54 / 56
第4章 首都の旅は波乱万丈
第54話 テロ行為
しおりを挟む
部屋を出て、廊下まで出て、ホテルのエントランスまで出たところで、ちょうど顔を合わせた人間がいる。パーシー君だ。
「何事ですカ」
「あっ、パーシー君!?」
「パーシー殿も、今の衝撃ヲ?」
私が声をかければ、デュークさんもパーシー君に言葉をかける。果たして、パーシー君も私たちの言葉に頷いた。
「ハイ、僕も感じマシタ。外から揺れを感じた風でしたノデ、こうして出てきたのデスガ……」
「フム……あっ、アレ」
パーシー君が言いつつ視線をエントランスの表側に向ける。と、デュークさんがハッとした表情でホテルの入口の方を指さした。見れば、警察らしき人々がせわしなく動きながら、ホテルの入口付近を動き回っている。
「Te rog, calmeaza-te!」
「Te rog stai departe!」
話している言葉はドルテ語だ。私には意図はつかめないが、しかし並大抵のことではないのは分かる。だって、道行く人々があんなに遠巻きにしているし、巻き込まれたらしい人々が怪我をしたらしくて、苦しんだ声を上げているのだ。
私も、ああいう事柄がどういうものなのかは分かる。テロだ。いわゆる自爆テロとか、そういうやつだ。
「あれは……」
「なんてコト……」
私が言えば、パーシー君も絶句して私の身体を抱いていた。そうもなるだろう、こんな衝撃的な場面、一介の旅行者である私に見せるには衝撃的すぎる。
と、デュークさんが眉間にシワを寄せながら口を開いた。
「ただの事故ではありませんネ」
「えっ」
「どういうことデスカ」
私とパーシー君が顔を上げつつ声をかけると、デュークさんがまっすぐに前を見据えながら口を開いた。
「耳にしたことがありマス。マー大公国の人種差別撤廃の方針ニ反対する、いわゆるキャロル清教の教えヲ頑なに守ル、テロ組織がいる、ト」
その言葉を聞いて、私は目を見開くしかなかった。
地球にもある。宗教的な観点で、原理主義的な考え方を持っていて、それにそぐわない人々に対して強硬手段を用いる人々。
つまりは、地球でもあるようなそういうテロ組織が、この世界でもそういうテロ行為をやっているのだ、と。
私は身体が震えるのを感じた。こんなの、異世界では無縁なことだと思っていたのに。
「原理主義的な人たちってこと?」
「そうなりますネ」
私が問いかければ、デュークさんがこくりと頷く。そういうことなのか。
私が目の前で起こっている事実を見ながら、それから目を離せないでいる様子を見つつ、パーシー君が悲しそうに言った。
「ああしたテロ組織は、大公国の施設……特にこうした、竜人族と獣人族が一緒の空間にいるでアロウ場所を狙って攻撃をしてきマス。ホテルルなどはどうしても、標的になりやすいのですヨ」
「あれは、どうヤラ……自動車の中に爆発物ヲ積んでいたようデスネ」
デュークさんも冷静に状況を分析している。確かに自動車などの中に爆発物を積んで、それを爆発させるテロなんてのは地球でもよくあることだ。よくあることだからこそ、被害者も多い。
事実、今目の前では幾人もの人々が、怪我をするとか、息も絶え絶えになるとか、大なり小なりの被害を負っていた。こんなこと、許されるものではないのに。
「ひどい……」
「ええ、こうしてホテルルを攻撃したところデ、何も変わらないというノニ」
「許しがたいことデス。もっと、その攻撃を向ける先があるはずデス」
私が言葉を漏らすと、デュークさんもパーシー君も苦々しそうに歯を噛んだ。彼らも当然、こんなテロ行為を目の前にしたら心安らかではいられないだろう。
とはいえ、こういう事態。今私が安全な場所にいるからかもしれないが、どうしても「ああ、こういうことやっぱりあるんだな」と思えてしまう。
「テロ、かー……」
「ミノリ様、あまり驚かれないんデスネ?」
ふと、私が漏らした言葉を聞いて、デュークさんがキョトンとしながら声をかけてきた。
驚かない、という点でいえばそうかもしれない。私の今までの生活では身近ではなかったけれど、聞かなかったことではない。
ちら、とデュークさんに視線を投げかけながら、私は言った。
「地球でも、そういうの何だかんだあったからね……宗教的なものが原因で、人々を攻撃したり、テロ行為したり、なんてのは」
「なるホド……」
「地球でもそういうことが起こるトハ、思いもしませんでシタ」
