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第3章 温泉を引こう
第16話 入浴なう ※
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※R-15要素が一部存在します。苦手な方はご留意ください※
石樋に施した温度調節の魔法に少々手を加え、湯船に注がれる温度が摂氏40℃程度になった頃。
俺は真新しい板張りの脱衣場で、意気揚々と服を脱いでいた。
こんなにワクワクする入浴は、ついぞ記憶にない。草津に行った時よりも、有馬に行った時よりも、早く風呂に入りたくて仕方がなかった。
まぁ、ファンタジー異世界で、自分の発見した温泉を引いた、自分がデザインした温泉旅館で、自分が作った大浴場に入る、なんて経験、なかなか出来るものではないし。
ちなみに脱衣場はまだ作り途中なので、ロッカーや棚の類は設置されていない。だから今脱いだ服は床の壁際に直置きだ。
ゆくゆくは最新式の魔法鍵を備えたロッカーがずらりと並ぶ予定になっているが、それはもう少し先の話だ。
パウダールームに設置するカウンターと洗面ボウル、鏡の見積もりも取らなきゃなぁ。
ちなみにもう一か所の大浴場には第2源泉が注がれる予定だが、そちらはまだ石樋の整備が済んでいない。
なので今日だけ男女混浴状態だ。既にアリシアとイーナが着替えを済ませて中に入っている。
混浴風呂とかゲームの世界の中だけだと思っていたから、実際に体験するとなると、こう、すごく、アレですね。はい。
「ほぉ、マコト殿は意外と引き締まった身体をお持ちですなぁ。若々しい肉体で羨ましいですぞ」
「はぁ、どうも」
隣で上等なスーツを脱いで丁寧に畳み、見事に前に突き出たお腹をたゆんと揺らしたクレマンが笑う。
運動らしい運動はしていない陰キャだが、温泉旅行で結構歩くので太ってはいないと自負している。引きこもっていることが多いので色は白いけれど。
曖昧な返事を返しつつ、クレマンはさすがに太り過ぎではないかと喉元まで出かかったが、何とか堪えた俺、頑張った。
「そういえばクレマンさんっておいくつなんですか」
「今年で63になりますなぁ、いやはやお恥ずかしいことで」
鋭く尖った牙の並ぶ長い口を笑みの形に緩めつつ、クレマンは笑う。
お恥ずかしいと彼は言うが、鱗の色こそくすんでいるもののその艶は見事なもので、腹側の蛇腹も鱗が綺麗に生え揃っている。
竜人の美醜の基準はよく分からないが、痩せていればもっと色男になるのではないだろうか。三十年前に期待。
「さ、あんまりここで話し込んでも仕方がありません。お二方も待っておりますし、中に入りましょう」
「あ……はい……」
上半身裸になり、下は蒸し風呂用のパンツを身につけた状態で、クレマンが俺の背中を叩く。無論俺も同じスタイルだ。
俺は浴場に繋がる引き戸の取っ手に手をかけると、ゆっくりと力を込めてドアを開く。中からもわっと湯気と温泉の香りが漏れ出してきた。
浴場はまだ灯りが設置されていないため、昼でも少々薄暗い。工事が終われば魔力灯が据え付けられて薄橙色の柔らかな光を落としてくれるのだが、今は窓から差し込む陽光と、浴場隅に設置したランタンだけが光源だ。
既に中に入っていたアリシアとイーナが、ドアが開く音に気付いてこちらに視線を向ける。
「あ、マコトさん、クレマンさん。やっと来ましたね」
「先にいただいてしまってもよかったのですが、申し訳なかったのでお待ちしておりました」
こちらに顔を向ける二人の姿を見て、俺は硬直した。文字通り硬直した。
何事かと俺の後ろから顔を覗かせるクレマンも、「ん゛っ!?」というような妙な声を漏らす。
まだ湯に入る前だったのだろう、二人の身体は未だ濡れていない。
だがそれはいいのだ。問題は二人の装いだった。
アリシアの年齢相応に発育した臀部も、イーナのスレンダーな体格に比して豊満な乳房も、薄暗い室内でははっきりとは見えないにしても露になってしまっているのが分かる。
体毛に隠れて今まではっきりと分からなかったけど、アリシアの胸って意外といいサイズしているんだなぁとか、イーナの腰って細くキュッと締まって正しくボンキュッボンだなぁとか、そんな事も思考に上るくらいにははっきりと分かる。
つまるところ、二人揃って全裸なのだ。
入り口で引き戸の取っ手を掴んだまま動かない俺と、その後ろで同じく動かないクレマンを一瞥したイーナが、小さく肩をすくめた。
それと同時にそのたわわな胸がぽよんと揺れる。やめてください視覚への威力が高すぎて目が潰れてしまいそうです。
「何を固まっているのですか。『ニホン』では、全裸での入浴が普通なのでしょう?」
「私はイーナさんに、『この手の風呂は全裸で入るものです』って聞いたのですが……初めてなので、恥ずかしいんですけど……」
「恥ずかしいでしょうよそりゃあ!!俺達が一緒じゃないならともかくとして、日本だって混浴の時は水着着用ですよ!!」
思わず大声でがなり立てる。声が反響して浴場の中でぐわんぐわんと反響した声が、俺達一同の耳を襲撃してきた。
しばしその場の全員で耳を押さえた後、俺は親指をぐっと肩越しに後方に向ける。二人に風呂用の着衣を身に着けてもらわないと、何かがあった時に俺達二人の社会的な立場が危ない。
すごすごと脱衣場に戻っていったアリシアとイーナを見て、俺とクレマンは顔を向かい合わせて深いため息をついた。
改めて、風呂用の着衣を身に着けた四人で大浴場に立つ。
俺の手には木製の手桶。タサック村の雑貨屋で購入してきたものだ。正式に営業する時はもっとちゃんとしたものを導入しようと思っている。
俺は手桶を、温泉で満ちた湯船へとそっと入れて、湯を掬い取った。その湯を右肩からざばっとかけて、また湯を掬い、今度は左肩に。
湯を自分の身体にかけつつ、俺は両脇に立つ三人に視線を投げつつ説明する。
「こういうお風呂に入る時の作法として、『かけ湯』というものがあります。
身体についた汚れや埃を流してから、湯船に浸かるのがマナーです。こうして手桶で二度三度、身体にお湯をかけます。
本当は身体を石鹸で洗ってから入るのが一番いいんですけれど、この世界の入浴の作法とは違いが大きいですからね。ともあれ、こうしてから……」
説明しながら手桶を床の上に置いて、湯船の中に片足をゆっくり差し入れた。程よい高温のお湯が足を包んでいく。
そのままもう片方の足も入れ、身体も入れ、尻を湯船の底に。ざばー、という音と共に、俺の身体の体積分押し出されたお湯が、湯船の外へと逃げていった。
「こうして、温泉に肩まで浸かるという寸法です。
見ての通り浴槽に段差を設けているので、その段差に腰掛けるのでもいいです。ただホーロー製なんで、滑らないよう気を付けてください」
浴槽の中で身体を反転させるようにして、まだ浴槽の外に立つ三人へと向かい合う形で説明する俺。
その説明に従ってまずはイーナが、続いてクレマンが、最後にアリシアが、かけ湯を経て湯船の中に身を沈めた。
「ほー、これはいいですなぁ」
「お湯に浸かるって、すごく気持ちがいいですねぇ」
「えぇ。蒸し風呂が主流であるにしろ、根強く沈み風呂が残っていた理由も分かります」
三者三様だが、概ね日本式の入浴方法は好意的に捉えられたようだ。俺はふぅっと息を吐く。
と、アリシアが少し不思議そうな表情を見せた。
「でも、胸までお湯に浸かっていると、こう、胸のあたりがぐっと締め付けられるような、微妙な圧迫感があるような……?」
「水圧がありますからね。この水圧も、湯船に浸かる入浴のメリットの一つです。
お湯によって全身に圧力がかかるので、内臓が刺激されて内臓運動になり、血流の流れがよくなるので、いわゆる「血の巡りがいい」状態になるんですよ」
俺は自分の胸をお湯の中でツンと突きつつ、説明を行う。
恐らく明確に水圧を自覚したのも初めてだったのだろう、アリシアが心の底から感心したように「へぇ~」と声を漏らした。隣でイーナも関心を示している。
「身体を温めると血流がよくなるのは知っていますが、水中に身を置くことでもそうなるのですね」
「静水圧といいます。静かな水の中で発生する水圧、ということですね。
また、水中に身体を入れると浮力が生じて身体が浮くでしょう?それによるリラックス効果も期待できるんですよ。
俺達の国では入浴によるリラックス効果が広く知られているので、一般家庭でも湯船にお湯を溜めて入浴していて……」
そのまま、俺の入浴講座と温泉講座は続く。
久しぶりの知識を披露する場にテンションが上がった俺は、実に20分もの間喋り続けてしまった。オタクはこれだからよくない。
元々熱には強いらしいクレマンを別として、話し終わる頃にはアリシアとイーナがのぼせてしまったことは、言うまでもないことである。
石樋に施した温度調節の魔法に少々手を加え、湯船に注がれる温度が摂氏40℃程度になった頃。
俺は真新しい板張りの脱衣場で、意気揚々と服を脱いでいた。
こんなにワクワクする入浴は、ついぞ記憶にない。草津に行った時よりも、有馬に行った時よりも、早く風呂に入りたくて仕方がなかった。
まぁ、ファンタジー異世界で、自分の発見した温泉を引いた、自分がデザインした温泉旅館で、自分が作った大浴場に入る、なんて経験、なかなか出来るものではないし。
ちなみに脱衣場はまだ作り途中なので、ロッカーや棚の類は設置されていない。だから今脱いだ服は床の壁際に直置きだ。
ゆくゆくは最新式の魔法鍵を備えたロッカーがずらりと並ぶ予定になっているが、それはもう少し先の話だ。
パウダールームに設置するカウンターと洗面ボウル、鏡の見積もりも取らなきゃなぁ。
ちなみにもう一か所の大浴場には第2源泉が注がれる予定だが、そちらはまだ石樋の整備が済んでいない。
なので今日だけ男女混浴状態だ。既にアリシアとイーナが着替えを済ませて中に入っている。
混浴風呂とかゲームの世界の中だけだと思っていたから、実際に体験するとなると、こう、すごく、アレですね。はい。
「ほぉ、マコト殿は意外と引き締まった身体をお持ちですなぁ。若々しい肉体で羨ましいですぞ」
「はぁ、どうも」
隣で上等なスーツを脱いで丁寧に畳み、見事に前に突き出たお腹をたゆんと揺らしたクレマンが笑う。
運動らしい運動はしていない陰キャだが、温泉旅行で結構歩くので太ってはいないと自負している。引きこもっていることが多いので色は白いけれど。
曖昧な返事を返しつつ、クレマンはさすがに太り過ぎではないかと喉元まで出かかったが、何とか堪えた俺、頑張った。
「そういえばクレマンさんっておいくつなんですか」
「今年で63になりますなぁ、いやはやお恥ずかしいことで」
鋭く尖った牙の並ぶ長い口を笑みの形に緩めつつ、クレマンは笑う。
お恥ずかしいと彼は言うが、鱗の色こそくすんでいるもののその艶は見事なもので、腹側の蛇腹も鱗が綺麗に生え揃っている。
竜人の美醜の基準はよく分からないが、痩せていればもっと色男になるのではないだろうか。三十年前に期待。
「さ、あんまりここで話し込んでも仕方がありません。お二方も待っておりますし、中に入りましょう」
「あ……はい……」
上半身裸になり、下は蒸し風呂用のパンツを身につけた状態で、クレマンが俺の背中を叩く。無論俺も同じスタイルだ。
俺は浴場に繋がる引き戸の取っ手に手をかけると、ゆっくりと力を込めてドアを開く。中からもわっと湯気と温泉の香りが漏れ出してきた。
浴場はまだ灯りが設置されていないため、昼でも少々薄暗い。工事が終われば魔力灯が据え付けられて薄橙色の柔らかな光を落としてくれるのだが、今は窓から差し込む陽光と、浴場隅に設置したランタンだけが光源だ。
既に中に入っていたアリシアとイーナが、ドアが開く音に気付いてこちらに視線を向ける。
「あ、マコトさん、クレマンさん。やっと来ましたね」
「先にいただいてしまってもよかったのですが、申し訳なかったのでお待ちしておりました」
こちらに顔を向ける二人の姿を見て、俺は硬直した。文字通り硬直した。
何事かと俺の後ろから顔を覗かせるクレマンも、「ん゛っ!?」というような妙な声を漏らす。
まだ湯に入る前だったのだろう、二人の身体は未だ濡れていない。
だがそれはいいのだ。問題は二人の装いだった。
アリシアの年齢相応に発育した臀部も、イーナのスレンダーな体格に比して豊満な乳房も、薄暗い室内でははっきりとは見えないにしても露になってしまっているのが分かる。
体毛に隠れて今まではっきりと分からなかったけど、アリシアの胸って意外といいサイズしているんだなぁとか、イーナの腰って細くキュッと締まって正しくボンキュッボンだなぁとか、そんな事も思考に上るくらいにははっきりと分かる。
つまるところ、二人揃って全裸なのだ。
入り口で引き戸の取っ手を掴んだまま動かない俺と、その後ろで同じく動かないクレマンを一瞥したイーナが、小さく肩をすくめた。
それと同時にそのたわわな胸がぽよんと揺れる。やめてください視覚への威力が高すぎて目が潰れてしまいそうです。
「何を固まっているのですか。『ニホン』では、全裸での入浴が普通なのでしょう?」
「私はイーナさんに、『この手の風呂は全裸で入るものです』って聞いたのですが……初めてなので、恥ずかしいんですけど……」
「恥ずかしいでしょうよそりゃあ!!俺達が一緒じゃないならともかくとして、日本だって混浴の時は水着着用ですよ!!」
思わず大声でがなり立てる。声が反響して浴場の中でぐわんぐわんと反響した声が、俺達一同の耳を襲撃してきた。
しばしその場の全員で耳を押さえた後、俺は親指をぐっと肩越しに後方に向ける。二人に風呂用の着衣を身に着けてもらわないと、何かがあった時に俺達二人の社会的な立場が危ない。
すごすごと脱衣場に戻っていったアリシアとイーナを見て、俺とクレマンは顔を向かい合わせて深いため息をついた。
改めて、風呂用の着衣を身に着けた四人で大浴場に立つ。
俺の手には木製の手桶。タサック村の雑貨屋で購入してきたものだ。正式に営業する時はもっとちゃんとしたものを導入しようと思っている。
俺は手桶を、温泉で満ちた湯船へとそっと入れて、湯を掬い取った。その湯を右肩からざばっとかけて、また湯を掬い、今度は左肩に。
湯を自分の身体にかけつつ、俺は両脇に立つ三人に視線を投げつつ説明する。
「こういうお風呂に入る時の作法として、『かけ湯』というものがあります。
身体についた汚れや埃を流してから、湯船に浸かるのがマナーです。こうして手桶で二度三度、身体にお湯をかけます。
本当は身体を石鹸で洗ってから入るのが一番いいんですけれど、この世界の入浴の作法とは違いが大きいですからね。ともあれ、こうしてから……」
説明しながら手桶を床の上に置いて、湯船の中に片足をゆっくり差し入れた。程よい高温のお湯が足を包んでいく。
そのままもう片方の足も入れ、身体も入れ、尻を湯船の底に。ざばー、という音と共に、俺の身体の体積分押し出されたお湯が、湯船の外へと逃げていった。
「こうして、温泉に肩まで浸かるという寸法です。
見ての通り浴槽に段差を設けているので、その段差に腰掛けるのでもいいです。ただホーロー製なんで、滑らないよう気を付けてください」
浴槽の中で身体を反転させるようにして、まだ浴槽の外に立つ三人へと向かい合う形で説明する俺。
その説明に従ってまずはイーナが、続いてクレマンが、最後にアリシアが、かけ湯を経て湯船の中に身を沈めた。
「ほー、これはいいですなぁ」
「お湯に浸かるって、すごく気持ちがいいですねぇ」
「えぇ。蒸し風呂が主流であるにしろ、根強く沈み風呂が残っていた理由も分かります」
三者三様だが、概ね日本式の入浴方法は好意的に捉えられたようだ。俺はふぅっと息を吐く。
と、アリシアが少し不思議そうな表情を見せた。
「でも、胸までお湯に浸かっていると、こう、胸のあたりがぐっと締め付けられるような、微妙な圧迫感があるような……?」
「水圧がありますからね。この水圧も、湯船に浸かる入浴のメリットの一つです。
お湯によって全身に圧力がかかるので、内臓が刺激されて内臓運動になり、血流の流れがよくなるので、いわゆる「血の巡りがいい」状態になるんですよ」
俺は自分の胸をお湯の中でツンと突きつつ、説明を行う。
恐らく明確に水圧を自覚したのも初めてだったのだろう、アリシアが心の底から感心したように「へぇ~」と声を漏らした。隣でイーナも関心を示している。
「身体を温めると血流がよくなるのは知っていますが、水中に身を置くことでもそうなるのですね」
「静水圧といいます。静かな水の中で発生する水圧、ということですね。
また、水中に身体を入れると浮力が生じて身体が浮くでしょう?それによるリラックス効果も期待できるんですよ。
俺達の国では入浴によるリラックス効果が広く知られているので、一般家庭でも湯船にお湯を溜めて入浴していて……」
そのまま、俺の入浴講座と温泉講座は続く。
久しぶりの知識を披露する場にテンションが上がった俺は、実に20分もの間喋り続けてしまった。オタクはこれだからよくない。
元々熱には強いらしいクレマンを別として、話し終わる頃にはアリシアとイーナがのぼせてしまったことは、言うまでもないことである。
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