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高校生編
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「あぅ…あつい…」
「何か飲み物でも買ってきましょうか?」
「うん…」
プールから上がったら…物凄く暑かった。
「柚鼻は治った?」
「うん!!」
「夏お腹すいちゃった。ご飯頼まない?」
「ごはん…?プールサイドなのに…?」
「ここはプールから随分離れてるしご飯食べても大丈夫なんだよ。柚は何食べたい?」
父さんは僕を膝に乗せてメニューを広げた。
「ん~…読めない」
「そうだったね。…写真付きは数種類しかないし柚にはわかんないか。じゃあ父さん達でいくつか頼んでおくからそのなかから食べたいのを食べたらいいよ」
「ありがと」
…でもメニュー頑張って読んでみよう。
これが確か羊で………そこまでしかわかんないよぉ。
「あ。夏これにする」
夏は写真のついていないものを指さしていた。
「夏わかるの…?」
「わかるよ」
…ぐすん。
「お待たせ致しました。…どうされたんですか?」
「自分だけ分からないのが嫌で拗ねちゃったんだよ。柚も勉強頑張ってるんだからすぐ読めるようになるって。料理は専門用語もあったりするから読みにくいだけだから、ね?」
…でも夏は読めるもん…。
体調悪い時以外は夏とおんなじ勉強してるのに。
僕は頬を膨らませたまま樹くんの持ってきたジュースを飲んだ。
…トロピカルジュースかな…美味しい。
「ちょっとだけ萎んだね」
あ、ほっぺたつんつんしないでっ!!
むぅ…。
「あれ?また膨らんじゃった」
「何か飲み物でも買ってきましょうか?」
「うん…」
プールから上がったら…物凄く暑かった。
「柚鼻は治った?」
「うん!!」
「夏お腹すいちゃった。ご飯頼まない?」
「ごはん…?プールサイドなのに…?」
「ここはプールから随分離れてるしご飯食べても大丈夫なんだよ。柚は何食べたい?」
父さんは僕を膝に乗せてメニューを広げた。
「ん~…読めない」
「そうだったね。…写真付きは数種類しかないし柚にはわかんないか。じゃあ父さん達でいくつか頼んでおくからそのなかから食べたいのを食べたらいいよ」
「ありがと」
…でもメニュー頑張って読んでみよう。
これが確か羊で………そこまでしかわかんないよぉ。
「あ。夏これにする」
夏は写真のついていないものを指さしていた。
「夏わかるの…?」
「わかるよ」
…ぐすん。
「お待たせ致しました。…どうされたんですか?」
「自分だけ分からないのが嫌で拗ねちゃったんだよ。柚も勉強頑張ってるんだからすぐ読めるようになるって。料理は専門用語もあったりするから読みにくいだけだから、ね?」
…でも夏は読めるもん…。
体調悪い時以外は夏とおんなじ勉強してるのに。
僕は頬を膨らませたまま樹くんの持ってきたジュースを飲んだ。
…トロピカルジュースかな…美味しい。
「ちょっとだけ萎んだね」
あ、ほっぺたつんつんしないでっ!!
むぅ…。
「あれ?また膨らんじゃった」
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