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高校生編
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「はぁ!?ちょ、ちょっと待ってよ!!そんな話聞いてないよ!?」
「今言ったじゃない。今日から3日間私と夏と柚はアメリカに行ってくるわよって」
「今ね!!たったいま初めて聞いたよ!!」
「母さん。飛行機乗り遅れちゃう。レオンが待ってるのに…」
「そうね。じゃああなた。いってきます」
「いってきますじゃなぁぁい!!」
パタンとドアが閉まると父さんの声は全く聞こえなくなった。
ふふん。
今日は母さんと夏と一緒に飛行機乗るんだもーん。
乗るのは3回目だけど前は行きも帰りも寝ちゃったから知らないもーん。
「ふふ。そんなに楽しみなの?」
「「楽しみ!!」」
「だけど気をつけてちょうだいね?いくら樹達がいると言えどあなた達はまだ子供なのよ?」
「母さん。夏は柚を守りながらでも戦えるよ?」
「じゃあ柚。柚は迷子にならないように母さんとおててつないでましょうね」
「はぁい」
…あれ?
繋ぐの僕だけ?
僕だけ迷子になると思ってるの?
確かに迷子になった回数は僕が飛び抜けて多いけど…。
「それにしても海外の水族館なんてよく思いついたわね」
「レオンがチケットくれたからね。柚が水族館好きって言ったらくれたんだよ」
「ならレオンにお礼を言わなくちゃならないわね」
「うん!!僕頑張って英語でありがとうって言うのだけ覚えた!!」
「ふふ。柚は勉強熱心ね。母さんもう教えてあげられないわ」
そうなの?
「母さん大学まで行っていたけど大学はほとんど中退のようなものだったもの。…柊二と番になってから家から出してもらえなかったのが原因だけども」
…番になったらおうちにいなくちゃいけないの?
どうして?
「今言ったじゃない。今日から3日間私と夏と柚はアメリカに行ってくるわよって」
「今ね!!たったいま初めて聞いたよ!!」
「母さん。飛行機乗り遅れちゃう。レオンが待ってるのに…」
「そうね。じゃああなた。いってきます」
「いってきますじゃなぁぁい!!」
パタンとドアが閉まると父さんの声は全く聞こえなくなった。
ふふん。
今日は母さんと夏と一緒に飛行機乗るんだもーん。
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「「楽しみ!!」」
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「母さん。夏は柚を守りながらでも戦えるよ?」
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「はぁい」
…あれ?
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「ふふ。柚は勉強熱心ね。母さんもう教えてあげられないわ」
そうなの?
「母さん大学まで行っていたけど大学はほとんど中退のようなものだったもの。…柊二と番になってから家から出してもらえなかったのが原因だけども」
…番になったらおうちにいなくちゃいけないの?
どうして?
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