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高校生編
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「柚あーん」
「あー」
んむっ。
んまんま。
「柚、夏のは食べる?」
「もうお腹いっぱいだからいらない」
なんか忘れてる気がするけど。
僕はぼーっと夏を見て…思い出した。
「夏!!」
「あ、柚もやっと気づいた?」
「うにゅぅ…どうしよう」
父さん来ちゃった…。
どうしたら翔兄さんのところ行けるんだろう…。
「どうしたの?」
「…話す?」
「…話さないと行けない気がする…」
「「あのね」」
あ、一緒に言っちゃった。
「翔兄さんのところ行きたくてこの旅行の計画したの…」
「内緒で行ってびっくりさせようと思ったの…おねがい、連れて行って?」
「…やっぱり」
ふぇ?
「これを考えたのが夏と柚だって聞いたからなんとなくそんな気はしてたよ」
「「バレてた…の?」」
え?
嘘…。
「2人とも携帯の着歴は気にしてないでしょ。定期的に樹と睦樹に確認するように言ってたんだけど柚は海外のガイドブックを読むし夏は翔とのメッセージのやり取りが格段に増えてたよね?」
……え。
僕は後ろに立っていた樹くんを見た。
「ロックかけてたのに!!」
「指紋認証は寝ている柚琉様の指をお借りしましたから」
「にゃぁぁ!!ロックの意味が無い!!」
「やっぱり父さんにはかなわないんだなぁ…」
うにゅぅ…。
「いいよ。食べ終わったら行こうか。翔の今の仮住まいは僕が用意したものだし」
…父さんに聞くのが1番早かったんだ。
僕達必死に兄さんのいるところがどの辺か考えてたのに。
「あー」
んむっ。
んまんま。
「柚、夏のは食べる?」
「もうお腹いっぱいだからいらない」
なんか忘れてる気がするけど。
僕はぼーっと夏を見て…思い出した。
「夏!!」
「あ、柚もやっと気づいた?」
「うにゅぅ…どうしよう」
父さん来ちゃった…。
どうしたら翔兄さんのところ行けるんだろう…。
「どうしたの?」
「…話す?」
「…話さないと行けない気がする…」
「「あのね」」
あ、一緒に言っちゃった。
「翔兄さんのところ行きたくてこの旅行の計画したの…」
「内緒で行ってびっくりさせようと思ったの…おねがい、連れて行って?」
「…やっぱり」
ふぇ?
「これを考えたのが夏と柚だって聞いたからなんとなくそんな気はしてたよ」
「「バレてた…の?」」
え?
嘘…。
「2人とも携帯の着歴は気にしてないでしょ。定期的に樹と睦樹に確認するように言ってたんだけど柚は海外のガイドブックを読むし夏は翔とのメッセージのやり取りが格段に増えてたよね?」
……え。
僕は後ろに立っていた樹くんを見た。
「ロックかけてたのに!!」
「指紋認証は寝ている柚琉様の指をお借りしましたから」
「にゃぁぁ!!ロックの意味が無い!!」
「やっぱり父さんにはかなわないんだなぁ…」
うにゅぅ…。
「いいよ。食べ終わったら行こうか。翔の今の仮住まいは僕が用意したものだし」
…父さんに聞くのが1番早かったんだ。
僕達必死に兄さんのいるところがどの辺か考えてたのに。
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