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番外編
ひつまぶし
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「兄さん達何食べてるのー!!」
「夏、柚。2人も食べる?」
「「うん!!」」
僕は直人兄さんの膝の上、夏は自分用の椅子に座っていた。
あれ?
僕だけなんで抱っこ?
「柚、小さな骨あるから気をつけてね」
「はぁい」
あむっ。
兄さんが差し出した箸に何を考えずにかぶりついた。
「んぐんぐ…んにゅ?」
なんだか…ぴりぴり…するような…?
「柚には山椒がキツイかな?」
「辛いの全般ダメだからな…甘めのやつ作ってもらおうか?」
「兄さん、もっと」
「ちょっと待ってね。柚用の頼むから」
僕兄さんのと一緒でいいのに…。
あ、兄さんの分が少なくなっちゃうからかな?
それなら仕方ないよね~。
「はい。柚のだよ。錦糸卵は抜いてもらったからね」
え…僕あのふわふわないの…?
僕も食べたいのに…。
「ゆーず。あれ卵だから。また息苦しくなりたくないでしょ?体も痒くなっちゃうし」
「…ふにゅ……った」
「骨刺さっちゃった?」
痛かった…。
うなぎ美味しいけど骨あるから嫌ー!!
直人兄さんは僕の器のうなぎを小さく切り分けて出てきた骨を取り除いてくれた。
「これなら刺さらないよ。ほら、あーんして」
「あー」
あぐっ。
…あ、これ僕うなぎよりタレのが好きかもしれない。
「兄さん!!ご飯っ!!タレ付きのご飯っ!!」
「はいはい」
タレのいっぱいついたご飯美味しい~!!
「もっと!!」
「え…柚…?他のも食べよ?ね?お野菜も食べないと」
「やだっ!!ご飯がいいの!!」
「栄養偏っちゃうから。柚の好きな人参のグラッセだよ?甘いの好きでしょ?」
やだやだ!!
僕はご飯が食べたいのー!!
「やぁっ!!」
「柚、これもあーん」
「あー…んぐ。むぐむぐ…っ!?」
からい!!
痛い!!
「夏!!夏のは山椒もわさびも入ってるから!!」
「柚!!水!!水飲め!!」
ごきゅごきゅごきゅ。
「ぷはぁ…ひりひりするよぉ…」
「氷でも当てるか…」
翔兄さんは冷蔵庫から出した氷をアイスピックでさらに小さく削り、僕の舌の上に乗せた。
ぴりぴりなくなるかな…あれ?
この氷ちょっと大きいから口が閉じれない…。
「…」
なんか無言で首につけられた。
なにこれー?
僕下見えないからわかんないよ~。
ぽたっ。
待って!!
ヨダレ垂れた!!
「…よだれかけしてて良かったね。お洋服濡れたら気持ち悪いもんね」
…え。
「夏、柚。2人も食べる?」
「「うん!!」」
僕は直人兄さんの膝の上、夏は自分用の椅子に座っていた。
あれ?
僕だけなんで抱っこ?
「柚、小さな骨あるから気をつけてね」
「はぁい」
あむっ。
兄さんが差し出した箸に何を考えずにかぶりついた。
「んぐんぐ…んにゅ?」
なんだか…ぴりぴり…するような…?
「柚には山椒がキツイかな?」
「辛いの全般ダメだからな…甘めのやつ作ってもらおうか?」
「兄さん、もっと」
「ちょっと待ってね。柚用の頼むから」
僕兄さんのと一緒でいいのに…。
あ、兄さんの分が少なくなっちゃうからかな?
それなら仕方ないよね~。
「はい。柚のだよ。錦糸卵は抜いてもらったからね」
え…僕あのふわふわないの…?
僕も食べたいのに…。
「ゆーず。あれ卵だから。また息苦しくなりたくないでしょ?体も痒くなっちゃうし」
「…ふにゅ……った」
「骨刺さっちゃった?」
痛かった…。
うなぎ美味しいけど骨あるから嫌ー!!
直人兄さんは僕の器のうなぎを小さく切り分けて出てきた骨を取り除いてくれた。
「これなら刺さらないよ。ほら、あーんして」
「あー」
あぐっ。
…あ、これ僕うなぎよりタレのが好きかもしれない。
「兄さん!!ご飯っ!!タレ付きのご飯っ!!」
「はいはい」
タレのいっぱいついたご飯美味しい~!!
「もっと!!」
「え…柚…?他のも食べよ?ね?お野菜も食べないと」
「やだっ!!ご飯がいいの!!」
「栄養偏っちゃうから。柚の好きな人参のグラッセだよ?甘いの好きでしょ?」
やだやだ!!
僕はご飯が食べたいのー!!
「やぁっ!!」
「柚、これもあーん」
「あー…んぐ。むぐむぐ…っ!?」
からい!!
痛い!!
「夏!!夏のは山椒もわさびも入ってるから!!」
「柚!!水!!水飲め!!」
ごきゅごきゅごきゅ。
「ぷはぁ…ひりひりするよぉ…」
「氷でも当てるか…」
翔兄さんは冷蔵庫から出した氷をアイスピックでさらに小さく削り、僕の舌の上に乗せた。
ぴりぴりなくなるかな…あれ?
この氷ちょっと大きいから口が閉じれない…。
「…」
なんか無言で首につけられた。
なにこれー?
僕下見えないからわかんないよ~。
ぽたっ。
待って!!
ヨダレ垂れた!!
「…よだれかけしてて良かったね。お洋服濡れたら気持ち悪いもんね」
…え。
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