上 下
459 / 459

あとがき&お知らせ『作者 腰尾マモルの次回作以降の予定』『追放者集めの女神と同じ世界観の別作品の話』など

しおりを挟む


 改めまして読者の皆さん、拙作『追放者集めの女神』を最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。ここでは連載・完結における感想やお知らせなどを長々と書かせていただきますので興味のある部分だけを読みたい方は目次を参考にスクロールして頂けると幸いです。


――――目次――――


その1【物語を書く上で楽しかったこと・難しかったこと】

その2【追放者集めの女神が出来たきっかけ】

その3【読者様へ伝えたい事・お願いしたい事】

その4【次回作以降の更新予定】





――――その1【物語を書く上で楽しかったこと・難しかったこと】――――

 初手から愚痴に近いネガティブな内容になってしまいますが【追放者集めの女神】を書き切るのは中々大変でした。

 元々、小説をあまり多く読んでこなかった自分は国語力が低く、web連載2作目(一作目は更新停止中)の今作を書くに至って感情語辞典・類語辞典を何度も何度も開きながら中学国語を復習するぐらいの気持ちで書き続けました。

 ですので、読みにくい点も多々あったと思いますし、物語の構成も甘い部分や描写不足・無駄描写が多かったのではないかと内心ビクビクしております。

 実際、他の作者さんのように上手く書けていないからこそブックマークも200ちょっとしか稼げず、コメントもほとんど貰う事ができなかったのでは? と反省の毎日です。

 幸い評価だけは平均4,3ほど貰えたので大きく失敗したという訳ではなく、ごく一部の人には刺さる感じの物語に出来たのかもしれないと思う事にします(ネガティブは執筆の敵ですからね)

 ってな感じで色々と書きはしましたが、それでも執筆自体は楽しみながら出来たと思います。構想がフワっとしていた60話~110話あたりは頭を捻りまくって唸りながら書いていましたが、主要人物をそれなりに掘り下げて書き切る事ができたのではないかと思います。

 色々ありましたが今までの経験を活かし、これからも執筆を続けて次はもっと面白い作品を書いてみせるぞ! と気合が入っています。





――――その2【追放者集めの女神が出来たきっかけ】――――

 更に自分語りを掘り下げる形になってしまうのですが、自分は元々友人と役割を分担して漫画を趣味で書いていまして(画力は皆無なので自分はネームのみ)いつかハイファンタジー小説も書いてみたいなぁ~とぼんやり考えていました。

 そして、何冊か小説を読んでいるうちに「ヨシッ! 実際に書いてみよう。まずは筋書きからだ!」と動き出し、箇条書きに近いメモを沢山生み出しました。

 そのメモは4作品分……しかも、スター・〇ォーズ エピソード××みたいに同世界・別時代の分割式になり無駄に気合を入れて構想を練ってました。

 ですが、いきなり100話を超えるようなハイファンタジーを書くのは難しいだろうし、今の流行りとはちょっと違う方向性の話かな? と考えた自分はネタだけを温めておき、練習がてらコメディよりのローファンタジー物を書いてみる事にしました。それが【追放者集めの女神】よりも前に連載していた一作目に当たります。

 その一作目を書いている時期に「ハイファンタジーでもう少し今の時代に合いそうな小説を書きたい……けど、1から考えるのは大変だから流行を取り入れつつ、温めておいたハイファンタジー作品と同世界・別時代の話を書こう!」と考えて生み出したのが【追放者集めの女神】でした。

 【追放物】というジャンル自体が好きな自分は元々考えていたハイファンタジー作品4作品と同世界・別時代の話を追放物で書いてみようと考えて『魔力・魔量・アーティファクト・先天後天スキル』等の設定を流用したり改良しながら【追放者集めの女神】を生み出しました。

 ですので、頭の中にあるハイファンタジー作品は【追放者集めの女神】を合わせて5作品になり【追放者集めの女神】はエピソード1,2,3,4,5の中では4にあたる話として自分の脳内では位置付いております。

 何故、こんな話をダラダラと書いているかと言いますと、この話が腰尾マモルの今後の執筆・連載に関わってくる可能性があるからです。詳しいことは後述いたします。





――――その3【読者様へ伝えたい事・お願いしたい事】――――


 と、ここまで色々と書いてきましたが【その1・その2】を読んでいない読者様もいると思うので、ここは簡潔に書かせてもらいます。読者の皆様、100万文字を越える長い今作を最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

 残念ながら自分の実力不足によって458話も書いたにも関わらず『webサイト小説家になろう』で頂けた感想は片手で足りる数に収まりました。他サイトにも連載してきましたが結果は似たようなものでした。

 それでも、数少ないコメント、いいね、ブックマーク、pv、そのどれもが更新を続けていくうえで大きな力となりました。何度お礼を言っても言い足りません、なのでもう一度言わせてください、読んでくれて本当にありがとうございました。

 副題にもあった通り、これが自分のお伝えしたかった気持ちです。本当はもっと長々と書きたいところですがキリがないので次の『お願いしたい事』に移りたいと思います。

 とは言っても何を言うのか予想はつくかもしれませんが僕が最後にお願いしたいことは2つあります。

 1つは読み終えたうえで少しでも何か心に残ってくれた方は『評価や感想』を最後に残していってくれると嬉しいです。勿論、厳しい感想・評価でも構いません。その意見があれば自己分析が進みますし、逆を言えばコメントなどの意見が貰えていない現状、これから先どういう風に研鑽を積んでいけばいいのか分からなくなっているのです。