私の言葉を聞いて、デュークさんもパーシー君も目を見開いていた。まさか地球でも同じような、人種を攻撃するようなテロ行為が行われているとは、予想もしなかったのだろう。
それはそうかもしれない。地球ではドルテであるような、分かりやすい人種差別は表向きではない。しかし、同じ人種、同じ出身の人々であってでも、信じる宗教の違い、その宗教の宗派の違いで、諍いというのは起こるのだ。
だが、それはドルテの人々には想像もつかない諍いであっただろう。問いかければ、二人は難しい表情をした。
「思わなかった、って?」
「地球はいわば、短耳族しかいない世界、と聞いていますからネ。人種的な観点からの原理主義的な考え方ハ、無いものだと思っていたのデスヨ」
私が問いかければ、パーシー君が肩をすくめながら言った。彼であってもそういう認識なのだ、他の人々に「同じ人種でも信じる宗教の宗派によって諍いが起こる」なんてことを言っても、絶対に信じてもらえないだろう。
そういうものなのだ。世界によって、状況によって、許容する範囲も許容する内容も違ってくる。それが、どういうところで相容れなくなって、結果的にこういう強硬手段に出てくるか、なのだ。
それは確かにある。だが、それを説明するのはとても難しい。私も眉間にシワを寄せながら話した。
「あー……いやでも、地球は地球でいろんな宗教があるし、一つの宗教の中でもいろんな宗派があるし、人種も人種でいろいろあるからなぁ……」
「難しい問題ですネ」
私が零せば、パーシー君もため息交じりにそう言った。これは、これ以上話しても進展も何もあったものではない。
デュークさんもそれを察したのか、私の背中をそっと叩いて言った。
「ともあれ、あまり傍に寄ってもよくありまセン。ミノリ様、部屋に戻りまショウ」
「あ、そうだ。パーシー君の部屋にいこうとしてたんだった」
「ホウ」
私が発すれば、パーシー君が目を見開いた。彼としてもここで合流できたのは幸運だった、ということなのだろう。
私の言葉を聞いたパーシー君が、そっと私の手を握って言う。
「でしたら、こちらにお越しになりますカ? 話したいことモいろいろあることでショウ」
「うん、行く」
「今夜の相談モしないとなりマセンシネ」
そこから、私はエントランスから離れるように足を進めた。目指すはパーシー君の充てがわれた地下の部屋。そこでこれから、どう行動するかを話さなくてはならない。
とはいえ、こんなに間近でテロが起こって、どう行動するのか。この先の旅の行く末を案じながら、私は階段を下っていった。
「何事ですカ」
「あっ、パーシー君!?」
「パーシー殿も、今の衝撃ヲ?」
私が声をかければ、デュークさんもパーシー君に言葉をかける。果たして、パーシー君も私たちの言葉に頷いた。
「ハイ、僕も感じマシタ。外から揺れを感じた風でしたノデ、こうして出てきたのデスガ……」
「フム……あっ、アレ」
パーシー君が言いつつ視線をエントランスの表側に向ける。と、デュークさんがハッとした表情でホテルの入口の方を指さした。見れば、警察らしき人々がせわしなく動きながら、ホテルの入口付近を動き回っている。
「Te rog, calmeaza-te!」
「Te rog stai departe!」
話している言葉はドルテ語だ。私には意図はつかめないが、しかし並大抵のことではないのは分かる。だって、道行く人々があんなに遠巻きにしているし、巻き込まれたらしい人々が怪我をしたらしくて、苦しんだ声を上げているのだ。
私も、ああいう事柄がどういうものなのかは分かる。テロだ。いわゆる自爆テロとか、そういうやつだ。
「あれは……」
「なんてコト……」
私が言えば、パーシー君も絶句して私の身体を抱いていた。そうもなるだろう、こんな衝撃的な場面、一介の旅行者である私に見せるには衝撃的すぎる。
と、デュークさんが眉間にシワを寄せながら口を開いた。
「ただの事故ではありませんネ」
「えっ」
「どういうことデスカ」
私とパーシー君が顔を上げつつ声をかけると、デュークさんがまっすぐに前を見据えながら口を開いた。
「耳にしたことがありマス。マー大公国の人種差別撤廃の方針ニ反対する、いわゆるキャロル清教の教えヲ頑なに守ル、テロ組織がいる、ト」
その言葉を聞いて、私は目を見開くしかなかった。
地球にもある。宗教的な観点で、原理主義的な考え方を持っていて、それにそぐわない人々に対して強硬手段を用いる人々。
