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選択編
蛍ルート 2
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蛍視点
「「…」」
あーあ…2人とも固まっちゃったよ。
普段無口な泰樹と…明るい性格のはずの浩樹も黙ってしまっていた。
僕と柚琉くんは学校でも何度かパーティーはあったし慣れているけど…2人はなぁ…。
「ふにゅ?浩樹どうしたの?」
「あー…うん…」
「あ、兄さんいた!!」
え、ちょ、さすがにそれは!!
「翔兄さーん!!」
「ゆーず。危ないだろ、走んな」
「ごめんなさぁい…」
「…翔さんお久しぶりです」
「…ん?あぁ、柚の友達か」
「…え、あの…翔兄さん?おろして?」
「ダメだ。また無茶するだろ」
…まだ変わってないんだこの対応…。
「…泰樹、大丈夫?」
「…立ったまま気を失ってた…」
「この程度でそんなになってちゃ…柚琉くんの方に行くとやばいよ?」
今回のは僕の実家の開いたもの。
柚琉くんと柚琉くんの家族は親族ってことで参加している…だけなんだけど。
…柚琉くんの方は大企業ほぼ全部集まるからなぁ…4男といえど本家の息子だし。
「…考えたくない」
「だよね。僕もあんまり…」
「ひーろーきー!!起きてっ!!起きてってば!!」
「…柚…」
浩樹は柚にぎゅ、としがみついた。
「…大丈夫…大丈夫だよ」
「…何その自信」
「僕でもできるから!!」
あぁ…それは自信持つね。
そりゃ。
「…あー…2人はこういうの苦手だったりするのか?」
「苦手…というか慣れてないだけだと思いますよ」
「…んじゃうちのやつやめるか」
「え」
そんな…やめれるの?
あの…藤沢だよ?
結婚を公表しないなんて…。
「大丈夫だ」
「…元々柚は4男でしかもΩってこともあって僕達ぐらい注目されてるわけじゃないから」
「…そ…そうなんですね…」
…そんなことあるわけないのに。
「「…」」
あーあ…2人とも固まっちゃったよ。
普段無口な泰樹と…明るい性格のはずの浩樹も黙ってしまっていた。
僕と柚琉くんは学校でも何度かパーティーはあったし慣れているけど…2人はなぁ…。
「ふにゅ?浩樹どうしたの?」
「あー…うん…」
「あ、兄さんいた!!」
え、ちょ、さすがにそれは!!
「翔兄さーん!!」
「ゆーず。危ないだろ、走んな」
「ごめんなさぁい…」
「…翔さんお久しぶりです」
「…ん?あぁ、柚の友達か」
「…え、あの…翔兄さん?おろして?」
「ダメだ。また無茶するだろ」
…まだ変わってないんだこの対応…。
「…泰樹、大丈夫?」
「…立ったまま気を失ってた…」
「この程度でそんなになってちゃ…柚琉くんの方に行くとやばいよ?」
今回のは僕の実家の開いたもの。
柚琉くんと柚琉くんの家族は親族ってことで参加している…だけなんだけど。
…柚琉くんの方は大企業ほぼ全部集まるからなぁ…4男といえど本家の息子だし。
「…考えたくない」
「だよね。僕もあんまり…」
「ひーろーきー!!起きてっ!!起きてってば!!」
「…柚…」
浩樹は柚にぎゅ、としがみついた。
「…大丈夫…大丈夫だよ」
「…何その自信」
「僕でもできるから!!」
あぁ…それは自信持つね。
そりゃ。
「…あー…2人はこういうの苦手だったりするのか?」
「苦手…というか慣れてないだけだと思いますよ」
「…んじゃうちのやつやめるか」
「え」
そんな…やめれるの?
あの…藤沢だよ?
結婚を公表しないなんて…。
「大丈夫だ」
「…元々柚は4男でしかもΩってこともあって僕達ぐらい注目されてるわけじゃないから」
「…そ…そうなんですね…」
…そんなことあるわけないのに。
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