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選択編
夏羽ルート 1
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「柚ー?」
ぱさり、紙の落ちる音。
「…見つけた。どうして隠れたの?」
「…僕は…僕は画家じゃないって言われた…夏と一緒に描いてるって言っても…嘘だって…」
それ言ったやつどこのどいつ?
「…柚」
「分かってるもん…僕が表に出ないから…」
夏と柚で描きあげた絵を夏が表に出す。
…そうするとこの絵を描いたのは夏1人だけだと思われることの方が多い。
柚との合作って説明してるのに…。
「柚、ごめんね。夏の説明が足りなかったから」
「…ん」
前髪をかきあげると擽ったそうに目を細めた。
「…」
ちゅ。
「外ではしないって言ったのに!!」
「柚が可愛かったから。それにここは外といっても夏達の家の敷地内だよ?」
「…うぅ…」
夏達でデザインを決めて父さんにお金を出してもらった今の家。
いつかお金は返すけどね。
「ほら。部屋入ろう?風邪ひいちゃうよ」
「…うん」
柚をサロンから部屋に移す。
…サロンって言っても夕方過ぎると寒くなってくるからね。
「わっ。やっぱり冷えてる…少し早いけど暖炉使う?」
「…夏があったかいからいい…」
柚は夏をソファーに座らせ、自分は足の間に座った。
「あったかい…」
「こうした方があったかいよ?」
柚の背中側から抱きしめ、羽織っていたカーディガンの中に入れてみる。
「柚暖かいの好きだもんね。暑がりで寒がり」
「…お部屋が居心地いいんだもん。あと夏があったかい」
「夏はついでなの?」
「…………………夏はいて当たり前なんだもん…」
「っ!!柚可愛いっ!!」
「わぁっ」
勢い余って柚をソファーに押し倒してしまった。
うん、でもいっか。
「柚、ちゅーしよ?」
「さっきした…!!」
「まだ足りないもん」
顔中、いや体中にキスをしても足りない。
「…柚、キスと…他のことはしちゃダメ?」
「他…?」
「知らないの?ちゅーよりいい事沢山あるんだよ?」
「…いいこと…」
「気になってきた?ならお風呂行こっか」
「…お風呂?」
柚を抱き上げてブランケットをかけてお風呂場に向かう。
ふふん。
19年待った甲斐があった~♪
少しでも失敗すると柚はすぐ警戒するようになっちゃうからね~♪
「な…夏どうしてそんなに楽しそうなの?」
「えへへ~内緒っ」
ぱさり、紙の落ちる音。
「…見つけた。どうして隠れたの?」
「…僕は…僕は画家じゃないって言われた…夏と一緒に描いてるって言っても…嘘だって…」
それ言ったやつどこのどいつ?
「…柚」
「分かってるもん…僕が表に出ないから…」
夏と柚で描きあげた絵を夏が表に出す。
…そうするとこの絵を描いたのは夏1人だけだと思われることの方が多い。
柚との合作って説明してるのに…。
「柚、ごめんね。夏の説明が足りなかったから」
「…ん」
前髪をかきあげると擽ったそうに目を細めた。
「…」
ちゅ。
「外ではしないって言ったのに!!」
「柚が可愛かったから。それにここは外といっても夏達の家の敷地内だよ?」
「…うぅ…」
夏達でデザインを決めて父さんにお金を出してもらった今の家。
いつかお金は返すけどね。
「ほら。部屋入ろう?風邪ひいちゃうよ」
「…うん」
柚をサロンから部屋に移す。
…サロンって言っても夕方過ぎると寒くなってくるからね。
「わっ。やっぱり冷えてる…少し早いけど暖炉使う?」
「…夏があったかいからいい…」
柚は夏をソファーに座らせ、自分は足の間に座った。
「あったかい…」
「こうした方があったかいよ?」
柚の背中側から抱きしめ、羽織っていたカーディガンの中に入れてみる。
「柚暖かいの好きだもんね。暑がりで寒がり」
「…お部屋が居心地いいんだもん。あと夏があったかい」
「夏はついでなの?」
「…………………夏はいて当たり前なんだもん…」
「っ!!柚可愛いっ!!」
「わぁっ」
勢い余って柚をソファーに押し倒してしまった。
うん、でもいっか。
「柚、ちゅーしよ?」
「さっきした…!!」
「まだ足りないもん」
顔中、いや体中にキスをしても足りない。
「…柚、キスと…他のことはしちゃダメ?」
「他…?」
「知らないの?ちゅーよりいい事沢山あるんだよ?」
「…いいこと…」
「気になってきた?ならお風呂行こっか」
「…お風呂?」
柚を抱き上げてブランケットをかけてお風呂場に向かう。
ふふん。
19年待った甲斐があった~♪
少しでも失敗すると柚はすぐ警戒するようになっちゃうからね~♪
「な…夏どうしてそんなに楽しそうなの?」
「えへへ~内緒っ」
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