つまりは、地球でもあるようなそういうテロ組織が、この世界でもそういうテロ行為をやっているのだ、と。
私は身体が震えるのを感じた。こんなの、異世界では無縁なことだと思っていたのに。
「原理主義的な人たちってこと?」
「そうなりますネ」
私が問いかければ、デュークさんがこくりと頷く。そういうことなのか。
私が目の前で起こっている事実を見ながら、それから目を離せないでいる様子を見つつ、パーシー君が悲しそうに言った。
「ああしたテロ組織は、大公国の施設……特にこうした、竜人族と獣人族が一緒の空間にいるでアロウ場所を狙って攻撃をしてきマス。ホテルルなどはどうしても、標的になりやすいのですヨ」
「あれは、どうヤラ……自動車の中に爆発物ヲ積んでいたようデスネ」
デュークさんも冷静に状況を分析している。確かに自動車などの中に爆発物を積んで、それを爆発させるテロなんてのは地球でもよくあることだ。よくあることだからこそ、被害者も多い。
事実、今目の前では幾人もの人々が、怪我をするとか、息も絶え絶えになるとか、大なり小なりの被害を負っていた。こんなこと、許されるものではないのに。
「ひどい……」
「ええ、こうしてホテルルを攻撃したところデ、何も変わらないというノニ」
「許しがたいことデス。もっと、その攻撃を向ける先があるはずデス」
私が言葉を漏らすと、デュークさんもパーシー君も苦々しそうに歯を噛んだ。彼らも当然、こんなテロ行為を目の前にしたら心安らかではいられないだろう。
とはいえ、こういう事態。今私が安全な場所にいるからかもしれないが、どうしても「ああ、こういうことやっぱりあるんだな」と思えてしまう。
「テロ、かー……」
「ミノリ様、あまり驚かれないんデスネ?」
ふと、私が漏らした言葉を聞いて、デュークさんがキョトンとしながら声をかけてきた。
驚かない、という点でいえばそうかもしれない。私の今までの生活では身近ではなかったけれど、聞かなかったことではない。
ちら、とデュークさんに視線を投げかけながら、私は言った。
「地球でも、そういうの何だかんだあったからね……宗教的なものが原因で、人々を攻撃したり、テロ行為したり、なんてのは」
「なるホド……」
「地球でもそういうことが起こるトハ、思いもしませんでシタ」
私の言葉を聞いて、デュークさんもパーシー君も目を見開いていた。まさか地球でも同じような、人種を攻撃するようなテロ行為が行われているとは、予想もしなかったのだろう。
それはそうかもしれない。地球ではドルテであるような、分かりやすい人種差別は表向きではない。しかし、同じ人種、同じ出身の人々であってでも、信じる宗教の違い、その宗教の宗派の違いで、諍いというのは起こるのだ。
だが、それはドルテの人々には想像もつかない諍いであっただろう。問いかければ、二人は難しい表情をした。
「思わなかった、って?」
「地球はいわば、短耳族しかいない世界、と聞いていますからネ。人種的な観点からの原理主義的な考え方ハ、無いものだと思っていたのデスヨ」
私が問いかければ、パーシー君が肩をすくめながら言った。彼であってもそういう認識なのだ、他の人々に「同じ人種でも信じる宗教の宗派によって諍いが起こる」なんてことを言っても、絶対に信じてもらえないだろう。
そういうものなのだ。世界によって、状況によって、許容する範囲も許容する内容も違ってくる。それが、どういうところで相容れなくなって、結果的にこういう強硬手段に出てくるか、なのだ。
それは確かにある。だが、それを説明するのはとても難しい。私も眉間にシワを寄せながら話した。
「あー……いやでも、地球は地球でいろんな宗教があるし、一つの宗教の中でもいろんな宗派があるし、人種も人種でいろいろあるからなぁ……」
「難しい問題ですネ」
私が零せば、パーシー君もため息交じりにそう言った。これは、これ以上話しても進展も何もあったものではない。
デュークさんもそれを察したのか、私の背中をそっと叩いて言った。
「ともあれ、あまり傍に寄ってもよくありまセン。ミノリ様、部屋に戻りまショウ」
「あ、そうだ。パーシー君の部屋にいこうとしてたんだった」
「ホウ」
私が発すれば、パーシー君が目を見開いた。彼としてもここで合流できたのは幸運だった、ということなのだろう。
