普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ

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選択編

if 弟×柚ルート 3

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前回に引き続き琉亜視点

「全く…あなたがた2人は…」
「「ごめんなさい…」」
僕が風邪ひいちゃって、それに気づかずにぃにのところ行って、にぃにも風邪ひいちゃって、でも2人ともちょっとあったかいなぐらいにしか思ってなくて、移し移されで悪化しました。
「…もうおふたりとも今日はベッドから出るの禁止します。柚琉様のお部屋ならば部屋の中だけで全てが完結しますし」
「はぁい…」
「にぃにごめんね…」
僕のせいでまたにぃにが病気に。
「大丈夫だよ…慣れてるもん。るーこそ辛くない?大丈夫?」
「ん…にぃにあったかい」
僕はお布団の中でにぃににギューッと抱きついた。
「…おふたりとも38度あるんですから暖かいのは当然です…冷感ぬいぐるみ、いりますか?」
「「いる」」
あれ気持ちいいの。
元々はにぃにのために作られたんだって。
にぃにが病気になった時用にって父さんが用意したんだって。
「にぃに…」
「なぁに?」
「しゃむい…」
「んー…」
にぃにはさらに強く僕を抱きしめた。
「…こうしたら寒くない?」
「ん。しゃむくない!!」
「じゃあ一緒に寝ようね……すぅ…すぅ…」
一緒に、と言ったのににぃには先に眠った。
にぃにの寝息が熱い。
僕のも…。
にぃに辛い?
ごめんね。
でもね。

































































僕はにぃにと一緒にいられてとっても嬉しいのっ!!
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