 そして二つ目にお願いしたいことは『次回作以降も読んでほしい』ということです。まだタイトルも決まっていませんが【追放者集めの女神】に負けないぐらい良い作品になると思いますし、作風も似たベクトルになるとは思います。是非、追っかけてもらえると嬉しいです。





――――その4【次回作以降の更新予定】――――


 では最後に次回作以降の予定ですが『流行を取り入れつつ、自分がある程度執筆できて多くの人に読んでもらえるジャンル』を書きたいと常日頃から考えている僕は次の作品を『異世界恋愛』カテゴリーで連載するつもりです(※最近はランキングに異世界恋愛が多いので)

 次もハイファンタジー作品が読みたかったと言われてしまうと申し訳ないのですが、そんな読者様でも楽しんでもらえるような作品にするつもりです。

 何故そんなことが言えるのか説明しますと異世界恋愛というジャンルにはなるものの次の作品は【追放者集めの女神】と同じ世界かつ別の時代の物語として書くつもりだからです。

 正確な時代に関して今はまだ言えませんが読んでいくうちに分かるようにするつもりです。そして異世界恋愛ジャンルなので当然主軸は『恋愛要素』になってしまいますが、それでも冒険要素を沢山もり込むつもりです(恋愛6 ハイファンタジー4ぐらいの割合?)話数は100話ぐらいで終われたらいいなぁとぼんやり考えています。

 そして、次の異世界恋愛作品が完結しましたら、その次はまたハイファンタジーに戻る可能性も多々あります。それこそ【追放者集めの女神】の後の時代の物語なども書く可能性もあります(主人公や冒険の舞台は変わりますが)

 ですので【追放者集めの女神】を気に入ってくれた方は今後も応援してくれたら嬉しいです。ツイッターや活動報告などでも新作通知をするつもりなのでよかったらフォローしてもらえると幸いです。

 長くなりましたが、お知らせ&あとがきは以上になります。

 今までの本当にありがとうございました。また、どこかの空想世界でお会いしましょう!


しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(2件)

2022.11.08 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

腰尾マモル
2022.11.09 腰尾マモル

自分には勿体なきお言葉!ありがとうございます!

この作品は派手な活躍をするのは男が多くなりがちなので、地味に渋く役立っているサーシャを褒めてもらえると細部まで見てもらえているような気がして凄く嬉しいです。

これからもよろしくお願いします、僕もまぁじんさんの作品を応援させてもらいますね♩

解除
aomi
2022.02.26 aomi

続きが気になります!
更新楽しみにしてます😊

腰尾マモル
2022.02.27 腰尾マモル

ありがとうございます!
できるだけ引きのうまい作品が作れるようこれからも頑張っていきます!

解除

あなたにおすすめの小説

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

パーティーから追放され婚約者を寝取られ家から勘当、の三拍子揃った元貴族は、いずれ竜をも倒す大英雄へ ~もはやマイナスからの成り上がり英雄譚~

一条おかゆ
ファンタジー
貴族の青年、イオは冒険者パーティーの中衛。 彼はレベルの低さゆえにパーティーを追放され、さらに婚約者を寝取られ、家からも追放されてしまう。 全てを失って悲しみに打ちひしがれるイオだったが、騎士学校時代の同級生、ベガに拾われる。 「──イオを勧誘しにきたんだ」 ベガと二人で新たなパーティーを組んだイオ。 ダンジョンへと向かい、そこで自身の本当の才能──『対人能力』に気が付いた。 そして心機一転。 「前よりも強いパーティーを作って、前よりも良い婚約者を貰って、前よりも格の高い家の者となる」 今までの全てを見返すことを目標に、彼は成り上がることを決意する。 これは、そんな英雄譚。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる

遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」 「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」 S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。 村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。 しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。 とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

自分が作ったSSSランクパーティから追放されたおっさんは、自分の幸せを求めて彷徨い歩く。〜十数年酷使した体は最強になっていたようです〜

ねっとり
ファンタジー
世界一強いと言われているSSSランクの冒険者パーティ。 その一員であるケイド。 スーパーサブとしてずっと同行していたが、パーティメンバーからはただのパシリとして使われていた。 戦闘は役立たず。荷物持ちにしかならないお荷物だと。 それでも彼はこのパーティでやって来ていた。 彼がスカウトしたメンバーと一緒に冒険をしたかったからだ。 ある日仲間のミスをケイドのせいにされ、そのままパーティを追い出される。 途方にくれ、なんの目的も持たずにふらふらする日々。 だが、彼自身が気付いていない能力があった。 ずっと荷物持ちやパシリをして来たケイドは、筋力も敏捷も凄まじく成長していた。 その事実をとあるきっかけで知り、喜んだ。 自分は戦闘もできる。 もう荷物持ちだけではないのだと。 見捨てられたパーティがどうなろうと知ったこっちゃない。 むしろもう自分を卑下する必要もない。 我慢しなくていいのだ。 ケイドは自分の幸せを探すために旅へと出る。 ※小説家になろう様でも連載中

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。

幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』 電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。 龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。 そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。 盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。 当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。 今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。 ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。 ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ 「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」 全員の目と口が弧を描いたのが見えた。 一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。 作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌() 15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。