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高校生編

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「ん~久しぶりの学校だー!!」
「柚何ヶ月ぶり?」
「まだ1ヶ月だからっ!!そんな数ヶ月も経ってないからっ!!」
「そうだったね。これから授業だけど…大丈夫?」
何が?
僕は何を聞かれたのか分からず首を傾げた。
「ついていける?体調悪くない?」
「ん~…夏と樹くんに教えてもらったから大丈夫…だとは思う。体調の方は大丈夫だよっ!!」
「今朝は微熱寸前までありましたけどね」
「寝起きだったもん!!」
寝起きは体温高いんだもん。
「じゃあ先に職員室行こうか。一応復帰したこと伝えないと」
「うんっ!!」
…ねぇもういいかな?
さっきから気にしないようにしてたけど…なんか…すごく見られてる気がする。
どうしてだろう…。
「…あぁ。柚琉様は知りませんでしたね。夏羽様は先日、生徒会に入られたのですよ」
「えぇ!?聞いてないっ!!」
「だって言ってないもん。まだ会計だし会長ぐらいになったら伝えればいいかなって」
「むぅ…」
生徒会かぁ…これからお仕事増えちゃうのかな。
そうしたら僕樹くんとふたりっきりで登下校しないといけないのかな…。
「柚、そんな悲しそうな顔しないで。朝の仕事は当分ないから。しばらくは柚
一緒に学校行けるんだよ?」
「ほんと?」
「本当に。…ひと月ぐらいはね」
…1ヶ月…だけ。
…1ヶ月…頑張って体調崩さないようにしよう。
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