私の言葉を聞いたパーシー君が、そっと私の手を握って言う。
「でしたら、こちらにお越しになりますカ? 話したいことモいろいろあることでショウ」
「うん、行く」
「今夜の相談モしないとなりマセンシネ」
そこから、私はエントランスから離れるように足を進めた。目指すはパーシー君の充てがわれた地下の部屋。そこでこれから、どう行動するかを話さなくてはならない。
とはいえ、こんなに間近でテロが起こって、どう行動するのか。この先の旅の行く末を案じながら、私は階段を下っていった。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
【完結】番(つがい)でした ~美しき竜人の王様の元を去った番の私が、再び彼に囚われるまでのお話~
tea
恋愛
かつて私を妻として番として乞い願ってくれたのは、宝石の様に美しい青い目をし冒険者に扮した、美しき竜人の王様でした。
番に選ばれたものの、一度は辛くて彼の元を去ったレーアが、番であるエーヴェルトラーシュと再び結ばれるまでのお話です。
ヒーローは普段穏やかですが、スイッチ入るとややドS。
そして安定のヤンデレさん☆
ちょっぴり切ない、でもちょっとした剣と魔法の冒険ありの(私とヒロイン的には)ハッピーエンド(執着心むき出しのヒーローに囚われてしまったので、見ようによってはメリバ?)のお話です。
別サイトに公開済の小説を編集し直して掲載しています。
素材採取家の異世界旅行記
木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。
可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。
個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。
このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。
この度アルファポリスより書籍化致しました。
書籍化部分はレンタルしております。

番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。
俺の番が見つからない
Heath
恋愛
先の皇帝時代に帝国領土は10倍にも膨れ上がった。その次代の皇帝となるべく皇太子には「第一皇太子」という余計な肩書きがついている。その理由は番がいないものは皇帝になれないからであった。
第一皇太子に番は現れるのか?見つけられるのか?
一方、長年継母である侯爵夫人と令嬢に虐げられている庶子ソフィは先皇帝の後宮に送られることになった。悲しむソフィの荷物の中に、こっそり黒い毛玉がついてきていた。
毛玉はソフィを幸せに導きたい!(仔猫に意志はほとんどありませんっ)
皇太子も王太子も冒険者もちょっとチャラい前皇帝も無口な魔王もご出演なさいます。
CPは固定ながらも複数・なんでもあり(異種・BL)も出てしまいます。ご注意ください。
ざまぁ&ハッピーエンドを目指して、このお話は終われるのか?
2021/01/15
次のエピソード執筆中です(^_^;)
20話を超えそうですが、1月中にはうpしたいです。
お付き合い頂けると幸いです💓
エブリスタ同時公開中٩(๑´0`๑)۶
皇帝の番~2度目の人生謳歌します!~
saku
恋愛
竜人族が治める国で、生まれたルミエールは前世の記憶を持っていた。
前世では、一国の姫として生まれた。両親に愛されずに育った。
国が戦で負けた後、敵だった竜人に自分の番だと言われ。遠く離れたこの国へと連れてこられ、婚約したのだ……。
自分に優しく接してくれる婚約者を、直ぐに大好きになった。その婚約者は、竜人族が治めている帝国の皇帝だった。
幸せな日々が続くと思っていたある日、婚約者である皇帝と一人の令嬢との密会を噂で知ってしまい、裏切られた悲しさでどんどんと痩せ細り死んでしまった……。
自分が死んでしまった後、婚約者である皇帝は何十年もの間深い眠りについていると知った。
前世の記憶を持っているルミエールが、皇帝が眠っている王都に足を踏み入れた時、止まっていた歯車が動き出す……。
※小説家になろう様でも公開しています
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる