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あとがき&お知らせ『作者 腰尾マモルの次回作以降の予定』『追放者集めの女神と同じ世界観の別作品の話』など
しおりを挟む改めまして読者の皆さん、拙作『追放者集めの女神』を最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。ここでは連載・完結における感想やお知らせなどを長々と書かせていただきますので興味のある部分だけを読みたい方は目次を参考にスクロールして頂けると幸いです。
――――目次――――
その1【物語を書く上で楽しかったこと・難しかったこと】
その2【追放者集めの女神が出来たきっかけ】
その3【読者様へ伝えたい事・お願いしたい事】
その4【次回作以降の更新予定】
――――その1【物語を書く上で楽しかったこと・難しかったこと】――――
初手から愚痴に近いネガティブな内容になってしまいますが【追放者集めの女神】を書き切るのは中々大変でした。
元々、小説をあまり多く読んでこなかった自分は国語力が低く、web連載2作目(一作目は更新停止中)の今作を書くに至って感情語辞典・類語辞典を何度も何度も開きながら中学国語を復習するぐらいの気持ちで書き続けました。
ですので、読みにくい点も多々あったと思いますし、物語の構成も甘い部分や描写不足・無駄描写が多かったのではないかと内心ビクビクしております。
実際、他の作者さんのように上手く書けていないからこそブックマークも200ちょっとしか稼げず、コメントもほとんど貰う事ができなかったのでは? と反省の毎日です。
幸い評価だけは平均4,3ほど貰えたので大きく失敗したという訳ではなく、ごく一部の人には刺さる感じの物語に出来たのかもしれないと思う事にします(ネガティブは執筆の敵ですからね)
ってな感じで色々と書きはしましたが、それでも執筆自体は楽しみながら出来たと思います。構想がフワっとしていた60話~110話あたりは頭を捻りまくって唸りながら書いていましたが、主要人物をそれなりに掘り下げて書き切る事ができたのではないかと思います。
色々ありましたが今までの経験を活かし、これからも執筆を続けて次はもっと面白い作品を書いてみせるぞ! と気合が入っています。
――――その2【追放者集めの女神が出来たきっかけ】――――
更に自分語りを掘り下げる形になってしまうのですが、自分は元々友人と役割を分担して漫画を趣味で書いていまして(画力は皆無なので自分はネームのみ)いつかハイファンタジー小説も書いてみたいなぁ~とぼんやり考えていました。
そして、何冊か小説を読んでいるうちに「ヨシッ! 実際に書いてみよう。まずは筋書きからだ!」と動き出し、箇条書きに近いメモを沢山生み出しました。
そのメモは4作品分……しかも、スター・〇ォーズ エピソード××みたいに同世界・別時代の分割式になり無駄に気合を入れて構想を練ってました。
ですが、いきなり100話を超えるようなハイファンタジーを書くのは難しいだろうし、今の流行りとはちょっと違う方向性の話かな? と考えた自分はネタだけを温めておき、練習がてらコメディよりのローファンタジー物を書いてみる事にしました。それが【追放者集めの女神】よりも前に連載していた一作目に当たります。
その一作目を書いている時期に「ハイファンタジーでもう少し今の時代に合いそうな小説を書きたい……けど、1から考えるのは大変だから流行を取り入れつつ、温めておいたハイファンタジー作品と同世界・別時代の話を書こう!」と考えて生み出したのが【追放者集めの女神】でした。
【追放物】というジャンル自体が好きな自分は元々考えていたハイファンタジー作品4作品と同世界・別時代の話を追放物で書いてみようと考えて『魔力・魔量・アーティファクト・先天後天スキル』等の設定を流用したり改良しながら【追放者集めの女神】を生み出しました。
ですので、頭の中にあるハイファンタジー作品は【追放者集めの女神】を合わせて5作品になり【追放者集めの女神】はエピソード1,2,3,4,5の中では4にあたる話として自分の脳内では位置付いております。
何故、こんな話をダラダラと書いているかと言いますと、この話が腰尾マモルの今後の執筆・連載に関わってくる可能性があるからです。詳しいことは後述いたします。
――――その3【読者様へ伝えたい事・お願いしたい事】――――
と、ここまで色々と書いてきましたが【その1・その2】を読んでいない読者様もいると思うので、ここは簡潔に書かせてもらいます。読者の皆様、100万文字を越える長い今作を最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
残念ながら自分の実力不足によって458話も書いたにも関わらず『webサイト小説家になろう』で頂けた感想は片手で足りる数に収まりました。他サイトにも連載してきましたが結果は似たようなものでした。
それでも、数少ないコメント、いいね、ブックマーク、pv、そのどれもが更新を続けていくうえで大きな力となりました。何度お礼を言っても言い足りません、なのでもう一度言わせてください、読んでくれて本当にありがとうございました。
副題にもあった通り、これが自分のお伝えしたかった気持ちです。本当はもっと長々と書きたいところですがキリがないので次の『お願いしたい事』に移りたいと思います。
とは言っても何を言うのか予想はつくかもしれませんが僕が最後にお願いしたいことは2つあります。
1つは読み終えたうえで少しでも何か心に残ってくれた方は『評価や感想』を最後に残していってくれると嬉しいです。勿論、厳しい感想・評価でも構いません。その意見があれば自己分析が進みますし、逆を言えばコメントなどの意見が貰えていない現状、これから先どういう風に研鑽を積んでいけばいいのか分からなくなっているのです。
そして二つ目にお願いしたいことは『次回作以降も読んでほしい』ということです。まだタイトルも決まっていませんが【追放者集めの女神】に負けないぐらい良い作品になると思いますし、作風も似たベクトルになるとは思います。是非、追っかけてもらえると嬉しいです。
――――その4【次回作以降の更新予定】――――
では最後に次回作以降の予定ですが『流行を取り入れつつ、自分がある程度執筆できて多くの人に読んでもらえるジャンル』を書きたいと常日頃から考えている僕は次の作品を『異世界恋愛』カテゴリーで連載するつもりです(※最近はランキングに異世界恋愛が多いので)
次もハイファンタジー作品が読みたかったと言われてしまうと申し訳ないのですが、そんな読者様でも楽しんでもらえるような作品にするつもりです。
何故そんなことが言えるのか説明しますと異世界恋愛というジャンルにはなるものの次の作品は【追放者集めの女神】と同じ世界かつ別の時代の物語として書くつもりだからです。
正確な時代に関して今はまだ言えませんが読んでいくうちに分かるようにするつもりです。そして異世界恋愛ジャンルなので当然主軸は『恋愛要素』になってしまいますが、それでも冒険要素を沢山もり込むつもりです(恋愛6 ハイファンタジー4ぐらいの割合?)話数は100話ぐらいで終われたらいいなぁとぼんやり考えています。
そして、次の異世界恋愛作品が完結しましたら、その次はまたハイファンタジーに戻る可能性も多々あります。それこそ【追放者集めの女神】の後の時代の物語なども書く可能性もあります(主人公や冒険の舞台は変わりますが)
ですので【追放者集めの女神】を気に入ってくれた方は今後も応援してくれたら嬉しいです。ツイッターや活動報告などでも新作通知をするつもりなのでよかったらフォローしてもらえると幸いです。
長くなりましたが、お知らせ&あとがきは以上になります。
今までの本当にありがとうございました。また、どこかの空想世界でお会いしましょう!
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自分には勿体なきお言葉!ありがとうございます!
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これからもよろしくお願いします、僕もまぁじんさんの作品を応援させてもらいますね♩
続きが気になります!
更新楽しみにしてます😊
ありがとうございます!
できるだけ引きのうまい作品が作れるようこれからも頑張っていきます!