
「モ、モニカ! その体で無理に動こうとするな!」
「石板の右から三列目、上から八段目の字と、左から四列目、下から七段目の字を狙え……」
「! わ、分かった!」
エドアルドはモニカの指示に従い、コインをアクエスの体に向かって投げつける。
「⁉ な、なんだ⁉ 体が動かん!」
「今、コインが当たった文字……それは動きを止める呪文だよ……」
「な、何だと⁉」
「ダビド!」
「ああ! 喰らえ! 『ロイヤルストレートフラッシュ』!」
「がはっ⁉」
ダビドの投じた五枚のカードがアクエスの手足と体の中央に当たり、アクエスは倒れる。
「へっ……倒せたか? エドアルド、こいつはどれくらいの賞金になるかね?」
「さあね、大体どこに持ち込めば良いのやら……それにしてもモニカ、なんで古代文字が読めたんだ? 君は一体……」
「ふふっ……」
エドアルドの問いに対し、モニカはただ笑うのみであった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ドラゴンズ・ヴァイス
シノヤン
ファンタジー
前科持ち、無職、低学歴…誰からも忌み嫌われた少年”霧島龍人”は、謎の女性に導かれ未知の世界へと招かれる。現世と黄泉の狭間にある魑魅魍魎が住まう土地…”仁豪町”。そこは妖怪、幽霊、そして未知の怪物「暗逢者」が蠢き、悪意を企てる混沌の街だった。己の生きる意味は何か、答えを見つけようと足掻く一匹の龍の伝説が始まる。
※小説家になろう及びカクヨムでも連載中の作品です
幼女エルフの自由旅
たまち。
ファンタジー
突然見知らぬ土地にいた私、生駒 縁-イコマ ユカリ-
どうやら地球とは違う星にある地は身体に合わず、数日待たずして死んでしまった
自称神が言うにはエルフに生まれ変えてくれるらしいが……
私の本当の記憶って?
ちょっと言ってる意味が分からないんですけど
次々と湧いて出てくる問題をちょっぴり……だいぶ思考回路のズレた幼女エルフが何となく捌いていく
※題名、内容紹介変更しました
《旧題:エルフの虹人はGの価値を求む》
※文章修正しています。
もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、第一王子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる