73 / 839
番外編
おにぎり
しおりを挟む
「さーけをいれてぎゅっぎゅっぎゅっ」
「柚琉様おにぎりはあんまり握らない方が…いやなんでもないです。すみません」
にゅ?
今日ねお庭でピクニックするの!!
だからお昼ご飯のおにぎり作ってるんだけど…なんでおにぎりさっきより小さくなってるの?
夏の分にしようとしたのにこれじゃ僕のになっちゃう。
「…握る傍から崩れてますけど…これ使います?」
「はーい」
ご飯粒いっぱいついた手を洗って貰ったのは…なにこれ。
「この上のところにご飯入れて振ってください」
「ふりふり?」
炊き込みご飯がちょっとだけ入れられ…これを振るの?
頑張ってふりふりふりふりふりふり…ちょっと疲れて他の人に任せてジュース飲んで休憩…。
ふぃ…。
「…ほら。出来ましたよ」
ころんとしたまぁるいおにぎり。
にゅ?
握ってないけど…おにぎり?
おにぎり?おむすび?
よくわかんない…。
「おのり!!」
「はいはい…何にします?猫?くま?」
「ぴよぴよ!!」
「…え?」
ぴよぴよがいいの!!
「…ぴよ…どの鳥です?」
「ぴよぴよはぴよぴよだよ?」
「…誰か樹のとこ行ってきてぴよぴよのモデル聞いてこい」
「はい」
ぴよぴよわかんないの?
「ぴよぴよはね、ふわふわなの」
「ふわふわ…」
「それでね、ぴよぴよってなくの」
「ぴよぴよ…ひよこ?」
「ぴーよじゃないの!!ぴよぴよなの!!」
「いやわかんないですよ…」
ぴよぴよはぴよぴよだもん!!
おにぎりぴよぴよがいいんだもん!!
「柚琉様おにぎりはあんまり握らない方が…いやなんでもないです。すみません」
にゅ?
今日ねお庭でピクニックするの!!
だからお昼ご飯のおにぎり作ってるんだけど…なんでおにぎりさっきより小さくなってるの?
夏の分にしようとしたのにこれじゃ僕のになっちゃう。
「…握る傍から崩れてますけど…これ使います?」
「はーい」
ご飯粒いっぱいついた手を洗って貰ったのは…なにこれ。
「この上のところにご飯入れて振ってください」
「ふりふり?」
炊き込みご飯がちょっとだけ入れられ…これを振るの?
頑張ってふりふりふりふりふりふり…ちょっと疲れて他の人に任せてジュース飲んで休憩…。
ふぃ…。
「…ほら。出来ましたよ」
ころんとしたまぁるいおにぎり。
にゅ?
握ってないけど…おにぎり?
おにぎり?おむすび?
よくわかんない…。
「おのり!!」
「はいはい…何にします?猫?くま?」
「ぴよぴよ!!」
「…え?」
ぴよぴよがいいの!!
「…ぴよ…どの鳥です?」
「ぴよぴよはぴよぴよだよ?」
「…誰か樹のとこ行ってきてぴよぴよのモデル聞いてこい」
「はい」
ぴよぴよわかんないの?
「ぴよぴよはね、ふわふわなの」
「ふわふわ…」
「それでね、ぴよぴよってなくの」
「ぴよぴよ…ひよこ?」
「ぴーよじゃないの!!ぴよぴよなの!!」
「いやわかんないですよ…」
ぴよぴよはぴよぴよだもん!!
おにぎりぴよぴよがいいんだもん!!
0
お気に入りに追加
2,018
あなたにおすすめの小説
噂の補佐君
さっすん
BL
超王道男子校[私立坂坂学園]に通う「佐野晴」は高校二年生ながらも生徒会の補佐。
[私立坂坂学園]は言わずと知れた同性愛者の溢れる中高一貫校。
個性強過ぎな先輩後輩同級生に囲まれ、なんだかんだ楽しい日々。
そんな折、転校生が来て平和が崩れる___!?
無自覚美少年な補佐が総受け
*
この作品はBのLな作品ですので、閲覧にはご注意ください。
とりあえず、まだそれらしい過激表現はありませんが、もしかしたら今後入るかもしれません。
その場合はもちろん年齢制限をかけますが、もし、これは過激表現では?と思った方はぜひ、教えてください。
モブらしいので目立たないよう逃げ続けます
餅粉
BL
ある日目覚めると見慣れた天井に違和感を覚えた。そしてどうやら僕ばモブという存存在らしい。多分僕には前世の記憶らしきものがあると思う。
まぁ、モブはモブらしく目立たないようにしよう。
モブというものはあまりわからないがでも目立っていい存在ではないということだけはわかる。そう、目立たぬよう……目立たぬよう………。
「アルウィン、君が好きだ」
「え、お断りします」
「……王子命令だ、私と付き合えアルウィン」
目立たぬように過ごすつもりが何故か第二王子に執着されています。
ざまぁ要素あるかも………しれませんね
副会長様は平凡を望む
慎
BL
全ての元凶は毬藻頭の彼の転入でした。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
『生徒会長を以前の姿に更生させてほしい』
…は?
「え、無理です」
丁重にお断りしたところ、理事長に泣きつかれました。
人生イージーモードになるはずだった俺!!
抹茶ごはん
BL
平凡な容姿にろくでもない人生を歩み事故死した俺。
前世の記憶を持ったまま転生し、なんと金持ちイケメンのお坊ちゃまになった!!
これはもう人生イージーモード一直線、前世のような思いはするまいと日々邁進するのだが…。
何故か男にばかりモテまくり、厄介な事件には巻き込まれ!?
本作は現実のあらゆる人物、団体、思想及び事件等に関係ございません。あくまでファンタジーとしてお楽しみください。
目覚めたそこはBLゲームの中だった。
慎
BL
ーーパッパー!!
キキーッ! …ドンッ!!
鳴り響くトラックのクラクションと闇夜を一点だけ照らすヘッドライト‥
身体が曲線を描いて宙に浮く…
全ての景色がスローモーションで… 全身を襲う痛みと共に訪れた闇は変に心地よくて、目を開けたらそこは――‥
『ぇ゙ッ・・・ ここ、どこ!?』
異世界だった。
否、
腐女子だった姉ちゃんが愛用していた『ファンタジア王国と精霊の愛し子』とかいう… なんとも最悪なことに乙女ゲームは乙女ゲームでも… BLゲームの世界だった。
風紀“副”委員長はギリギリモブです
柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。
俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。
そう、“副”だ。あくまでも“副”。
だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに!
BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
風紀委員長様は王道転校生がお嫌い
八(八月八)
BL
※11/12 10話後半を加筆しました。
11/21 登場人物まとめを追加しました。
【第7回BL小説大賞エントリー中】
山奥にある全寮制の名門男子校鶯実学園。
この学園では、各委員会の委員長副委員長と、生徒会執行部が『役付』と呼ばれる特権を持っていた。
東海林幹春は、そんな鶯実学園の風紀委員長。
風紀委員長の名に恥じぬ様、真面目実直に、髪は七三、黒縁メガネも掛けて職務に当たっていた。
しかしある日、突如として彼の生活を脅かす転入生が現われる。
ボサボサ頭に大きなメガネ、ブカブカの制服に身を包んだ転校生は、元はシングルマザーの田舎育ち。母の再婚により理事長の親戚となり、この学園に編入してきたものの、学園の特殊な環境に慣れず、あくまでも庶民感覚で突き進もうとする。
おまけにその転校生に、生徒会執行部の面々はメロメロに!?
そんな転校生がとにかく気に入らない幹春。
何を隠そう、彼こそが、中学まで、転校生を凌ぐ超極貧ド田舎生活をしてきていたから!
※11/12に10話加筆しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる