普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ

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高校生編

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「ここだよ」
「おっきいっ!!…けど人いっぱい…」
「柚怖い?大丈夫?」
「…だいじょうぶ」
僕は母さんと手を繋いだ。
うん…大丈夫なはず。
「ふふ。自分からおててつないで…高校生なのにいいの?」
「いーの!!…どうせ高校生に見られないし…」
くすん…小さいままだもん。
「ゆずー!!行くよー!!水族館の中にレストランあるんだってー!!」
「水族館のレストラン!?」
お魚モチーフとかあるかな?
子供用かな?
…子供って嘘ついちゃいけないかな。
どうせ子供1人前分も食べられないんだし…いいよね?
「ほら!!いこっ!!」
夏は僕のもう片方の手を掴み引っ張った。
「夏は元気ね」
「元気すぎて僕ついていけない…」
…でもご飯は楽しみ。
「柚はどのお魚さんが見たいの?」
「えっとね……ちっちゃいの!!」
「ふふ。それじゃたくさんいるわよ」
…ちっちゃいのだもん。
「奥様、柚琉様は以前映画で見たクマノミのことを言っているのかと」
「くまさんっ!!」
「あぁ。あの映画ね。樹はよく知ってるわね」
「柚琉様が何度も見たいとせがむので私まで覚えてしまいました」
「私もです。夏羽様はここ最近ずっと柚琉様と一緒にいらっしゃるので」
「くまさん見るの!!くまさん!!」
「くまさんじゃなくてクマノミよ?」
「くまのみっ!!」
「じゃあ行こうか」
レオンは僕達の前を歩き出した。
ふんふふ~ん♪
いっぱいお土産買わなきゃっ!!
父さんの分と、翔兄さんの分、直人兄さんとあと蛍くんと司さん!!
司さんと蛍くんは会えるかどうかわかんないから食べ物以外にしよっかな。
…でも僕蛍くん以外に友達出来ないんだけど…どうしたらいいかな。
他の子怖い…。
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