普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ

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選択編

柚夏依存症 5

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妊娠してから夏はずーっと僕のそばにいてくれるようになった。
満足!!
「柚。嬉しそうだね?」
「夏が一緒にいるもん♪」
あ…でもこの子が生まれちゃったら夏はまたお仕事で離れちゃうのかな…。
嫌だな…。
気がつくと僕は夏の膝に頭を乗せる形で寝かされていた。
「ふにゅ?」
「いっぱい寝ておっきくなるんだよ?」
「それは僕が?それとも赤ちゃんが?」
「両方。柚は自分の産んだ子供に身長抜かされそうだよね」
…それは…あるかもしれない。
「赤ちゃんグッズたくさん探さないとね」
「…あとベビーシッター」
「意外…。柚、自分でやらないの?」
「僕は夏の相手で精一杯だから」
あと夏を取られたくないというのもある。
「柚…!!」
「イチャついてないでご飯食べてくれますかね?」
「柚琉様。せめて朝食から食べてくださいよ」
「え…お腹すいてないもん」
「もう10時なんですけど?起きたの7時ですよね?」
「お腹空かないもん…」
「お腹の子のためです。食べてください」
…食べなきゃだめ?
夏を見上げると…頭を撫でてくれた。
「よく食べてよく寝るんだよ~」
「だから僕まで大きくしようとしないで!!」
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